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八重子さんのアレコレ
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【概要と注意】 八重子さんの秘密を詳らかにしてしまうためのメモです。半分背後の備忘録なので、言葉足らずなところもあるかも……。 八重子さんと深めの関係を築きたい方やリプレイ書くけど良う分からへんキャラやなぁ……っていうMSさんに見てほしいです。 逆に普通に交流する分には気にしなくていいことだらけなので、悪いことは言いません。逃げてください。人生において最も無駄な時間を過ごすことになるでしょう。無駄無駄。チョー無駄。 【八重子さんの基本情報】 名前:天雫八重子(本名不明) 種族:東方妖怪(鬼) 年齢:17歳(実年齢不明) 誕生日:2月2日(4月11日) 性別:女(可変) 好物:金平糖、菓子 苦手な物:桃 モチーフ:八重桜、永遠 イメージカラー:ピンク 【八重子さんの概要】 東方妖怪の中でも鬼の人。なんで修羅じゃないのかって?肌色の角が良かったからです。(こだわり) 十代を名乗っているけど、十代じゃないのが透けて感じられるくらいにはおばあちゃん感あふれる感じの性格です。 嘘つきで、周りをよく引っ掻き回して遊んでいます。東方妖怪らしくいたずらと子供が大好きです。 動物が大好きで、捨てられた子や育児放棄された子を見つけては拾ってきているので、多種多様な生物をペットとして飼育しています。 【八重子さんの嘘】 八重子さんはどうしようもないほどに嘘つきですが、その嘘で人を騙すことはほぼありません。嘘をつき慣れている筈なのに、嘘が下手っぴですぐにバレてしまうからです。 ものすごく素直な嘘を鵜呑みにするような人でも、騙しているという罪悪感からすぐにバラしてしまうのも騙せない要因です。 しかし、八重子さんは隠し事は得意なのです。嘘だとバレても、本当の情報を引き出すのは至難の業です。 【個人的な鬼の設定】 角は1〜3本ほどの人型の生命体。 人より大きな2〜3メートルほどの体躯を有し、大きく分けて赤青黄緑黒の5種類の体色を持ちます。 八重子さんは所謂赤鬼になります。(赤くないですが) 男女ともに筋肉が非常に発達しており、肉食獣同様に犬歯が発達して居る個体も多いです。 長くひょろっとした毛のない猫の尻尾のような尻尾を持っており、その先には何故か金属でできた棘の付いた棒状の物(金棒)が生成されます。 この尻尾は切られても再生するため、切って手に持って武器とすることが多いそうです。 然し、痛覚がしっかりとある為、切り離しには激しい痛みが伴います。 この痛みに耐えることで、成人として認められるという文化があり、初めての断尾で得た金棒は、自身の相棒として扱うそうです。 金棒は鬼の指紋というべきもので、一人ひとり形状が違います。鬼はそれをドッグタグのように扱っていた時期もあったそうです。 【八重子さんの過去(古代)】 八重子さんの過去は無駄に長いので歴史と同じ感じに4つに分割しておきます。 八重子さんの長い長い生のはじまりはいつ頃でしょうか。詳しくは決まってませんが大体日本神話時代真っ只中位、鬼ヶ島にて生を受けました。酒屋の娘です。 この酒屋の娘の名前は、実は天雫八重子ではありません。 え?八重子さんの過去じゃないのかって? この酒屋の娘は八重子さんであって八重子さんではありません。後ほど詳しくわかるので、今は酒屋の娘として捉えてください。 酒屋の娘は鬼として生を受け、実家の酒屋は島の唯一の酒屋でした。酒屋の娘は島の中ですくすくと育ち、いつしか島の外に憧れを懐きます。 