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【仮プレ】外宇宙への出航~See You Again
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● 「そうですか、彼女は転生しましたか……。」 シズホは館内の戦いにおいて人形遣いの影朧と対峙するも人形にされてしまった。だが、魂を封印されずに済んだ事を良い事に人形として扱われる事を堪能していた。 暫くして元の姿に戻ったシズホは改めて仮初の命を与えられた人形達と少女の会話の詳細や応接間から出ていった後に少女がどうなったかなどの情報を聞いていた。 「転生したならばどこかの人形店で会えるかもしれませんね。」 美術商に騙されて転生する為に人々を人形に変えていたという事実にシズホは心を痛めた。だが、最終的に少女が無事に転生する事が出来た事を聞いてシズホは安堵した。 勿論、少女を騙した美術商に対して思う所があった。だが、肝心の美術商が既に水差しにされるという因果応報にして自業自得な結末を迎えていた為にシズホは美術商の事は忘れる事にした。 そして、たっぷりと追加の補充を受けた人形達が偶然シズホに仮初の命を与えられた人形達と共に美術品の回収へ向かうのを見送ると作業場の扉へと向かい合った。 「それでは、気を取り直して最後の影朧を鎮めに行きましょう! そういえば……棗さん、そろそろ出てきても大丈夫ですよ。」 「はいはーい! 呼ばれて飛び出て棗ちゃんだよ♪」 作業場の扉に立ったシズホが懐に入れていたマスクを取り出しすとマスクに向けて呼びかけた。周囲の猟兵達がシズホの行動に首を傾げる中、マスクの中から宝海院・棗(もち・ぷに・とろり。・f02014)が飛び出して来た。 実はシズホは今回の依頼に棗と共に参加していた。だが、美術商の持ち物検査対策といsてマスクへと装備品を収納している最中、どういうわけか棗がマスクの中で隠れて居たいと言い出したのだ。 シズホが転移先の世界で協力者を確保する際に使用するその空間は中に入った者がどんなに清楚な者であろうと重度の被虐嗜好になって出て来る。棗はシズホのマスクに吸い込まれた者がどのような過程を経て重度の被虐嗜好になるのかが酷く気になったのだ。 自身の扱う空間の性質を良く知るシズホは棗のお願いを断ろうとした。しかし、棗のあまりにも強い押しに負けてしまい最低限必要な確認をした上でマスクの中の空間に入れる事を了承した。 「棗さん、何かおかしい感じはしませんか?」 「大丈夫だよ! シズホちゃんは心配性だね♪ そんなことよりも私に現状を教えて欲しいんだよ!」 「それならよいのですが……。まずは部屋の中にある陶芸品は絶対に壊さないでくださいね。」 一通り観察してシズホの様子に特に異常がない事を確認したシズホは作業場の状況と陶芸家の影朧について棗に話し始めた。この時、シズホは棗が身に纏うレオタードが僅かな起伏も浮き上がらせるほどにピッチリと張り付く物にすり替わっていた事に気が付いていなかった。 ● 「うわぁ~本当に陶芸品だらけだね♪」 「……棗さん、くれぐれも壊さない様に気を付けてくださいね? だけど、陶芸品が全て部屋の隅に置かれているのは好都合です。」 シズホに聞いた話通りに陶芸品に溢れた作業場に棗がはしゃぐなか、シズホは陶芸品が部屋の隅へと移動させられている事に笑みを浮かべていた。 というのも今の陶芸品の配置がシズホの目的を達成する上で都合が良かったからだ。作業場の状況確認を終えたシズホは一角で陶芸品の整理をする。 「性懲りもなく来ましたね。さて、あなた達は何にしてあげましょうか。」 「そんな事を言っていられるのは今のうちです! 棗さん、いきますよ!」 「わかったよ♪」 ゆっくりと近づいてくる陶芸家に対しシズホは両手に糸を展開してゆき棗もその身を無色透明に変化させてゆく。流石の陶芸家も明らかに奇襲を狙う布陣を警戒したのか歩みを止めた。 動きを止めた陶芸家に対しシズホはドーム状に展開した糸に篭る事により炎が飛んできても対処できるように備えてゆく。だが、籠城の態勢に入ったシズホに対し陶芸家は怪しい笑みを浮かべた。 次の瞬間シズホの世界が高速で回転を始めた。 「色々対策を考えたみたいだけど、ろくろの事は知らなかったみたいだね?」 「あわわわっ……目が回るぅううううう!?」 いつの間にかシズホの足元に巨大なろくろが出現していたのだ。シズホを上に乗せたろくろは陶芸家の笑みを合図に高速で回転を始めた。 当然ながら足元にろくろが出現している事に気づいていなかったシズホはろくろの回転に巻き込まれてしまう。ドーム状に展開されていた糸はシズホを中心に巻き取られてゆき、シズホの動きを更に封じてゆく。 「そのまま素敵な形の粘土になるまで回してあげます。」 「あぅうううう!」 更に時間がたつにつれてシズホの体が螺旋状にねじ曲がってゆく。陶芸家の生み出した特性のろくろの回転に巻き込まれた者は段々と柔らかな粘土の様になってゆくのだ。 このままではシズホは体の捻じれた粘土人形にされてしまうだろう。しかし、シズホの狙いはこのろくろによる攻撃にあった。 「……目が回るけどぉお……これを待ってたのよぉおおお!」 「うわあぁああ!? わたしの作品に変な液体が!」 