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【仮プレ】外宇宙への出航~See You Again
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● 「みんな大丈夫かな?」 アルタはフードコートの一角に置かれたテーブルの下に隠れながら一時退避する為に殿を買って出てくれたアルターエゴ達を心配していた。 敵の攻撃を受けて倒されても一時的に消えるだけという事が分かっていても、アルタにとっては長年の苦楽を共にしてきたかけがえのない存在なのだ。 戦闘音が聞こえなくなってから大分時間がたっているにも関わらずアルターエゴ達は帰ってこない。待ちきれなくなったアルタは隠れる事を止めてアルターエゴ達を探す事にした。 「何これ。誰が用意したの?」 テーブルの下から抜け出したアルタは驚愕する。いつの間にかフードコートのテーブルが沢山の料理により占拠されていたのだ。 右を見ればボリューム満点のハンバーガーセットが、左を見れば湯気を挙げるラーメンが、前を見ればキンキンに冷えたアイスクリームが置かれている。 普段のアルタなら歓喜する光景なのだが、今日はそうもいかなかった。 「全然食べたいと思えない……。」 沢山の料理が目の前にあるにも関わらず食べたいという気持ちが微塵も沸いてこないのだ。不思議に思ったアルタはフードコートに退避するまでに起きた事を振り返る。 そして、逃げる途中で脳裏に咀嚼音が響いた事を思い出した。 「もしかして、これがさっきの咀嚼音の正体? わたしの食べたいって気持ちを奪われた?」 アルタは自身の唯一の楽しみを奪われた事に戦慄する。食べる楽しみを奪われてしまったら、今後は何を楽しみにして生きていけばいいのだろうか。 このままでは生きていけないと隠れる事をやめて邪神と戦う決意をしたアルタは手始めに通路へと戻ろうとした。そこで偶然にも邪神と戦う猟兵を見つけた。 「えっ? ……何が起きているの?」 邪神の姿は瓦礫に隠れて見えないが、猟兵は消火剤を周囲に撒き散らすと邪神がいるであろう方向へ突撃してゆく。 消火器による煙幕の中から猟兵の声と邪神の鳴き声が響き渡る。だが、消火剤が晴れると戦闘音は直ぐに止んだ。 そして、邪神と猟兵達が戦っていたであろう場所から何かが浮かび上がってくる。それは、人間から別の存在へと改竄されてゆく猟兵であった。 「そんな……まさかあの食べ物達はわたしのアルターエゴ?」 そして、猟兵が別の者へと改竄される光景を見てアルタはフードコートを突如占拠した料理の正体に気が付く。 フードコートを占拠した料理の正体、それはアルタを守る為に殿を買って出たアルターエゴの成れの果てだったのだ。 「みんな……戻って……うぅ……なんで戻ってくれないの……?」 慌ててフードコートへと引き返したアルタはテーブルに置かれた料理と化したアルターエゴを影の中に戻そうとした。しかし、何度試してもアルターエゴを影の中に戻す事は出来なかった。 僅かな希望をこめて新たにアルターエゴを呼び出そうとしても呼び出す事は出来なかった。その事実にアルタは青褪めた。 もしかしたら、料理を食べれば呼び出せるようになるかもしれない。だが、もしも料理を食べてもアルターエゴを呼び出せなければアルタは絶望する事になるだろう。 「こうなったら邪神を倒すしかない……!」 アルターエゴを助けられる残された可能性は邪神を倒す事だ。沢山の料理を前にアルタは決意を固めた。 ● 「直接戦うわけにはいかない……。どうやって戦おうか……。」 アルタはショッピングモールの通路に最も近い、フードコート入口の案内板の裏に隠れていた。というのも先の猟兵の戦いから邪神の姿を見てはいけない事を理解したからだ。 アルタはどうやって邪神を討伐するか頭を悩ませる。直接対峙する事が駄目な以上、自身の強化する類の技は使えない。かといって遠距離攻撃もその多くが対象を視認できなければオブリビオン相手には効果の薄い技が殆どなのだ。 「無差別攻撃をすればいい……。」 悩んだ末にアルタの出した結論は周囲の地形諸とも邪神を攻撃する事であった。下手すると味方も巻き込む恐れがあるのだが、アルターエゴを助けなければと焦るアルタはそのことに気が付かなかった。
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