PBWめも
このメモは過去のバージョンです。最新版を表示する場合はこちらをクリックしてください。
心境の変化
メモ本文更新
本文
※
特殊記述:
*: 見出し
-, #: リスト
バス停は『自分を落とした落とし主』を探すことを辞めたわけではないが 本人曰く"それほど重要なことじゃなくなった"という。 (発見に至れたら、文句をぶち撒けてとりあえずぶん殴るだろうけれど) 本体を、"戦闘に正しく使ってもらった"からか、何かを満足したらしい。 使われる方が合っている、と結論を得て ……"生まれてから今まで正しく誰かに使われたことがなかった"歴史を、無事に終えた。 何度でもどこででも使ってくれる方が嬉しいが バス停なんて奇妙なものが、そう我儘をいうべきではないことも理解が在る。 故に、"一番使い方を正しく使う者"に 勝手な都合を押し付けるマーキング(転送術式)を付けて"本体を召喚武器化"する事で手を打った。 "必要なら喚べばいい" "アンタの不慮の事故を護れるなら、本望だ" "武器なんだから、壊れることをはあるだろうけど……アンタが使って死ぬなら後悔はないよ" 勝手なマーキングを施した相手は勝手な客だから、生涯使われる事はないかもしれない。 それでも、バス停は構わなかった。 とても短い人間歴の1年と、とても長いモノ時代を思えば…… 遠く遥かな未来でも、"いつかの訪れを"待つ事をそう苦だとも、思えなかったから。 【2020/09/24〜】 本体を転送するマーキングとは少し異なる趣向の ストラップが作られた。 『喚ばれたら応える』の姿勢はそのままに、ストラップを持つ相手の緊急時には、座標目指してグリモア起動無しで時空を跳ぶ荒業。 己がモノであることを利用して、擬似的に『召喚獣』化する術を編み出したのだとか。 これに至った理由として……何度か言葉をかわしていた"ある客"の旅路には、悪路を進む"足"が必要だとバス停は考えたらしい。 ――俺を使って(読んで)くれたら、いいな。 呼ばれなくてもそれはそれで、構わなかった。バス停はバスとして、猫の手を貸せるようにしただけ。"ある客"は一人で事を為せる強気者。それだけのことだ。 【2020/12/24〜】 "本体の召喚武器化"の唯一のマーキングが消えた。 唯一の、心の在り処を――見失った。 じわじわ感じる喪失感は、虚無感に似ていた。
目標値:
なし
50文字
100文字
150文字
200文字
250文字
300文字
350文字
400文字
450文字
500文字
550文字
600文字
650文字
700文字
750文字
800文字
850文字
900文字
950文字
1000文字
1050文字
1100文字
1150文字
1200文字
1250文字
1300文字
1350文字
1400文字
1450文字
1500文字
1550文字
1600文字
1650文字
1700文字
1750文字
1800文字
1850文字
1900文字
1950文字
2000文字
文字数(全体):
0
文字
文字数(改行を無視):
0
文字
文字数(改行&空白を無視):
0
文字
編集用パスワード
※