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第六猟兵 キャラ設定
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■器物 伝説的な人形師「鮭渡郎(じゃけどろう)」によって作り出された99体の人形の最終作にして未完の遺作。 何を思ったか、人形師は等身大の全身の関節がフル可動するアクションフィギュアを作ろうとしていた模様。 モデルはかつて鬼の腕を切り落とした平安時代の武士。 上半身及び右腕までが本体であり、ヤドリガミとなったその部位に作り物の人形の身体を継ぎ足すことで五体を形作る。 自分の意志で動かせるのは本体のみだが、強力な念動力によって作り物の部位を操作することで、日常的な動作を通常の人間と遜色なく行う事が出来る。 ■年齢 元々の器物としては99年過ごした為、99歳と言い張る。 しかしヤドリガミとしてはまだ生まれたてのペーペーである。 ■性質 無表情、或いは仏頂面だが思慮深く、温和で義理堅い。他人の有り様を極力否定せず、尊重しようとする。 敵と戦うときも相手の境遇や在り方についていちいち考える。 考えた上で、剣を交える。相手を斬るしかないとしても、相手について想いを巡らせる事は大事だと考えている。 その上で戦う相手に慈悲をかけることはないが、倒した自分を恨めと言う程度には哀惜の念を抱く。 相手を気遣いはするが、物言いは率直で歯に衣を着せない上、肝心なことは口に出さない。要するに口下手で不器用。 音楽を密かに愛するが、自分の奏でる音は表面上の模倣に過ぎず、人の心を震わせるモノには程遠いと自嘲する。 元々が人形なので、人間が大好きで何かあれば奉公をしたがる。古道具には詳しいが、横文字に弱い。 自分の損傷を顧みず他者を庇い盾になろうとするが、自分の特性を考慮しそれが合理的だという判断に基づいている。 剣士としては非力であり、自身の速度や半身が作り物である事による特性を生かし、相手を幻惑して意表を突くような戦い方を得意とする。 ■所持品 《妖刀:物欲し竿》 意思を持つ妖刀。全長5尺ほどはあろうかという野太刀。 その刃で斬るモノを求めて使い手に囁きかけるという逸話から強欲の太刀、物欲し竿と呼ばれるに至る。 人形師が道楽のつもりで得たものの、すぐに病死してしまったので99年もの間、作りかけの人形の傍で壁に立て掛けられていた。 退屈と孤独に耐えかね、99年目に壁から倒れて人形の頭を強打したことで、一匹のヤドリガミが産まれ、彼らの物語が始まった。 使い手の身体を時に勝手に操作することで、かつての使い手たちが用いた秘剣の数々を再現する他、使い手が触れていない状態でも鞘から抜け出て動く性質を持つ。 《傀儡の左腕》 人形的な関節がある為、外観上は義手のようだが、念動力で操作することで通常の腕と大差のない扱いが可能。 前腕部が鞘になっており、これを取り外すことで中に仕込まれた刀身が迫り出し露出する。コブラのサイコガン的なやつ。 作り物の身体はよく破損するため、仕込み刀のほうもナマクラを使っており、間に合わせ武器としての趣が強い。 《傀儡懸糸》 傀儡を操るためのテグス糸。 何の変哲もない糸だが、九十九の念動力を通すことで鋼鉄の頑強さと絹糸の靭やかさを併せ持つ強靭な糸へと生まれ変わる。 相手の捕縛、拘束から切断、追跡、操作などその用途は多岐に渡る。 糸そのものを視覚的な囮にして、本命である不可視の念動力を叩き込むなどの搦手も得意。 半透明の白糸と、闇に紛れる黒糸の二種を備え、主に用いているのは白糸。 《雷玉》 身体中の彼方此方に仕込んだ爆薬の一種。 落雷の如き爆音と閃光を伴い、炸裂する。 《三味線》 材料となった三毛猫(♂)の怨念が宿る古びた三味線。 生前の癖が抜けていない為、喉のあたりを擽ってやるとゴロゴロ鳴いて喜ぶ。 ■Image Tune Ninja shall perish
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