しかし、鬼というのは人の世に出るには些か禍々しすぎたのです。穏健派の鬼が多い鬼ヶ島では、あまり本州に出る鬼はいませんでした。 酒屋の娘は美少女の名を恣にするほどの美貌を持っており、一度里を歩けば誰かしらは声をかけてくるほどには人気者でしたが、あくまでそれは鬼の中の話。 人間には、化け物にしか見えないのでした。 やがて、酒屋の娘が人で言うところの12になった頃、島にはある変化が訪れていました。 本州に住んでいた鬼と交流を持ち始めたのです。 鬼ヶ島の周りにはそれなりに険しい海流が流れており、荷物を積んだ船で出るのは些か険しい道のりだったのですが、造船技術の向上により、安定した本州との交易が可能になったのでした。 鬼にとって酒は金より価値が高いものでしたので、酒屋も本土の交流に一役買っていました。その酒屋の娘が美人ともなれば、交渉や交流の席に同席することもありました。 酒屋の娘は初めての外の世界に興味を持ちましたが、人との交流をしようとはけしてしませんでした。見てしまったのです。人に見つかった鬼の末路を。 恐怖に駆られた人間は怖いものです。窮鼠猫を噛む、その鬼は首だけでした。 それでも外への興味が勝った酒屋の娘は、日毎に近くの森や山を散策していました。 やがて、酒屋の娘は見つけました。古びた祠と巨大な盃を。 その祠を見るなり、こわせ、こわせ。と破壊欲求が脳を駆け巡り、支配されます。 たまらずその尾で祠を壊すと、出てきたのは首と尾が八つの、青白い蛇の霊でした。 八重子さんの悪友、大蛇谷越との出会いでした。 その小さな蛇は、自身を八岐大蛇という大蛇であり、とある男に倒された。怨念として蘇ったはいいが、こんなところに封じられていて、力が戻らない。協力してほしい。と語りました。 酒屋の娘はその話を半信半疑でありつつも、その蛇に協力することにしました。この頃から見捨てられない性格は健在なのです。 本土の鬼との交流も板についてきた頃、蛇の霊も大きくなり、遂には実体を会得し、人の姿を取れるようになりました。 蛇の霊は改めてお礼をし、今日まで続く友人関係のはじまりでした。 そんな折、酒屋の娘はある男の子に出会います。 その男の子は鬼である酒屋の娘を見ても、怯えるでも、立ち向かうでも、絶望するでもなく、友達になろう。なんて言い出したのです。 しかし、酒屋の娘はその男の子に神聖なナニカを感じていました。 鬼というのは神聖な存在に弱いもので、人に見つかった鬼の末路を見ていたのもあり、酒屋の娘は怖くなってしまい、その男の子から逃げ出しました。 それ以降、酒屋の娘は島から出ないようにしていたのでした。 少し時間の経ったある時、島の悪餓鬼が本土の人間に悪さをしているらしい、と噂になりました。 噂の悪餓鬼達は、親の監視を抜け出して、村人を襲っておやつをもらって帰ってきてしまっていたのです。 一先ずその悪餓鬼達を閉じ込め、どう人間に謝罪するか悩んでいました。 もう、手遅れであることも知らずに。 その日、酒屋の娘は酒蔵で百年酒の為に米をたくさん洗っていました。父は本土へ交渉に。母は塩を作りに出掛けていました。 とても空の青く、心なしか荒れていた海も穏やかだったような気がします。 その日、鬼ヶ島は滅びました。 少しの隠れた子供や妊婦を残して。 3匹の獣を連れた一人の青年に。 それはそれは見事なまでに、完膚無きまでに完敗したのでした。 鬼は元々闘いの種族です。女男関係なく、戦って負けていったのでしょう。 それは、酒屋の娘の母も同じことでした。 酒蔵で隠れていた酒屋の娘は、その騒ぎになんだなんだと顔を出してしまい、目の前でその母の首が落ちる所を見てしまったのです。 