ろくろの速度が最高潮に達しシズホの体の変形が本格化した直後、シズホの体から黒い液体が散布され始めたのだ。 高速回転により勢いのついた液体は部屋の隅に置かれていた陶芸品へと降り注ぎ黒く染めてゆく。陶芸家は自身の作品に付着した液体を拭きとろうとするがつるつると滑ってしまい落とす事が出来ない。 それならばとろくろを止めようとすればろくろに付着した液体が原因で回転は止まらない。陶芸家がろくろの異常に慌てふためく中、シズホも別な意味で慌てていた。 「なんで……棗さんまで……巻き込まれているんですかぁ!?」 「それは……私が轆轤でぐるぐる回るのが……好きだからだよー!」 いつの間にかろくろの上にシズホだけでなく棗までもが乗っていたのだ。当初はシズホが陶芸品の保護を行い、陶芸家が棗を撹乱し時間を稼ぐという計画であった。 だが、攪乱をするはずの棗が一緒にろくろの上で回っているのだからシズホが慌てるのも無理はないだろう。 「それにぃ……私も一緒に回った方が……早く終わるしキモチいいと……思うんだよね♪」 「ちょっとまって……棗さん今何を……うわぁあああ!?」 棗がさらりと溢した言葉にシズホが青褪めた。棗はしっかりとマスクの異空間の影響を受けていたのだ。 今の棗はどんな危険な攻撃でも進んで受けに行く重度の被虐嗜好の持ち主と化している。そんな棗が無様な陶芸品にされてしまうろくろに乗る事を我慢できるわけがなかった。 「あぁん……このままじゃ棗さんと合わさって……芸術にされちゃうぅ……でもそれもありぃ!」 「はぅう……きっと怒った陶芸家さんにぃ……凄く厭らしい陶芸品にぃ……されちゃうんだよぉ!」 棗はろくろの回転でねじ曲がった胸と両手からリボンを展開するとろくろの回転を更に早めてゆく。ろくろの回転が早まったことにより二人の体の変形は早まりあっと言う間にマーブル模様の球体へと変化してゆく。 そして、回転速度が最高潮に達した瞬間、シズホと棗であった塊はろくろから抜け落ちて陶芸家へと突撃した。 ● 「ちょっ!? こっちにくるな! うわぁあああ!?」 突如地して突撃してきたマーブル模様の塊に陶芸家は成す術もなく轢かれた。そして、マーブル模様の塊は独楽の様な形その場で高速回転しマーブル模様の液体を撒き散らし始めた。 独楽から撒き散らされた液体は先程とは比べ物にならない勢いで陶芸品へと降り注いでゆく。そして、独楽が回転を止める頃には作業部屋の殆どがマーブル模様に染まっていた。 「うぅ……酷い目に遭いました……うぎゃぁあああ!? わたしの作品がぁああ!?」 暫くしてマーブル模様の独楽の中から這い出してきた陶芸家は絶叫した。自分の作品はおろか作業場全体がマーブル模様に染め上げられているのだから当然の反応だろう。 陶芸家は必死に作品にこびり付いた液体を取ろうと奮闘するがやはりつるつると滑ってしまい取る事は叶わなかった。 「あはははは……よくもわたしの作品を台無しにしてくれましたね……! いいでしょう、あなた達は望み通り厭らしい作品にしてあげますよ!」 自身の作品が台無しにされた事実に唖然とする陶芸家であったがそれは直ぐに怒りへと変化する。怒りの矛先は当然この状況を作り出したシズホと棗だ。 陶芸家は二人であった塊を両手で持ち上げると新たに生み出した轆轤の上へと叩きつけて全力で捏ね繰り回し釉薬を絞り出し粘土の塊へと変えてゆく。 「まずは大まかな形を整えてあげましょう。」 陶芸家はろくろを回転させると粘土の形を整えてゆく。程なくして出来上がったのは瓢箪に近い形ながらも広い口を持つ壺だ。 続けて陶芸家は表面を滑らかに整える為の牛ヘラ……ではなく先がギザギザになった細工用のヘラだ。陶芸家は壺の形状を歪めない様に注意しながら壺の内側に波打つような模様を描いてゆく。 「内側が終われば次は外側の装飾をしてあげましょう。」 内側の細工を終えた陶芸家は予め取り分けておいた粘土とヘラを使い装飾を施してゆく。下側の膨らみ部分に4つの鏡餅を思わせる突起を貼り付け、括れの部分に臍を思わせる窪みを掘り込んでゆく。 更にぽっかりと拡がった口の部分の2か所を少しだけ尖らせるとその部分を中心に装飾を施し、尖った部分の先端と括れの臍を思わせる装飾の付近を繋ぐように細長い取っ手を取り付けた。 「ふふふふふ、後は釉薬を塗って焼き上げれば完成です。」 壺としての造形を終えた陶芸家は壺にマーブル模様の釉薬を塗ると炎で包み込み焼き上げた。こうして完成したのはクリアペールブルーと紫が複雑に入り混じった壺だ。 一見何の変哲もない瓢箪型の壺だが手に取ってみれば乳輪まで膨らんだ乳首を思わせる飾りが取り付けられている。更に口の部分や壺の内側に注目してみればぽっかりと拡がった秘所を模している事が見て取れるだろう。 挙句の果てに取っ手部分はその手の知識がある物が見れば細長く引き伸ばされた女性の敏感な突起を模している事が丸わかりだ。結論としてその壺は女性の恥ずかしい部分をモチーフにした大変厭らしい壺であった。 「望み通り厭らしい美術品になった感想は如何ですか? ふふっどうやら嬉しいみたいですね。」 こうして陶芸家により厭らしい壺にされてしまったシズホと棗は取っ手部分を優しく撫でられてぶるりと小刻みに震えた。
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