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【仮プレ】外宇宙への出航~See You Again
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● 「今まで色んな領域に突入してきたけれども、営業中のショッピングモールは初めてですね。」 波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)は接客をする司書達を見てげんなりとしていた。 拓哉は様々な完全なる邪神の潜む領域での戦いを経験している。 邪神の根城である超次元の渦は深海の様な空間、月明りに照らされた草原と規則性はなかった。代わりに領域を根城にする邪神達は一様に敵意や殺意を露わにして猟兵達に襲い掛かってきたのだ。 「……なんか調子狂うなぁ……。」 しかし、この領域を根城にする邪神はあろう事か猟兵達を笑顔で歓待してきている。その笑顔は明らかに作られたものであるが、敵意や悪意は全く感じられない。 お陰で突入直後から戦うつもりでいた拓哉は出鼻をくじかれてしまっていた。 「お客様は何を求めていらっしゃったのですか?」 一人の司書が拓哉へと問い掛けてくる。ここで下手な回答をすれば司書は妙な誤解をして拓哉の目的が変な目的で訪れたと認識されてしまう恐れがある。 かといって、拓哉には他の猟兵達がしている様に司書の案内されてショッピングモール内を見て歩く気にもならなかった。 「まあ、うん。変に誤解されるよりはマシかなぁ?」 故に拓哉はその場で返答する事にした。 「取り敢えず、コーヒーはないですかね? 今は手持ちがホットしかなくてね。冷たいのを探しているんですよ。」 「お客様はアイスコーヒーに関する物を求めているのですね?」 果たして拓哉の返答は司書に微妙に曲解されてしまったようだ。 拓哉は更にげんなりとするが既に司書は御手を呼び出しての作業を始めてしまっており、訂正は受け付けそうになかった。 「さて、無防備ったけど……これユベコ消したらどうなるんですかね?」 作業に没頭している司書を他所に拓哉はふと思いついた事を試す為の準備を始める。 エントランスを見渡し、逃走に利用できそうな構造物はないか、その構造物からどう逃げる事が出来そうか思考を巡らせる。 そして、逃走経路の目途がたったところで拓哉はミミクリーウォレットから箱型生命体を呼び出してゆく。 「それじゃあやってみますか……化け明かしなー。」 拓哉のやる気のない掛け声に応じて箱型生命体達が司書へと群がり始めた。ある程度群がった所で箱型生命体は狂気の熱と光を発する太陽へと変化する。 司書は箱型生命の光と熱を諸に浴びてしまっているが動じる様子はない。しかし、拓哉のユーベルコードは全く避ける気配のない相手に対して最大限の効果を発揮した。 「おぉ……消えましたね。さてさて、どうなることやら……。」 『偽正・門超最極』の効果によりユーベルコードが封じられた為に御手が途中で消えてしまったのだ。 事前情報では妨害出来ないと言われていた御手の作業を止められた為か司書も電池の着れた玩具の如く動きを停止した。 そして、次の瞬間に拓哉は戦慄する。司書の顔が突如として笑みから無表情へと変化したのだ。 「…………。」 再び御手を呼び出そうとする司書の動きはまるで壊れた人形の様であり、先程まで猟兵達を接客していた者とはとても思えなかった。 司書のあまりの豹変ぶりに拓哉は明らかに危険な雰囲気を感じ取りエントランスホールからの退避を始める。 そして、拓哉がエントランスホールを去った直後、司書はぎこちない動きで受付カウンターに据え付けられた機械へと歩み寄り捜査を始める。 ピンポンパンポーン! 業務連絡、業務連絡、スタッフは至急エントランスホールへと集結してください。 ショッピングモール内全体に館内放送が鳴り響く。同時にショッピングモール内にいる司書達の動きが停止した。 司書達から逃げ回っていた猟兵達が事態の変化に身構えるが司書達は猟兵達なんて知らないと言わんばかりにエントランスホールへと移動を開始した。 「これは結果オーライと見るべきなんですかねぇ?」 一先ず、上の階へと退避していた拓哉の眼下ではエントランスホールに終結した司書達が融合を始めている。 どうやら拓哉の行動が切欠となり邪神は次の段階へ移行する事にしたらしい。程なくして司書達は巨大な黒い球体へと変化していた。 更にエントランスホールに猟兵達が集まり始めているのを見て拓哉は一先ず自分も合流する為にエントランスホールへと移動を始めるのであった。
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