酒蔵の奥で息を殺してその男が撤退するまで耐え忍びました。 鬼にとっては、戦いから隠れることは恥ずべき行いでしたが、そんなことはとうに関係ありませんでした。 ただただ、恐ろしかったのです。 酒屋の娘は、恐怖を知りました。 やがて、本土に行っていた酒屋の娘の父を含める鬼たちが帰ってきたとき、その惨状に涙しました。 自身らが島を開けたせいで、皆死んでしまったからです。 あたりに散乱した自身の家族たちに、怯え泣く子どもたち。煩いほどの波の音と、むせ返るような鉄の香りと磯の香りが混ざり合い、惨状を五感で訴えていた。 鬼の生き残り達は死んだ者たちの金棒を纏めたところに立て、自身の不甲斐無さに泣き、島を出ることにしたそうです。 ここに住めるほど、鬼は仲間意識が弱い訳ではなかったのです。 酒屋の娘は一人、別に島を出たそうです。 母を殺した自身の不甲斐無さと、逃げた事を戒めにして、自身を敗者とし、力をつけようとしたために。 父が帰ってきた時には、一通の手紙と断尾された幼さの残る金棒が置いてありました。 【八重子さんの過去(中世)】 まず、本土へ渡った酒屋の娘は、友人の蛇に挨拶に行きました。 蛇は鬼より時間感覚がルーズなのでしょう。あれから数年の時が経ったというのに一昨日合ったような反応でした。 酒屋の娘は力を求め、蛇に頼み込みましたが、蛇の神力は修行より生まれ持った才が必要不可欠と言われました。ついでに才能があんまりないことも知らされました。 かわりに勧められたのが、隣の大陸の術式……仙術でした。 勧められた通りに、酒屋の娘は大陸へ旅に出ることにしました。せっかくの外だから、すべて旅するまで帰らない事にしました。 蛇は面倒と言って、ついてきてはくれませんでした。 そんな折、出会ったのが黒猫です。 黒猫とは、大陸へ出るための船で出会いました。黒猫もまた、外に憧れた猫又でした。 怠け者でしたが、努力家でもありました。細かい作業が好きなくせに、自分ひとりで生きるのが面倒だそうです。 酒屋の娘と猫はすっかり意気投合し、二人で大陸……中国へ向かいました。 その頃の中国は大きな戦争をしており、三つの国が覇権を奪い合っていました。 見物をするには些か物騒な時代、一先ず姿を隠すため森へ向かった酒屋の娘たちは、森の奥で一人の仙人と出会いました。 八重子の師匠。王・李花との出会いです。 酒屋の娘はそのかっこいい仙人と仙術に一目惚れし、弟子にしてほしいと頼み込みます。 その頃の李花は何故か封神武侠界から神隠しにあい、こっちの世界にやってきていました。 元の世界に帰るために模索していてそれどころじゃないと酒屋の娘の弟子入りを断りますが、酒屋の娘がどうしても、と食い下がるので仕方なく弟子にすることになりました。 酒屋の娘はそれはそれは真面目に修行の日々を過ごしました。 その日から、酒屋の娘は道士となりました。 ある日は野山を駆け巡り、ある日は滝を登り、ある日は製薬技術を学び、ある日は仙術を学びました。 李花は初めのうちは見て学べ、といった感じで放任主義でしたが、だんだんとほだされ、色々と教えるようになりました。 そして、ある日、ついに仙術の一部を習得し、酒屋の娘は人の姿を手に入れました。 酒屋の娘はその姿に感動しました。なんて可愛いのだ、と。 その日から酒屋の娘は修行の合間に、師匠から貰った樱花という名を使い、下町で人との交流を楽しんでいました。 八重子の2つ目の姿、黒髪美人の樱花の誕生です。 樱花はお人好しでした。困った子供には助けの手を差し伸べ、悩める青年にはその知識から助言を与え、寂しい老人にはそっと寄り添った。 いつしか、樱花は街の人気者になっていました。 