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御森白露の裏設定とかそのへん
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御森 白露(みもり しらつゆ) 狐→妖狐→山神(稲荷神)→妖狐 年齢:800+22歳(尻尾を一つ増やすのに200年) 神としての名は宇迦之白露神(うかのはくろのかみ) 穀物に降りる白い朝露の神、転じて豊穣と水、晴れを司る。 かつては信仰を受け神の座の端くれにいた五尾の狐。 一つの山と集落に崇められていたが、集落の自然消滅により神としての名と力を失う。 その後も知恵持つ獣として各地を放浪したり人里を訪ねて回る(人に化ける術は自前)などして気ままに生きていたが、クロノヴェーダによる歴史改竄に巻き込まれ新宿島に流れ着いた。 そのため、実は平安鬼妖地獄変ディヴィジョンの出身。 術には疎く、精々が人に化ける程度で大げさなものは不得手。 歴史改竄の際に刻逆の影響で零落した神としての自身、仮称黒露(くろつゆ)が分離、顕現。 加護を与えていたというのに自らを崇めるのをやめ離散、集落と山を捨てた人間への恨みが暴走した半身を食い止めるべく死闘を繰り広げた。 最終的に黒露には勝利。ある刀に封じ込めた後、忌椿(いみつばき)という刀の名前で上書きして封印とした。 しかしこの行いは自らを二つに分割し貶めた事に等しく、その上疲弊した状態でクロノヴェーダには抵抗できず、戦力差の前に磨り潰された。……筈だった。 この一件で神としての記憶を全て喪失。自身の過去があやふやな形でしか思い返せなくなっている。対外的には過去に頓着せず深く記憶しない質としている。 記憶こそ無いに等しいが、長年生きてきた事と人から捨てられた経験から、特定の個人に強い執着を抱きづらくなっている。どれだけ親しくなったように見えても、その根底には「どうせいつかは(自分の元から)去ってしまう」という絶望にも似た静観がある。 全てが終わった後には何処へともなく消え去るつもり。何の痕跡も残さず、思い出だけに姿を残して。 メインウェポンは前述の刀、妖刀と化した半身『荒魂・忌椿』。呪詛は炎の如き性質をもち容赦なく白露自身の身をも焼く。 傷こそ付かないものの、刀を鞘から抜いている状態では苦痛に苛まれる為、抜刀は最小限に済ませる戦闘スタイルを構築した。 後に呪焔を抑える宝珠を手に入れたが戦闘スタイルはそのまま。 忌椿は呪詛を過剰に注ぎ込むことで形状を変化させることができる。基本形態の妖刀の他、偃月刀、破刃を含めた三形態。 風使いと氷雪使いは単純な凍結、突風による吹き飛ばし、両者を絡めた吹雪等。氷を生み出せても細かい形は弄れないし、風を起こせても何かに纏わせるぐらいが精々。 というか、本質としては間違いなく祟り神の方が強く、適性としては風、氷雪が4なら呪詛は10ある。(基本他者を害する方向性の呪いと生命を慈しむ為の風、水では戦闘に使うための適性が異なるため) 呪詛と風使いによって斬撃を飛ばすのが十八番。 黒露 白露から分離した負の意識。黒露はあくまで白露との区別をつけるための名で、本当の名は同じく白露。 自分を捨てた人間への憎悪、怒り、悲しみを核としており、事実顕現した際には人間を殺戮せんとしていた。現状は白露に敗北したこともあって人への怒りこそあれど手を出すことは無い。 例外的に子供には若干優しくなる。これは子供が純粋で無垢な存在であるため。 現在は名前を忌椿に上書きされているため、妖刀としての範疇でしか力を出力できない状態になっている。この封印を解いた状態=黒露が白露と合一した姿がネメシス形態。 とはいえ、人への憎悪が多少なり薄れていることは幸運であり、クロノヴェーダという分かりやすい外敵に怒りが向いていることもあり例外的に人間との対話が可能な状態である。 ちなみに時系列上、分離→刀に封印(妖刀化)→クロノヴェーダに抹消される という流れの為、黒露側は記憶を奪われていない。 妖刀に封印されている今の状況でも外界をある程度把握しているらしく、白露の事を「我ながら懲りずに馬鹿なことをしているな」と嘲笑っている。 人間以外の種に対しては尊大ではあるものの接し方は意外にも普通。特に妖狐には親し気に振る舞う傾向にある。 忌椿から湧き出る呪詛はすべて黒露の怒りであり憎悪。刃を一度鞘から抜けば炎の如く立ち昇り尽きることは無い。 呪焔と表現されるがあくまで呪いの範疇。よって水を掛けたり空気を断っても消えることは無い。 ネメシス形態 漆黒の五尾の狐の胸部から上に人の上半身がくっついた異形。ケンタウロスの狐版をイメージしてもらえると分かりやすい。 人の姿も黒髪に黒白目(瞳は赤)、頬や胸部、腕に走る赤い紋様、背中に浮かぶ黒い光輪と様変わりしている。 ほとんど黒露側が肉体の主導権を担っている。暴走形態といって差し支えない。 不完全な状態の為異形の肉体になっているが、当の本人は意外と気に入っている。「神の姿に人が畏れを抱くのは当たり前だろう」とのこと。 パラドクス 月玲燐殿 一から八までの八つの型。それっぽい名前だが全部我流。別に全て刀を使う訳ではない辺りに雑さが垣間見える。 一ノ刻 朔絶(ついたち) 【両断】【精神集中】【勇気】 二ノ刻 繊月・五百重波(せんげつ・いおえなみ) 【高速詠唱】【氷雪使い】【殺気】 三ノ刻 弦月・昇り狐狼(げんげつ・のぼりころう) 【斬撃】【殺気】【結界術】 四ノ刻 望尽(もちづき) 【粉砕】【捨て身の一撃】【呼吸法】 五ノ刻 中宵月十六夜(なかもよいつきじゅうろくや) 【精神攻撃】【誘惑】【風使い】 六ノ刻 居待磐座(いまちのいわくら) 【呪詛】【粉砕】【捨て身の一撃】 七ノ刻 弦月・月輪弐式(げんげつ・がちりんにしき) 【両断】【呪詛】【呼吸法】 八ノ刻 晦冥・闇御津羽(かいめい・くらみつは) 【オーラ操作】【両断】【呼吸法】 ネメシス時パラドクス 神咒・旱之剣(かじり・ひでりのつるぎ) 「 不 遜 」 膨大な呪詛によって構築した巨大な剣で対象を薙ぎ払う。呪詛は接触したあらゆるモノを侵蝕、生命力を枯渇させ崩壊へと導く。 反転し祟り神と化した白露による『水を奪う』、枯渇の権能。我を捨て去ったならば、我が恩恵も捨て去るがいい。 【両断】【呪詛】【呼吸法】
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