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【仮プレ】外宇宙への出航~See You Again
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● 「菴募?縺ォ縺?k縺ョ?」 旅団員達を次々と餌食にした『お友達』は最後の獲物を餌食にすべく迷宮に放った眷族からの情報を頼りに迷宮を彷徨っていた。 しかし、いくら探しても獲物は見つからない。今も不自然な盛り上がりこそ見つかるが肝心要の獲物の姿は影も形もないのだ。 「螢√?蜷代%縺?°縺ェ縲」 「……行ったみたいですね。」 やがて、ここにはいないと判断したのか『お友達』は不満げな鳴き声をあげると何処かへと去ってゆく。 そして、『お友達』がその場を去ってから少しして不自然な盛り上がりの中から雪乃が顔を出した。 「私だけでも無事なら最後にみんなを回収できますし、生き残ることをがんばりましょう。」 迷宮で仲間と逸れた直後、雪乃は自身の姿を隠す事に奔走していた。スノウパラソルに床から剥がした石畳を貼り付ける事により即興の隠れ蓑を作り上げたのだ、 その後は時折現れる『お友達』を隠れ蓑でやり過ごし、『お友達』が居座るようであれば雪結晶アーマーで作り出した囮で引きつける事によりその場からの離脱する事に成功していた。 「それにしても、今回の『お友達』は元々邪神だったそうですが随分とポンコツですね。」 雪乃が作り出した隠れ蓑は即興故に何かが隠れている事が丸わかりな代物であり、囮も『お友達』の能力を顧みれば即座に見破られても可笑しくはなかった。 しかし、『お友達』は隠れ蓑を間近で見ても隠れている雪乃に気が付かず、囮も自身が直視しても存在が改竄されない事に疑問を抱く事もなく追いかけてゆくのだ。 それはシエナによって『お友達』にされた影響かそれとも元よりこうであったのか。雪乃が判断を下すには聊か情報が足りなかった。 「何れにせよ、楽に生き残れそうなのは幸いです。」 『お友達』がこうもポンコツならば後は雪乃が行動を誤らない限り危険はないだろう。雪乃は当初掲げた目標が予想以上に容易に達成できそうな事に安堵した。 「戻って来るまでの間隔が、だいぶ短くなりましたね。」 既に両手で数えきれなくなる程に行われた『お友達』の襲撃を凌いだ雪乃はスマートフォンの時計を見ながら呟く。 最初の内は一度襲撃を凌げば再襲撃までに十分程度の間があった。だが今は5分も経たないうちに再襲撃を受けていた。 「どうやら、皆やられてしまったようですね。」 雪乃は襲撃の間隔が短くなった原因を『お友達』が襲撃する対象が自分以外にいなくなった為と判断した。それは雪乃が掲げた最後まで生き残るという目標が達成できた事を意味していた。 「そろそろ遊びの時間も終わりです。」 目標を達成できた以上、雪乃に『お友達』を放置する理由はなくなった。いい加減、『お友達』も満足できたであろうと考え雪乃はお遊戯会を終わらせる為に行動に移った。 「繧?▲縺ア繧翫>縺ェ縺」 『お友達』は未だに最後の獲物を求めて迷宮を彷徨っていた。眷族は依然として不自然な盛り上がり以外は何もない場所を知らせるばかりで役に立たない。 獲物が目の前の盛り上がりに隠れている事に気が付く事なく『お友達』は苛立ちの混ざった鳴き声をあげる。そんな『お友達』の足元にある不自然な盛り上がりから声が囁かれる。 『氷漬けにしてあげる。』 囁き声に合わせる様に『お友達』の足元から極寒の冷気を纏った雪が吹き荒れる。雪は『お友達』の体を触れた部分から瞬く間に凍り付かせてゆくが『お友達』はその事に気が付かない。 それどころか凍り付いている事に気づかぬまま動こうとした為に『お友達』の脚が大きな音をたてて砕けてしまった。足が砕けた為に石畳に横たわった『お友達』の体を雪が包み込んでゆく。 「縺ェ繧薙〒縺?#縺代↑縺???」 「おとなしく……キレイに……凍ってくださいね……♪」 雪乃の心なしか艶やかな囁き声と共に邪神はその身を完全に凍り付かせた。 「そろそろ大丈夫、でしょうか?」 『お友達』の足音や鳴き声が聞こえなくなってから暫くして雪乃は即興の隠れ蓑を出ると辺りを見渡す。フローズン・ブラストの猛威に晒された迷宮は青白く凍り付いておりその一角に大きな氷の山が佇んでいた。 雪のが氷の山に近づき目を凝らしてみれば中には体の至る所が欠損した『お友達』が封入されていた。 「あっ…………どうやら、氷越しに見ても問題はなかったようですね……。」 『お友達』を直視してしまった事に焦る雪乃だが一向に身体が改竄される事はなかった。