ある日、いつものように目を覚ますと、李花はどこにも居ませんでした。元の世界に帰ってしまったのです。 樱花は悲しみませんでした。師匠が別世界の人間だったのを知っていた為です。 樱花はそのままの生活を楽しみました。悪戯に人と関わり、善行を積んで、自然と戯れ修行に励みました。 そうして、幸せに過ごしていたある日、樱花の元に兵士が押し寄せました。 人ならざるものであるということがついにバレたのです。 樱花は大急ぎで居を移し、追われ、居を移し…というのを繰り返した挙げ句、中国の山の奥の奥、古い祠と木々しかない辺鄙な場所に辿り着きました。 そこで暫く修行を積んだあと、ある晩の事です。 樱花はいつも通り睡眠をしていましたが、急な火照りに襲われます。その火照りはいつしか熱病のような暑さに変わり、寝苦しい夜を過ごしました。 ふと、蛇にでも睨まれているような感覚がしました。 寝苦しい夜は明け、朝起き、汗でべっとりとした体を洗うべく、朝一番に水浴びに行きました。 その水面に写ったのは、白い髪と薄紅色の瞳をした少女でした。 ある日を境に、樱花は黒髪黒目から、白髪桃目になったのです。 そして、樱花は確信しました。「これが、仙人と覚醒した証」と。 樱花は地仙へと生まれ変わりました。 【八重子さんの過去(近世)】 覚醒を確信した樱花は中国へ残る理由もないため、世界を旅することにしました。 様々な国で、名を変え、姿を変え、声を変え、性別や年齢を変え。 世界を回れば、自分の昔憧れた世界以上の世界が広がっていました。 いろんな歴史的事件もこの目で見てきたのです。 ある時、ヨーロッパの川を下っていると、弱った水の精を見つけました。 八重子の友人、リヴィエール・カーレントとの出会いでした。 その頃のヨーロッパの川は川にもよりますが、非常に汚染されていました。 だって生活汚水がぜんぶ川に行くんですもの。 川がきれいじゃないと当然その川の水の精霊は汚くなったりちからを失うものです。出合ったときにはもう川は底が見えないほどに汚染されていて、そんな水の化身が元気なわけがないのです。 当時のリヴィエールはバチイケのケルピーでイケメンと美女をバッタバタと食べていた(物理)だったのですが、もうそんなバチイケな頃は見る陰もなく、馬の姿すら保つことがやっと位には衰弱しきっていました。 こいつぁやべぇと急いでヨーロッパの山奥、汚染されていない小川にその馬のなり損ないみたいな水の精を運び込みました。 しばらく住み込みで面倒を見ていると、水の精はみるみる元気になりました。 療養中に二人はすっかり意気投合しました。 そして、水の精からこんな噂をされます。 「私達、妖怪や精霊は人の認識で好みが変わったり、見えたり見えなかったりするわけじゃない? でも、だんだんと人間たちは私達を忘れているらしいの。 非科学的…なんですって。存在してるのに否定されるなんて、なんだか不思議よね。 …そろそろ、食事もままならなくなるかもしれないわ。」 その頃、イギリスでは蒸気機関が産声を上げていました。 人々の情勢は次々と変化の一途を辿り、噂の通り、妖怪や妖精本気で信じるものは何れの日か消えてゆきました。 ふと、数世紀ぶりに祖国の話を聞きました。 黄金の国、ジパングと呼ばれているのは謎でしたが、世界の物見も終わりにしようと考え、水の精と再開を誓い、自らの祖国、日本を目指しました。 途中、アメリカが思ったより広くて見物に時間がかかりましたが、なんとか日本へとたどり着くことができました。 その頃の日本は第二次世界大戦直前でした。 日本国内は荒れに荒れていましたが、なんとか故郷の方へとたどり着き、数百年ぶりに蛇に会いに行きました。 