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坂月司、逆転した運命論者
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○バックボーンA 過去に起こったこと、現在起きていること、未来に起こること、その全ては『運命』というシステムによって貫かれている、という議論がある。しかし、そのような運命が存在したとして、人間の行動に影響を与えることがあるだろうか? カーテンを捲って裏側で蠢く機構の行く末を確認することなど出来はしない以上、この世界に存在するのは過程と結果だけだ。少なくとも、認識できるものは。努力をして困難な目標を達成したという結果が、あらかじめ決まっていた運命なのか、努力という行為が運命を変えたのか判断することは不可能だ。だから運命論に関する議論は、そのシステムを運営しているのが誰なのか、という宗教的議論に持ち出されるのが関の山であり、行動学とか人類学の範疇ではない、とされている。 が、彼女は別だ。元々はとある企業に勤めていたOL、現在は猟兵の運営組織の一員としてグリモアベースで働いている坂月司は、所謂運命論者である。定められた運命は、何を以てしても覆すことは出来ない、と彼女は主張する。例え猟兵でも、オブリビオンでもだ。しかし、彼女の論理はそこに一つの例外を用意している……彼女自身だ。 彼女が操るタロットカードは、出た絵柄によってそれに暗示された運命をもたらす……とされている。魔術師の逆位置なら精神的混乱が、運命の輪の逆位置なら不運が、月の逆位置なら状況の変化が。そしてその結果を導く為に、過程には様々な魔術や、召喚術が差し込まれるというのだ。 しかし結局のところ、やっていることは他の猟兵が行使するユーベルコードと何ら変わるところは無い。自分の力で魔術を行使するか、道具の力を引き出すか、その辺りに違いはあるにせよ、それだけで『運命を操っている』と強弁するには証拠が薄いとは思わないだろうか? それでも彼女は、自分こそが唯一運命を変えることを許された存在なのだという傲慢を未だ内心に隠し続けている。敵であるオブリビオンはもちろん、他の猟兵たちに対してすら
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