PBWめも
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●未知を追い求める灰色の魔女 『お前の願いはなんだ?』 「……」 山岳地帯へ足を踏み入れたメンカル・プルモーサ(トリニティ・ウィッチ・f08301)の頭の内に鳴り響く狂気に満ちた声。この未開の地を切り開き新たな住処にするのはいいがこの声が鳴り響いたままでは住むところではないのでは? メンカルはそう訝しがった。まぁ、山を調べるついでに声の主も片付ければいいだろうというのがメンカルの出した結論。 『お前の願いはなんだ?』 「……」 しかし声の主をどうにかするまでこの声は延々と頭の内に鳴り響く。そこでメンカルのとった対策は……。 『お前の願いはなんだ?』 「我が従僕よ、集え、出でよ。汝は軍勢、汝は猟団。魔女が望むは到来告げる七つ笛」 それはただ単純に聞き流すこと。現役アルダワ学生のメンカルにとって退屈な授業を聞き流すことなど日常茶飯事。聞こえているが聴いてはない。意識から声をシャットアウトして【夜飛び唄うは虎鶫】を唱える。授業中の内職が必須技能である一部のアルダワ学生ならばこの程度はお茶の子さいさい。召喚された索敵・探索用ガジェットたちを山岳地帯へ飛ばし、気候と地形のデータを収集する。 『お前の願いはなんだ?』 メンカル自身にこれといって今叶えて欲しい願いはない。したいことや欲しいものといった欲はあれどそれはメンカル自身の手で掴むもの。誰かにもらって手に入れるのはメンカルの矜持に反することだった。 「…………」 しかし無視をしていると言っても四六時中語り掛けられるのは鬱陶しい。ガジェットから報告される地形データから家を建てるに適した場所をマッピングしながらメンカルはついでにオブリビオンが潜伏していそうな場所も同時に目星をつけていく。 もし、この声に従う者たちもいるのだとすればそこそこの人数がいるかもしれない。ならばそこをそっくりそのままいただけば声の主の討伐も住処の確保もできて一石二鳥。 そんなことを考えながら未知を追い求める灰色の魔女は山を探る。
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