蛇は数百年ぶりに会ったにも関わらず、変わらない様子で、「早かったの。」と言ってのけました。 蛇の祠のすぐ近くまで村ができていて、国内が異様だな、と思いましたが、数百年も経てばこんなものか、と思っていました。 その頃、人の世は大戦を行っていました。 日本人も外国人も、世界中で人が死に、割と最悪な時代でした。 そんな時代に、妖怪なんて恐ろしくありませんでした。 人のほうが恐ろしかったのです。 妖怪は、だんだんと忘れられました。 【八重子さんの過去(現代)】 人間たちに忘れ去られた妖怪たちは、いつしか幽世に移り住みました。 蛇も鬼も水の精も、みんなみんな幽世へ移り住みました。 鬼は知識欲の塊でした。幽世の隅々まで探索しようとしていたある日、何故か季節関係なく花が咲き乱れる野原をみつけました。 なんともちぐはぐで美しい景色に魅了され、鬼はそこに住むことを決めました。 何故かその花園には様々な生物が迷い込みました。 何故かその迷い込んだ生物は子供ばかりでした。 面倒見のいい鬼は、だんだんとその子達の面倒を見るようになりました。元の世界に返すこともできないので。 やがて、幽世の生活にも慣れた頃。リヴィエールの営む酒屋で、谷越とリヴィエールは酒を煽っていました。 「あいつ遅いのぉ。酒がぬるくなるわい。」 「そう言いつつ待ってる間に5杯飲んだのはどこの蛇かしら?」 「ふたりともー!!」 「遅かったのぉ…って、何じゃその赤子」 「拾った!」 「ちょ、拾ったってどこでよ!母親は?というか耳付いてるし…」 「家の庭で!!この子は私が育てるんだ!」 「「は?」」 「ついに老衰したかお主」 「そうよ!大体人間…人間?が育てられるの?ちょっとアr「大丈夫だよ!ボケてなんてないさ!」 「ふたりとも心配しすぎだって、私を何歳だと思ってるのさ! あと、今日から、私は…八重ちゃんは、【天雫八重子】!八重子さんって呼んでよ!」 これが、この世界に天雫八重子が誕生するまでのお話。続きはまた今度。 【ミィス】 八重子さんの黒猫。とは言っても、この黒猫は他のペットと違い、実は妖怪である。因みに♀。 実は八重子さんと同じくらいの年齢の猫又であり、極度の面倒くさがり屋で細かい作業が好き。 特技はお菓子作りとエクセル。好きなことは寝ること。嫌いなことは決められた労働。 本当は人の姿になれるし、何なら八重子と出会う前は人に紛れて生活していたが、めっちゃ面倒だったので今は猫姿から変わる気はない。 猫の姿でも面倒なのでほぼ鳴かない。 新しいものを見るのが好きだから日本を飛び出そうとしたところを八重子と出会い、今では最早ただの移動手段扱いをしている。 喋るのも動くのも何もかも面倒なので八重子の手の中で撫で回される日々を過ごしている。 【八重子さんと鬼の姿と小話】 生まれたままの本当の姿の方の鬼の姿ですが、八重子さんはこの姿になるのを相当嫌っています。 別に鬼の誇りとか忘れてるわけじゃあないんですけど、人間や動物に怖がられたり、攻撃的な姿だから傷つけそうで怖かったり、筋肉質で可愛くなかったりとで嫌っています。 なにより、自分の姿が段々と母親に近くなっているのが一番の要因だったりします。思い出しちゃうのでね。 鬼としては赤鬼で二本角と割とオーソドックスな見た目です。鬼の平均より身長が低く角が長くて綺麗。 このときの髪も白いのですが、鬼の髪色は基本黒や茶色の日本人と同じカラーリングです。 八重子さんの髪が白いのは老化ではなく、仙人化する際に神の力を一部会得したことによる身体的変化だそう。白色は昔から無垢で神聖な色とされてきたための変化だそう。所謂神使が白いのと一緒です。老化って言うとキレるので注意。 