どうやら今の『お友達』を見る分には身体が改竄される事はないらしい。 それが『お友達』が倒された事による物かそれとも直視という判定が雪乃の想像以上に厳しい為かは分からない。それでも『お友達』が完全に無力化されたと判断して良さそうである事に雪乃はため息をつく。 暫くして迷宮の壁に罅が入ったかと思えばそのまま崩壊して細かい粒子へと変化してゆく。数分もすれば迷宮は影も形もなくなり、代わりに広大な白い空間が広がっていた。 更に何処からともなく蜂娘を思わせる『お友達』が飛来すると氷の塊と化した『お友達』を何処かへと運び始めた。どうやら、お遊戯会は終了したらしい。 「それじゃあ、皆さんを迎えに行きましょう。」 雪乃は『お友達』の餌食にされてしまったであろう仲間達の様子を見るべくVR施設の出口へと歩き始める。途中、見覚えのある衣類が床に散乱していたので嫌な予感を覚えながらもそれを回収してゆく。 そして、VR施設の出口の扉に辿り着いた雪乃は意を決して扉を開くと施設の外へと足を踏み出した。 ● 「予想以上に愉快な事になっていますね。」 遊戯の勝者に握手をして貰おうと群がって来るキマイラ達を押しのけながら脱落者の避難所へ辿り着いた雪乃はショーウィンドうの中を見て苦笑する。 ショーウィンドウの中には雪乃の予想通り、邪神の餌食となった旅団員達が飾られている。 「これは冬妖精達でしょうか?」 手始めに目についたのはガラスで出来たテーブルとその上に置かれた食器の数々だ。これらの品々は青や白を基調にした色合いに冬や妖精をモチーフにした可愛らしい装飾が施されていた。 「花さん、ご愁傷様です……。」 続いて目につくのは花の成れの果てであろうマネキン人形だ。弓を構えるポーズを取ったそのマネキンはあろうことか衣類を全く身に着けていなかった。 どうやら蜂娘な『お友達』に運搬される際に衣類を全て落とされてしまったらしい。幸か不幸か局所は簡略化されてツルツルであり、落とされた衣類の代わりだと言わんばかりにクリスマスツリーの飾りが一糸纏わぬ身体に巻き付けられていた。 「もしかして、これがシトーさんとポーラリアさんですか?」 ショーウィンドウ内にシトーとポーラリアが改ざんされたであろう物品がない事に疑問を抱いた雪乃。しかし、改めて花のマネキン人形を見てみればその腕にシトーとポーラリアの成れの果てと思われる品々を身につけていた。 マネキンの両腕には黄金のガントレットが取り付けられている。ガントレットの指パーツや手甲部分に施されたオニキスの装飾の造形からそれがシトーの成れの果てである事に雪乃は気が付いた。 そして、本来なら矢を掴んでいたであろう手は青いガラスのベルを掴んでいる。ベルには天使の衣装を纏った妖精の装飾が取り付けられており、その妖精の顔はポーラリアにそっくりであった。 「これはこれでなかなか良い物ですが、少し物足りないですね。」 ショーウィンドウに飾られた旅団員達の成れの果てである品々を眺めていた雪乃だが、それらの品々に何かが足りない気がしていた。 特に花であったマネキン人形は衣類の類が実質ガントレットのみというちぐはぐさに違和感を拭えずにいた。 どうにかして違和感を拭えないかと雪乃は顎に手を当て考え込む。そして、雪乃は唐突に閃いた。 「そうです……どうせ最後には全部戻すのです、氷でキレイに飾ってあげましょうか……フフフフ。」 どうやら、雪乃は閃いたのではなく魔が差したらしい。明らかに雰囲気の変わった雪乃にキマイラ達が怯える中、雪乃はショーウィンドウの扉を開くと中へ極寒の冷気を吹き込んだ。 冷気は瞬く間に花であったマネキン人形に纏わりつくと凍り付かせてゆく。 そして、雪乃が冷気を吹き込む事を止めてショーウィンドウの扉を閉めれば花のマネキン人形はその様相を大きく変貌させていた。 「中々の仕上がりですね。」 マネキン人形の身体は氷で出来たシトーであったガントレットに合わせる様な造形の鎧に覆われていた。 更にポーラリアのガラスベルは鎧の腰部分へと移動し、ベルを掴んでいた手は新たに氷の矢を掴んでいた。 「これなら花さんも恥ずかしくないですよね?」 雪乃はショーウィンドウ越しに花に微笑む。 確かに遠目から見る分には鎧は花の裸体を隠して言うr。しかし、素材が氷なので間近で見れば裸体が透けて見える却って厭らしく感じる仕様になっていた。 「折角ですから、皆も後で見られるように記録しておきましょう。」 そして、雪乃は芸術品となった旅団員達をスマホのカメラで撮り始めるのであった。
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