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トゥウェルブ・ツヴェルグ設定
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*『トゥウェルブ・ツヴェルグ』 -No12:"熱心教の"Sは、オブリビオンとして敗れた。自身を猟兵と信じてやまず、オブリビオンでありながらキマイラフューチャーの治安を守るために行動する事を正義としていた彼は、骸の海へ還ったのだ。しかし、対外界防衛AI「ランス」の残滓がそれを許さなかった。大多数の情報を骸の海に帰しつつも、『前世の記憶』のみがサルベージされ、中身のないフラスコチャイルド(製作時はその概念がなかったため、単にデザイナーズチルドレンであったとされる)へと注がれたのである。中身のない入れ物にそそがれたNo12:Sの記憶と意思。これを『トゥウェルブ・ツヴェルグ』という。 *特徴 -白の戦闘服に身を包んだ格好で、主に活動する。キマイラフューチャーのアニメーション[シュバルツ・ローヴェ]の主人公をモチーフとしているが、他のフラスコチャイルド同様に正常な空気に適応しきれない為、口元はコートで隠している。また、マジックナイトでもあり、腰に自衛用の剣を備える。 -実は年の割りに豊満な体つきなのだが、精神は男であるために気恥ずかしく、身体のラインの出にくい服装を好む。それでも隠しきれてはいないが。 *『魔笛(マジアシビルス)』 -太古に生産されたサイキックキャバリアの一機。サイキックキャバリアには「適応者」を必要とする。その問題の根本的解決を狙ったのが本機である。本機には専用の適応者が宛がわれる。それは『魔笛』専用に生産されたデザイナーズチルドレンである。本機には専用の小型プラントが搭載されており、「適応者」が何らかの場合に損失した場合、ここより再生産がおこなわれる。よって、本機は常に稼働準備にあった。しかし、当の「適応者」に自我が発生せず、長らく非稼働状態であった。此度、偶然にも「適応者」に意思が芽生えたため、稼働状態へと至る。 --型式:GSW-001:"超能力による重力制御攻撃機構その1号"の略であり、その第一号機である『魔笛』の型式番号。本機は大量の精霊力を稼働に必要としており、自然に吸収する精霊力だけでは稼働もままならない。そこで、魔力強制収縮タービンという精霊力の低い土地でも稼働できるよう、機体各所に装置が施された。出力の安定化がなされるが、常に稼働している。『魔笛』の名前も、この装置が発する高音/高周波が原因である。 --型式:GSW-002:『G.E.F.』。『魔笛』と同時に開発された、背部に搭載される専用のフライングソーサー。『魔笛』の機動力を担うものであり、同時に盾や矛、砲台の役割も行う。 --高出力重力操作魔法:本機の固有魔法。反重力による機体の浮遊のみならず、ブラックホールの精製、敵機の圧搾、切断など幅広く使用される。余剰出力を「適応者」に分配させ、魔法剣として機能させることもある。最大出力時には縮退砲も理論上は撃てるが、被害が半端ではないのでテストされていない。
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