PBWめも
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【このページは、PLの趣向性癖で構成されております。 キャラ設定ではございますが、記載内容につきましては、イラストレーター様、ならびにマスター様にご負担を掛ける意図はございませんことを、予め記載の程をさせていただきます】 ・とある兄弟の話。 ・兄はヴァンパイアの父と領主館に棲まうダンピール。 ・腹違いの弟は人間(後にオラトリオへ覚醒) ・兄は偶然、外で出会った相手が、所持品から自分の弟だと分かると、悪意無くヴァンパイアの父がいる領主館へ招く。 ・兄の母は、ヴァンパイアの元で長生きできようもなく、とうに死別。 ・まだ3~4歳の弟、そもそも疑うという事を知らずに、ついていく。 ・領主館にて、兄は父から教わったピアノを弾き、弟は幼くも母から聴いていた歌を歌った。 ・自分の血を引こうが、たかが人間。ヴァンパイアの父は、最初は他にも己の血を引く子が生きていたと知り、あまりにつまらないので殺すつもりでいたが、歌声を耳に、適当に殺すのは一旦脇に置く。 ・弟は知らぬ間に命拾い。 ・兄は弟の歌をいつまでも聴いていたいと思った。 ・弟は、ピアノも兄の一部として、奏でられる音に純粋に憧れと尊敬をしていた。 ・同時に、自分の息子がピアノの音響く領主館に魅入られている事を知った、貴族であった弟の母は後の祭り。 ・いつ無残に殺されてもおかしくない、どうしようもないと涙しながら、毎日『殺されないことを祈る』ばかり。 ・せめても、と。めちゃくちゃ日々物を与えて日々、弟を甘やかす。 (美しいものを、綺麗なものを。いつ死んでも後悔しないものを。ここで、弟の金銭感覚と生活能力が木端微塵になる) ・ピアノを弾く兄は、歌う弟に約束させる。 いつか、俺のピアノに合わせて歌ってほしい。ずっと、その歌声を聞かせてほしい、と。 ・弟、16歳でオラトリオとして覚醒 兄22歳。 ・オラトリオとして覚醒してから、いっそう魔性じみて美しくなった歌声。 ・今まで表に出ずに庇護だけだった兄の感情が、明確な独占欲と征服欲で染まる。 ・覚醒後、自分への対応が変わり始めた兄に、弟は相手から距離を取るようになる。 ・弟は猟兵となり、剣を持つようになる。 それを機に、兄とした幼い頃にかわした約束に目を背けて、弟は猟兵として姿を消した。 ・良家の箱入り息子の為、様々に慣れないまま。金銭感覚は無いままだが、猟兵の仕事で何をしてもある程度生きていける事を学ぶ。 ・それでも約束という言葉の元、心のどこかで翳り、やめることの出来ないままに歌の練習もする日々。 ・突如姿を消した弟に、兄は嘆く。 ・妄執に近く、弟を今度こそ傍らに留める為に、悪魔召喚士として悪魔を召喚する術を手に入れ猟兵となった。 ・ピアノの旋律で悪魔と交渉し、戦況を変える音色を奏で。そしてその音で相手を縛り、今度こそはずっと共にあれるようにと。
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