本文編集: アイン・セラフィナイト設定

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*【人物設定・来歴】
出身はアックス＆ウィザーズ。気付いた時にはとある街の路地裏に縮こまっていた。
記憶もない、自分が何者かも分からない。そんな錯乱状態の彼に差し伸べられたのは、それを見かけた老夫婦の手だった。
老夫婦は名前のない少年にアイン（彼らの初めての子供、『一番目』）と名付け、その成長を見守ることにした。
その恩に報いるために、老夫婦が喜びそうなことを率先して行い、平和を日常を送っていたある日。
オブリビオンが街を襲撃、アインをかばった老夫婦は命を落とした。
そんな時、一人の猟兵（レイ）がオブリビオンを打倒、間一髪でアインを救った。
自分はまた何もない存在になってしまった、そう呟いたアインを哀れんだのか、レイは彼に『セラフィナイト』の苗字を与える。
自分のあり方は自分で決める。そう告げたレイの姿に憧れを抱き、自分が自分としてあるために、『自分が出来ること』を見出す旅をしている。
性格は好奇心旺盛、ぐいぐい来るかと思いきや、大人びていて他者への気遣いもできる少年。
読書と本の編纂が趣味。
通常は謙虚で控えめだが、戦闘に入ると率先して前に出る勇敢さも持ち合わせている。根っからの主人公気質。

*【正体】
その正体は、精霊たちが『世界の観測者』として創り出した生命体。
父は時を司る精霊王クロノス、母は『万物』を司る精霊王オリジン。四大精霊の力と大精霊の力を合わせて創られたのがアインである。
精霊に創られた生命体のため、通常の人間、ドラゴニアンとして存在しているが、体内に宿る魔力は無尽蔵と言ってもいい程。
子供の姿は仮初の姿で、精霊たちによって魔力操作の制限をかけられている。
もし制限が解かれれば、アインの内の宿る魔力は周囲に存在するあらゆるモノを魔力に変換する『魂魄喰らい』となってしまう。

*【現在と交友関係】
やがて自分が精霊によって生み出された存在だと気付くのにそう時間はかからなかった。
旅の途中、自身の魔力によって開かれた境界の門から飛び出してきたのは、八咫烏の『森羅』と銀の星『万象』、純黒の鴉と純白の鴉である。
境界に住む鴉たち、彼らはアインを主と認め、あらゆる害悪から彼の身を護っている。
現在はアックス＆ウィザーズの根も葉もない噂を聞いて、禁足地や霊峰と呼ばれる場所へ赴き、封印された魔書の捜索と回収を行っている。
自身の魔力で創り上げた空間内に魔書の蔵を築き、旅で見出したあらゆる叡智を本として格納している。

*【真の姿】
青年の姿へと成長し、全ての精霊と境界に棲む鴉たちを使役する大魔導師へと姿を変える。
一人称は『ボク』から『俺』へと変わり、自身に満ちた表情へ変化。背も高くなり、所持する『白翼の杖』を触媒として精霊魔法を自分の手足のように操る。
自身の無尽蔵の魔力も完璧に使いこなし、本気を出せば指定した対象だけ自身の魔力に転換し取り込むことも可能……ではあるがお人好しな性格と正義感溢れる性格のため進んでそういうことはしないだろう。
憧れ兼、大好きな猟兵（レイ）とたまに他の世界に観光へ行くこともある。（真の姿になるのは、父親であるクロノスの力を借りている）

*【ユーベルコード】
『双翼の聲（レイヴンズ・クライ）』
境界に棲む不可視の鴉を呼び寄せ、対象を追跡する。
鴉たちはアインの魔法発現の座標点となるため、離れていても魔法支援が可能。

『聖空に羽撃く者（プリズマティック・フェザー）』
水晶の翼を羽ばたかせる鴉の群れを召喚する。
鴉たちはアインの魔法を反射し、反射回数が多ければ多いほど魔法の威力は階乗的に跳ね上がっていく。

『幽世の門（ゲート・オブ・ロスト）』
八咫烏『森羅』、銀の星『万象』を含め、使役する鴉たちが棲む境界へ続く門を召喚する。
門から飛び立つ光輝の鴉たちは敵対者の『記憶』を奪い取り、弱体化させる。
追撃はアインの氷結の魔弾。身体能力を奪われた敵を氷結させることで完全に無力化する。

『心眼・神烏の裁き（オーダー・ペネトレーション）』
八咫烏『森羅』の視線によって、境界へ続く裂け目を強制的に発生させる。
『森羅』の視線は境界へ続く門の鍵となり、門から溢れ出た漆黒の鴉羽の刃が敵を斬り裂く。

『心眼・魔烏の看破（オーダー・ウィークポイント）』
銀の星『万象』の視線によって射抜かれた対象は、『弱点』が露わになる。
万象の視線は看破の力を持つ。たとえ不死であろうとも、たとえ無敵であろうとも、『万象』はその弱点を看破する。

『聖霊結晶具現：大地精の剛震（ノーム・ドレイン）』
大地の精霊『ノーム』を召喚する。
ノームから迸った琥珀色のエネルギーの束は敵対者の力を奪い取り、我が物とする。
エネルギーの束はノームの周囲にも展開し、あらゆる攻撃を反射する防壁として機能する。

『聖霊結晶具現：大水精の慈悲（ウンディーネ・リザレクション）』
水の聖霊『ウンディーネ』を召喚する。
ウンディーネは強大な治癒の力を持ち、力尽き倒れたものたちの傷を癒やし、この世に魂を喚び戻す。

『聖霊結晶具現：大火精の浄火（イフリート・ラグナロク）』
炎の精霊『イフリート』を召喚する。
金の炎の体を持つイフリートは周囲に存在するものを炎熱によって「浄火」する。
および、アイン自身は空間に穴を開き、そこから火炎を放射できる。
動けなくなるが、火炎の波という防壁に囲まれたアインに近づくのは至難の業である。

『聖霊結晶具現：大風精の迅風（シルフ：ストーム）』
風の精霊『シルフ』を召喚する。
シルフの風はアインの仲間たちの力を活性化させ、恐るべき速さの恩恵を享受する。
アインを護るために、シルフは被翠色の迅風によって彼を防護している。

『生ぜよ、塵の嵐（ダスト・トゥ・ダスト）』
無機物を対象に吸着する超重量超高密度の増殖する砂に変換して操作する。
無機物は決まって自分の杖。最初は少量の砂だが、時が経つにつれてその量は増加していく。
僅か少量でも付着すれば行動阻害、超高速度で撃てば、敵を圧殺、弾き飛ばす脅威の武器へと変化する。

『編纂・無銘の書（アカシック・レコード）』
自身が編纂した魔書の蔵から、次元を超えて数十冊の魔書を召喚する。
その魔書は予め刻んでおいた誰かのユーベルコードか、眼前に存在する者のユーベルコードを複製する。

『禁術・時の審神者（クロノス・ゲート）』
時を司る精霊王『クロノス』を召喚する。
クロノスは眼前に存在する事象に介入し、アインにとって有利なものに改変する。
時を止める結界を構築することで、他者が受けた傷の固定化、敵の動きを阻害するなど、様々な攻撃が可能となる。

『聖霊封呪・解：魂魄転換（ソウル・イーター）』
精霊たちがアインに施した魔力の封印を強制的に解除する。
アインの内に眠る莫大な魔力を周囲のモノ全てを魔力へと変換し、アインの魔力と同調する。
意識を集中すれば、目的の対象のみへ的を絞る事も可能だが、その間アイン自身は動くことは出来ない。

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