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【仮プレ】外宇宙への出航~See You Again
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● 「洞窟があっと言う間に雪の降る迷宮になるなんて相変わらずキマフューの技術力は無駄に高度です……。」 花は数分前とは比べ物にならない程に寒くなった迷宮を呆れた様子で見渡す。雪が降り注いでいる事に関してはポーラリアが原因なのだがそう疑われても仕方ないのがキマフュー驚異の技術力だ。 その身を寒さに震わせながらも大きな狐の耳を立て盛んに周囲を見回しながら迷宮を進む。迷宮が寒くなったのは困りものだが、降り注ぐ雪は花に大きなメリットを齎していた。 「洞窟の時には邪神の足音が聞こえなかったんですよね。」 花は洞窟状の迷宮を探索する最中、常に聴覚による索敵を行っていた。しかし、邪神はその巨体に反して足音を全く響かせなかったのだ。 だが、石造りとなった迷宮には雪が降り注ぎ花の靴が隠れる程度に降り積もっている。この降り積もった雪が邪神の歩行を雪を踏みしめる事による独特の音という形で把握する事を可能にしたのだ。 こうして邪神の位置を把握可能となった花はいつでも矢を射れる様に弓をつがえると探索を再開した。 「視覚を通じて能力を発動すると言うことは見られただけで駄目ってことですよね。」 花は聴覚による索敵を続けながらも邪神の能力を再確認する。邪神の能力は発動条件の気軽さの割にその効果は極めて凶悪だ。 見られるのが駄目である以上、花に取る事が出来る手段は限られて来る。考えた末に末に花は一つの戦法で行く事を決める。 「ここは邪神が視認できない程の距離からの狙撃でいきましょう。相手は蜘蛛ですし視力はそれほど良くない筈です。」 花は通路の奥を見据えながら呟く。迷宮の壁には氷で出来た装飾から放たれる光で仄かに照らされている為か、目を凝らせば思いの外遠くまで見渡す事が出来る。 ユーベルコードによる補助も活用すれば索敵や位置取りでしくじらない限り邪神よりも先に視認する事が出来るだろう。 「後は狙撃に最適な場所探しですね。邪神と鉢合わせしない様に索敵は怠らない様にしないと……。」 斯くして花は邪神と戦う為に狙撃に最適な場所を求め迷宮を彷徨い始めるのであった。 「ここで待ち伏せするのが良さそうですね。」 迷宮を彷徨い始めて暫くして花は漸く狙撃に最適な場所を見つけ出す事が出来た。その場所は強化された視力を最低限活かせる程度の広さがあり、攻撃後の退路も確保されていた。 狙撃地点を見定めた花は瞳を閉じると耳をすまして邪神の位置を探り始めた。やがて邪神が花に向けて接近を始めた事を察知すると花は弓を構えると精神を集中させてゆく。 精神の集中に伴い花の眼が研ぎ澄まされてゆき通路の最奥が朧気ながらも見えて来た。花はいつでも矢を放てるように弓を引き絞って始めた。 そして、通路の曲がり角から邪神の狐頭が飛び出した。 「よーく狙って……そこです!」 花は邪神の頭に狙いを定めると矢を放った。矢は邪神に向けて一直線に飛ぶと花の狙い通りに邪神の8つある瞳の内の1つを貫いた。 しかし、邪神は頭に矢が突き刺さっているにもかわらずその動きに変化はない。今の邪神は呪詛で動く人形にすぎず痛がるための痛覚は機能していなかった。 だが、邪神の視力は相当に悪いようで狐の頭が花のいる方角へ向けられているにも関わらず花は無事であった。 「この調子で他の眼も潰してしまいましょうか」 予想以上に上手くいっている事に花は調子づき、邪神の残りの瞳も潰さんと弓を再び引き絞り始める。だが、邪神の全身が曲がり角から出た瞬間にそれは起こった。 ばくんっ! 「あれ、なんだか身体が動かしづらくなってきました……。」 脳裏に咀嚼音が鳴り響いたかと手足が動かしづらくなってきたのだ。当然、そんな状態では狙いを定める事が出来るわけもなく花は焦り始める。 だが、花に起きた異変はそれだけに留まらなかった。 バキッ! 「……えっ? なんですか……これ?」
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