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音楽と時計、左右の違い ヴィヴの出生 出会い編
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ヴィヴが猟兵になってしばらくが過ぎました。そしていくつかの事を知りました。 自分が不幸だったこと。世界は無数に分かれていること。そして幸福、何かを好きであるという概念。 ヴィヴは悩みました、不幸も幸福も知らない彼女です。概念は理解できましたが人に不幸と言われるのが分かりませんでした。 説明を受けたヴィヴの中では現状はどう見ても【幸福】なのです。今は自由で、どこにでも行けて、それが異世界まで広がったのでだから。 周りの猟兵たちは彼女を憐れみます。幸福を知らない少女。不幸でしかない少女。貧乳。三人目は血の海に沈みました。 【不幸】だと思うことは一つだけ増えました。 そして彼女は考えた末ダークセイヴァーとは最も環境の違う世界で【幸福と不幸】の勉強に行くことにしました、キマイラフューチャーです。 それは、教えられた概念にすり合わせを行うと前者は【不幸】で後者は【幸福】だと思われたからでした。 そしてしばらくキマイラフューチャーで放浪をしました。それは食べて、寝て、必要なら日銭を稼ぎ…ダークセイヴァーと何も変わりません。 不幸なはずのダークセイヴァーでも幸福なキマイラフューチャーでも同じでした。 それは当然です、ヴィヴにはなにもしたいことが無いのです。それは自由が無いのと同じなのです。そう彼女は自由が【幸福】だと思いましたが、自分が自由だと感じましたが、どちらも持っては居ないのです。 彼女の胸の内は虚無。まだ希望も無ければ未来もない。空洞の闇と変わらずそれを本人は自覚もない。そう他の誰が見ても彼女はどうしようもなく【不幸】で不自由でした。 しかしある時光はさしました。それはいつものようにこんこんをして食事をとり、歩いて、歩いて、歩いて、何も考えず歩いて、なにとも関わらず歩くだけのいつものような彼女の日常。 その日とあるライブハウスでとあるロックスター(自称)がライブをしていました。歩くだけの彼女は本来ならきっと出会えなかったでしょう。 しかし大柄のキマイラとぶつかり彼女は尻もちをつきました。なんともなしに視線を外したその一瞬に偶然、そのライブハウスの前で。 目についた普段は入らない建物、彼女は吸い込まれるように入りました。そして本当の【幸福】の種を見つけました。 ロックスター(自称)の音楽はきっと微妙なのでしょう。客足はまばらです。しかしヴィヴは涙を一滴、そして震えました。 「ああ、世界はこんなにも…」彼女は世界の美しさを知りました。自分の不幸に知りました。そしてたまらず口を開き、初めての歌を───。 ライブは中止になりましたが気にせず彼女は見違えたような笑顔で空を仰ぎ。自分の名前の左右を一つ入れ替えてみるのでした。
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