PBWめも
このメモは過去のバージョンです。最新版を表示する場合はこちらをクリックしてください。
落浜語
メモ本文更新
本文
※
特殊記述:
*: 見出し
-, #: リスト
*落浜語 かつて名人といわれた噺家、桂馬亭詠丸(けいまていえいまる)の使っていた高座扇子のヤドリガミ。 現在は頼まれると落語を演じるアマチュア噺家でもあり、その際は「語亭落雁」を名乗る。淡々とした早めの語り口で、合う合わないが分れやすい。 いつでも着物だが戦闘時は洋服。戦闘には噺家としての物を持ち込まない、が信条。使う人形は文楽人形を模した物 基本面倒見のいい兄ちゃん。最近、弄られ属性50がついている気がする。 8/10月が綺麗だと伝えた。ら、ずっと綺麗だといわれてしまった。 得手、好き:適当をそれっぽく語る事。噺を聞き喋る事。甘い物。 不得手、苦手:人付き合い。背中に引っ付かれる事。クラゲ ヤドリガミとして、かりそめの肉体を持ったのはここ数年。それ以前から付喪神の様な形で存在。 付喪神の様な頃は、詠丸と彼を敬愛していた川方亭洛清(せんほうていらくせい)のみ、たまに姿が見えていた。 かたりはその二人から呼ばれていた名であり、ヤドリガミになった際、名字を付けるのに合わせて漢字表記にした。 二人を尊敬、敬愛し、依存。本人はそれでいいと思っている。 詠丸が亡くなる際、進めるだけ進んでから会いに来い、途中で振り返ったら怒る、といわれている。 洛清からは、できうる限り生きて詠丸師匠の事を、魂を思いを伝えてほしいといわれた。 置いて逝かれた=詠丸の棺には自身でなく、白竹の扇子が入れられたことに関しては、仕方がない、と思っている。 なにが、と言われれば説明が難しいが、恨む、とは思わない。 ヤドリガミになった直後は、寄席『雪華亭』席亭の計らいで、そこで働いていた。 いつも使っている人形はそこの倉庫に保管されていた。 一年ほどのちに持ち主である、元猟兵からその人形を譲られ、猟兵となる。 『おれ』の事を知らなくとも構わないと思っていた。けれど、それがどこか怖くなった。 知らなかった感情の意味を知った。同時に、約束の本当の意味も、分かった気がする。 乖離していくなら、それでもいい。俺は『おれ』であり、俺。 少しだけ、比重を変えてみても良いと思ったから、少なくともしばらくはそうしてみようと思う。 基本的にいつ死んだって良い、程度の考え。でも、今はまだ―――。 *かたり かつて名人といわれた噺家、桂馬亭詠丸の使っていた高座扇子、そのもの。 扇子でありながら、透けているとは言え幼子の姿を持ち、詠丸及び洛清にはその姿を見せていた。 初めのうちこそ、ただボンヤリと使い手である詠丸の側にいるだけだったが、次第に言葉を覚え、感情を知る。 大概ニコニコと子供らしい姿で、詠丸と洛清に可愛がられていた。 かたり自身も、詠丸と洛清、そして二人の口演する噺が大好きだった。あの日までは。 詠丸の死後、棺へ納められたのは自分ではなく、白竹の扇子。 自分でないことが悲しくて悔しくて、自分の代わりに収まるそれが羨ましくて、妬ましくて。 衝動のままに泣き喚いて、叫んで、その感情が分からなくて、無理に結びつけた感情は恨み。 詠丸の死を境に、姿を取ることができなくなり、20年ほど空白の時間がある。 再び目覚めたとき、はっきりとした実体があった。けれども、その姿は今までの物とは全く違う物。 その姿が何だか嫌で、居心地が悪く。出した答えは、自分をかたる。 見た目に合うように、自分とは掛け離れたものに。 おふたりのことは、だいすきです。でも、やっぱりすこしうらんでます。 なんで、どうしておいていったのですか。 語のもつヤドリガミになる以前の記憶はすべて、かたりの物。 また、本体の高座扇子=かたりであるため、かたりが活動する間の記憶は、かたりが共有しない限り、語が知る術はない。 最近、ヤドリガミ側の提案で互いにそれぞれで見ようと言う事になった。 ヤドリガミは今に多少寄せて、高座扇子は過去に寄ったまま。 それでお互いに存在するでもいいなら、そうしよう、と。 (以下背後纏め) 語とかたり 二重人格というわけではないが、二重人格ともいう。 一人称が俺→語 一人称がぼく→かたり 語はヤドリガミで猟兵の26歳、落浜語 かたりは高座扇子のかたり はたから見ればそこに大きな違いはないが、本人にとっては違う物らしい。 かたりの言い分としては、自分の喋り方や行動では26歳の姿と釣り合わない。なにより、凄く居心地悪い。だから、それらしく振舞えるように落浜語を騙る(演じる)。 記憶は基本共有だが、かたりが不要と思ったものは語と共有されない。(愛憎、主の亡くなった日の事) 語よりも、かたりの方が主たちに対する執着が強く、置いて行かれたことも相まって愛憎(9.5:0.5)もある。 おそらく、仮に語がいずれ主関係で区切りをつけたとしても、かたりがつけられるとは限らない。
目標値:
なし
50文字
100文字
150文字
200文字
250文字
300文字
350文字
400文字
450文字
500文字
550文字
600文字
650文字
700文字
750文字
800文字
850文字
900文字
950文字
1000文字
1050文字
1100文字
1150文字
1200文字
1250文字
1300文字
1350文字
1400文字
1450文字
1500文字
1550文字
1600文字
1650文字
1700文字
1750文字
1800文字
1850文字
1900文字
1950文字
2000文字
文字数(全体):
0
文字
文字数(改行を無視):
0
文字
文字数(改行&空白を無視):
0
文字
編集用パスワード
※
更新