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歩くニトログリセリン
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アバンラスティス家の問題児 カタリーナ・アバンラスティスは、高名な騎士の血筋にあるアバンラスティス商会の三女として生を受けた。 厳格な父に兄や姉たちと同じく厳しい躾を受けていたが物覚えが悪く、歳の離れた末の弟とともによく折檻されていた。 しかし父は厳しいものの愛を持って接し、兄や姉もカタリーナを落ちこぼれとして扱うこともなかった。 が、素行の悪さが目立ち、弟に無理やり煙草を吸わせたことから家族総出で説教(父は殴りつけそうになったので兄たちに止められ不参加)されて家出。 暴力、窃盗、恐喝と学友や付近の店舗に多大な迷惑をかけた為に遂にお縄となる。自省を促す為に一週間を拘置所で過ごした。 帰宅後は彼女もしおらしく、なることもなく父との喧嘩で流血沙汰となり遂に勘当、行く宛もなければ手荷物もなく社会へ飛び立った。 傭兵として戦場へ アバンラスティス家と縁を切ってからは愛称のカッタを名乗る。 父親に鍛えられた剣の腕を使ってゴロツキどもに自分を売り込み、銃の扱いを覚えより狡猾な生き方を学習した。 が、やっぱりそういう生き方は性に合わなかったので別れの駄賃とすべく世話になったゴロツキどもを纏めて叩きのめして警備隊に突き出し出国。各地へ不法入国を繰り返し、契約金を問わず命を張る傭兵として戦場へ姿を現すようになった。 命令違反、敵前逃亡、捕虜への暴行や略奪行為とやりたい放題だった為にいつしら危険人物としてマークされ、とある戦場で他の傭兵と共に捨て駒として切り捨てられ、この戦いで左腕を失った。 また別区画で彼女と同じく切り捨てられた傭兵たちと共に戦場の脱出を目指すタケミ・トードー(鉄拳粉砕レッドハンド・f18484)と合流、彼女の応急処置もあり一命を取り止めた。 大きな被害を出しつつも戦場の脱出に成功、復讐すべく奮起したカッタを一先ずなだめ、タケミの紹介から破壊的義手を授かる事に。 もちろんその後に元現場指揮官の頭蓋骨を粉砕しに単独侵攻、返り討ち遇い
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