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氷川権兵衛という男
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読まなくても良い設定集 <狼頭の生物学者> まず第一に、氷川権兵衛は完全なウェアウルフではない。キメラでありデッドマンだ。未来都市に住まうキマイラと非常に酷似している。 厳密に言うと、キマイラのデッドマンのウェアウルフかもしれない。 頭の狼、身体の大部分が人間、そして左腕がウェアウルフ由来である。左腕の移植の際に人狼病に罹ったため、人狼の中でも長生きしているように感じるのだ。 <元ネタ> 元ネタはBloodbornのガスコイン神父、そしてApexlegendのコースティックである。 権兵衛のテーマは「何処に魂があるのか」、そして「継承」である。 彼自身は己の命を投げ打ってでも親友の少年を助けたかったが、結局生き残ったのは狼の彼であり、そのため彼の心中には「親友の命を無駄にしない」といった信念があるわけだ。 また、彼の青年期の育ての親にして師匠である女性の死が、より彼を狂気に誘っている。 その中に、彼自身の魂は存在するのだろうか?己の信念ではなく他者の思いばかりを背負う彼に、自我は存在するのか?まあ前述にある通り「命を無駄にしない」が彼の真の願いなわけだが、些か冒涜的な実験が多いので何とも言えない。 少年の願いは「心優しい獣医」、女性の願いは「自己犠牲、人類の存続」であり、この二人の願いが猟兵覚醒の要因となっている。 実は左腕を取り外し可能であり、もっと言うならば頭も切り離せる。緊急ナノマシンが動き出し、数時間の頭部のみの活動が可能。ただし、身体のメンテナンス時ぐらいにしか使わないので殆ど死に設定。 最近、似たようなキャラクターの登場したゲームがあった。デスストラディングのデッドマンである。 ////////// ////////// <時系列> 0歳: 動物園のハイイロオオカミが誕生、ジャックと命名(特徴;投獄されていた) (ジャックも名無しの権兵衛も意味的には同じ) 偶然にも子狼は少年と出会い、彼らは親友になる (少年の名前は[規制中]、動物の言葉を聞くことが出来た。彼の両親は狩人だったが、少年は獣医になるのが夢だった) [UDC襲撃] 突如動物園を襲ったUDCによって多くの犠牲者が出た 不運なことに、親友の少年も来園していた...ジャックは少年を守り切れなかった そして狼はUDCエージェント氷川怜子と出会う (人狼の女性、犬耳ポニテ。UDC研究者で遺伝学専門。氷川権兵衛は解剖学と進化学の二足の草鞋) 10歳: [キメラ実験開始](過去:実験体) 20歳: 狼と人間のキメラとなる。此処で初めて人語が話せるように [研究者見習い] 30歳: [人類進化実験開始] 40歳:実験失敗、氷川怜子死亡 [猟兵に覚醒] //////////今ここ////////// <武装> <真の姿> 影の怪物が真の姿になり、炎を纏った狼が現れる。(猟犬:これは師匠であり、UCで存在する) 権兵衛の身体が燃え上がり、身体のシルエットが黒く見える中、狼の口の中から眼光が覗く。(狩人:権兵衛本人であり、真に人間になりつつあることの暗喩) 狩人は火の猟犬へと跨り、炎の弓を構える。(ハロウィンコスの伏線:弓の技こそ人間、炎を扱うことこそ人間である。また少年の一族は弓に長ける狩人だった) インディアンの中には狼の毛皮を被った狩人がいたという話が元ネタであり、三人の力が真に一つになった状態である。 <弟子> 何人か弟子が存在する 猟犬部隊:訓練されたハイイロオオカミの群れ。大体いつも物陰に隠れて諜報活動をしているのがダイゴロウ。先陣を切って酷い目に合うのがコゴロウ。 プルトン人のモサク:拉致された豚人オブリビオン、UDC兵器として登録されている。主に食レポと掃除担当。よく狼達に命を狙われている。 氷川零:フラスコチャイルド第一作目。No.0だから零。現在、権兵衛が養育中。成長スピードが速い為、きっといつかはともに働いてくれる...はず。
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