また、瞳の色も元々黒よりなのですが、仙人化のときに変化しました。このマゼンタカラーの瞳は涙の青(シアン)と希望の黄(イエロー)が消えた覚悟の色。希望も悲しみも持たない八重子さんの生き様を表しています。 髪も瞳も元々の仙人化前段階では黒かったため、八重子さんは元々黒髪黒目の大和撫子なんですねぇ… 【八重子さんとファッション】 いつも八重子さんはブレザーを着ていますが、コレは実はどこの高校の制服でもなく、それっぽいものを中古で買って組み合わせています。いわゆるコス…おっと。誰か来たようだ。 八重子さんいわく、「学生といえばコレだよね!」とのことで、若さアピールから着ているんだとか。色味は完全なる趣味ですが。 因みに八重子さんはピンク色が大好きです。可愛いので。 お陰で普通の服もほぼピンクなんです。他の色着ろよ。 背後的な事情ですと、八重子さんのイメージは八重桜なので、桜といえばピンクよなぁ、とピンクがイメージカラーになりました。 【八重子さんの名前と裏話】 八重子さん自身が自分につけた名前なので、わりと由来は雑です。 天雫は、ほぼ響きだけで選んだ謎名字。八重子さんは雨が好きだからそっち要素でもある。 八重子の八重は幾重にも折り重なった八重子自身の歴史と罪という意味で無意識に選んだんだと思います。 背後的には八重子さんの八重は八重桜の八重だったりします。 雨に濡れる八重桜をイメージした名前です。ぶっちゃけ響き。 名前を決めるときに好きな百人一首の一文『京の都の八重桜』から京宮桜とかも候補に上がっていたのですが、八重ってかわいいな、と思ったため天雫八重子となりました。桜要素is何処。 因みに、酒屋の娘時代の名前は鬼語特有の発音になるため、日本語訳されずに謎のまま、という設定があります。ぶっちゃけると酒屋の娘の本名は謎です。 道士時代の名前、樱花は日本語で桜という意味の中国語です。適当ちゃん。 小ネタですが、八重子さんがいつも一人称が『八重ちゃん』や『八重子さん』なのは自分自身が間違えないようにや、八重子という印象を強くするためだったりします。本来の一人称は『私』、もしくは『我』。 【八重子さんの誕生日】 八重子さんの誕生日は2月2日ですが、実は本来の誕生日は4月の11日です。 何故2月2日としているかというと、八重子さんが天雫八重子を名乗りだしたのがこの日だから、という単純な理由です。 4月11日の誕生花は八重桜で、花言葉は「おしとやか」「豊かな教養」。 ですが、2月2日の誕生花はスノードロップ。その花言葉は「希望」もしくは「慰め」。 おしとやかさや教養は嘘で塗り固めて見えなくして、希望も慰めも、どちらも八重子さんには嘘でしかない。ということです。 また、2月2日の誕生石にアイオライトがあるのですが、コレの意味が「真実の愛」…なんともまぁ皮肉ですね。過去の私は誕生日設定に盛りすぎじゃあないですかね。 【八重子さんとお酒】 実は八重子さん。鬼には珍しく酒が弱くて甘党です。 しかし、ここで言う酒に弱いは鬼基準なので、人間にしてみればほぼ笊同然です。 酒はそこまで好きでもなく、谷越との付き合いも偶にするくらいだったそう。 超超ド級の甘党で、甘いものの為なら海を超えることも厭いません。 酒屋の娘それでいいのか。とも思いますが、酒よりケーキと金平糖が食べたいんだから仕方ないじゃないか。 【八重子さんと金平糖】 八重子さんは金平糖が大好物なのですが、これにはちょっとした理由があります。 金平糖とは縁起物としての側面があり、鬼にとってはわりと苦手なものの一つだったりします。 また、金平糖には鬼を遠ざける効能があるとも信じられており、割と鬼への特攻だったりします。 