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【仮プレ】外宇宙への出航~See You Again
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● 「子供だ大好きなお母さん、か。」 リダン・ムグルエギ(宇宙山羊のデザイナー・f03694)は岩場に腰かけながら思いにふける。 今回の相手は生物を若返らせて赤子に変えるという問題行動こそ起こすが、その行動原理に悪意はなく、純粋に子供を愛でたいという感情に基づいているという。 ふと、リダンの脳裏に実家の家族の姿がよぎる。そして、猟兵としての活動やデザイナーとしての仕事が忙しくて家族と疎遠になっていた事を気が付いた。 「こういう時、たまには実家に親孝行しないとって思うわね。このクッションなんて送ったら喜ばれそう?」 リダンは足元に敷き詰められたクッションを手にとる。シンプルながら出来の良いこのクッションは【時蜘蛛の糸】で作られている。 今は触れるだけで瞬く間に5歳児相当まで若返る程の魔力に満ちた危険物だ。しかし、ティタノミルマが倒されれば触れた者を緩やかに若返らせる……言い方を変えれば程よく疲れを取るクッションとなるだろう。 そして、親孝行という言葉からティタノミルマを倒す為の作戦を思いついた。 「そうね、今回の作戦は親孝行、よ。」 この作戦を成功させるには相応の準備が必要になりそうであった。しかし、楽をする為の苦労が大好きなリダンにとってそれこそ望むところなのだ。 そして、リダンは懐から携帯端末を取り出すと意気揚々と作戦を楽に実行する為の準備を始めた。 ● 「わーい、おもちゃがたくさーん!」 洞窟の広場にリダンの無邪気な声が響き渡る。猟兵達の多くがティタノミルマに立ち向かう中、リダンは沢山の仔蟻達が屯する遊び場へと突撃していた。 遊技場には木製の遊具や玩具が沢山置かれており仔蟻達はそれを仲良く分け合いながら遊んでいた。 「アタシもあそびにまぜて!」 リダンが果敢に声をかければリダンに悪意や敵意がない事もあって仔蟻達は快く遊びに加えてくれた。そして、リダンは仔蟻の身体能力の高さに時折ヒヤヒヤさせられながらも仲良く遊んで行く。 そして、仔蟻達と大分打ち解けたのを見計らいリダンは仔蟻達へある質問を投げかけた。 「そういえば、皆はママのことだいすき?」 「だいすきです。おかあさんはわたしたちにとてもやさしくしてくれます。」 「そうだね、ここにきてからみんなしあわせいっぱいなんです。」 「……んっ。」 リゼルの質問に対する仔蟻達の返答は一様にティタノミルマに対する好意に満ち溢れている。同時にその言葉には仔蟻にされる前の生活の片鱗が伺えた。 そして、仔蟻達の返答にリダンは笑みを浮かべると仔蟻達に提案を始めた。 「あなた達のママ、ホントにやさしいのね。ねぇ、みんなはいつもがんばってくれているママにお礼をしたくない?」 「っ! ──たしかに、お母さんのために……おれいはしたい……。」 「でも、どんなことをすればいいの?」 「アタシにいい考えがあるわ。皆でママのためにマフラーをつくるのよ。」 リダンの作戦、それは仔蟻達に毛糸のマフラーを作らせる事であった。 一見すると意味の内容に見える作戦だが、この作戦で重要なのはマフラーを作る為の材料なのだ。 「けいとのマフラー? わたしたち、つくりかたがわからないの。」 「こんなこともあろうかとつくりかたをしらべてあるわ。あとは皆ですこしずつ作れるようになればいいのよ。」 「マフラーを作るのはいいけれど、ざいりょうはどうするのですか?」 「そこはあなた達のママにお願いするのよ! この床もあなた達のママが作った物なんだからきっと沢山の毛糸を持っているはずよ。」 リダンは仔蟻達にティタノミルマから毛糸……『時蜘蛛の糸』を貰いマフラーを作る様に誘導してゆく。 そう、リダンは仔蟻達を通じてティタノミルマに時蜘蛛の糸を作らせる事によって寿命を一気に消費させる事を狙っているのだ。 更に仔蟻達がマフラー作りに夢中になる以上、仔蟻達によってティタノミルマを討つ事の妨害をされる事を防げる一石二鳥の策でもあった。
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