鬼にとっては人間で言うところの木材くらい食べられない物です。 でも、八重子さんはそんなわりと危険な存在を食べ続けています。ある種の自傷行為に近い行為です。 自分の罪とか、恨みとか。そんな不安定な頃に出会った美味しい自傷というわけだそうで、食べるとピリッと痛みが走ります。 本人は金平糖はそんなものである、という認識で、無意識にやっています。 これを知っている谷越は『ああ、またやっている。』位の感覚ですし、知らない人が殆どなため、ただの好物扱いです。 【おまけ 金平糖のここがスゴイ!】 金平糖はその昔、大体戦国乱世あたりでポルトガルから持ち込まれた砂糖菓子が元となって作られた砂糖菓子です。なんと、かのノブナガ・オダのお気に入りとされています。 そんな金平糖ですが、当時高価な砂糖の塊であることに加え、職人が2週間ほどかけて丁寧に作業しないと綺麗に形成できないため、実は結構高級品(元)。 その製造工程から、ゆっくりと繁栄していく、ということを連想するそう。 砂糖はその昔、栄養補給の薬にもされていたため、お菓子というより高級な薬扱いされていたのかも…? また、金平糖は基本5色で構成されています。この5色は鬼の5色と同様に、所謂五色(ごしき)と呼ばれる物になります。(正確に言うとカラーが違いますが…)五色には、幸運や縁起物という意味があるそうです。 また、金平糖はトゲトゲとしていて、可愛いモーニングスターのような形状をしていますよね?あのトゲトゲは悪を…具体的に言うと鬼(ここの鬼は悪病、災厄の意)を遠ざけるとされています。 金棒持ってるのに今更何をと思うのですが、まぁ、苦手なら仕方ない。 そんなこんなから、夫婦円満 子孫繁栄 無病息災 家内安全 招福招来 健康祈願等の縁起物とされます。属性もりもりだぁ… 贈り物にぜひどうぞ! 因みに背後は無駄に甘いものが苦手なので、金平糖はあんまり食べません。 【八重子さんと異性の好み】 幼い頃からモッテモテの人生(鬼生)を歩んできた八重子さんですが、実は恋とかしたことがありません。 そもそもそれどころじゃない道を歩みすぎて恋する余裕とか無いですし。お寿司。 趣味に生きる独身貴族的な生活をしていた+最近の落ち着いた環境だともう娘がいるの2連コンボで、死ぬほど相手がいないし、そもそも籍を入れる気がサラサラないです。 それでも!女の子なので!好みはあるし!恋バナ大好き!! でもまぁ、八重子さんの好みは鬼基準なので、人間とかケモ系の種族が条件をクリアしようとすると石仮面被るしかないのだよ。 因みに鬼基準のイケメンは、角がきれいで髪がふさふさで金棒が立派。ついでに肌の色がパキっとしてるとイケメン判定になります。あと筋肉。 ……人間にはキツイね。 【八重子さんのモチーフ】 八重子さんは度々出てくる八重桜がモチーフのキャラクターになります。 他のモチーフは、鬼、母性、瞬間的な永遠。 すぐに散る儚い花を永遠にしようとする八重子さんは、まるで八重桜よりソメイヨシノですね。 八重子さんの飽き性な性格や、恨みを引きずらない性格は、年毎にすぐ落ちてしまう八重桜のような物なのです。 【八重子さんと 】 蜈ォ驥榊ュ舌&繧薙?繧「繧、繝?Β縺ォ縺ッ縺?o縺ー縺ソ縺ィ縺?≧繧ゅ?縺後≠繧翫∪縺吶′縲√い繝ャ縺ッ蜈ォ驥榊ュ舌&繧薙?繝壹ャ繝医〒繧ゅ↑縺上?∝?驥榊ュ舌&繧薙↓蟆√§繧峨l縺溷シキ蜉帙↑陋?・槭〒縺吶?ょ?驥榊ュ舌&繧薙?螳郁ュキ逾槭〒縺ゅj縲√>縺壹l縲∝?驥榊ュ舌&繧薙′鬯シ逾槭→縺ェ繧矩圀縺ォ逶ョ繧定ヲ壹∪縺励?∬?螟ァ縺ェ蜉帙r謗医¢繧九〒縺励g縺??
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