PBWめも
七星優希の人生まとめ
メモ本文更新
本文
※
特殊記述:
*: 見出し
-, #: リスト
TW7(チェインパラドクス)の七星優希の小ネタ。 【2021年8月〜】 現代地球出身。 親しい友人と新人ファッションデザイナー受賞式に出かけようと電車に乗るために新宿駅にやって来る。 そういう時に限って、何故か直前に立ち寄っていた店に財布を忘れてしまう。 せっかちな親友に先に行くように伝えると私は店に財布を取りに行き、無事財布を手にして駅に向かった時に刻逆の被害に遭った。 もちろん新宿以外の地域は消滅したおかげで親友の存在は行方不明、自身が初めて受賞した賞を無かったことにされたおかげで愕然としていた。 その後は親友を探すためにファッションデザイナーとしての本業をやりながらも新宿島のあちらこちらを走り回ることになる。 聞き込みをしたり、街中を散策したりと。 そんな時、金髪のショートヘアの少女を見つけた。あれはきっと親友の姿だ。背中に翼が付いているなんて可愛らしい。刻逆の影響で天使のような姿になったのかな?そう思い声をかける。 『あら、アンタは……』 やっと会えた。大切な私の親友!嬉しさのあまりに走り出す。その瞬間、風圧で身体を吹き飛ばされる。 何が起きたのかわからなかった。 私の横に、『親友の死体が一緒に飛ばされて来た』のだから。 目の前の天使は親友なんかじゃない。親友に姿がそっくりな、天使だ。よく聞けば声も違う。 本物の親友は隣の………肉塊……? 人を嘲笑う天使は私を見ると炎の魔法で私を焼き尽くそうと詠唱を始める。 こんなところで死ぬわけにはいかない。生きなくちゃ。 親友の無念を晴らすためにも、居なくなってしまった人のためにも。 《――生きるために手段を選ぶな優希、黙って殺されるくらいなら抵抗しろ。》 手にあるのは液晶タブレット、攻撃手段には乏しいが盾くらいにはできるだろう。これならなんとかなるはずだ。 正直に言うとそこから先はあまり覚えていない。 おそらく、真っ二つになったタブレットを手にしたまま他のディアボロスに保護されたのだろう。 一つ確かなことは友人の死をきっかけにディアボロスに覚醒したということだ。 命を弄ぶクロノヴェーダ、いや…自己愛のプレタポルテをこの手で反省させるまで死ぬ訳にはいかない。 ――その思いを胸に様々な戦場に出ようとしたが思ったように身体が動かせない。 頭でわかっていても、あの出来事が自分の心に酷い傷を負わせてしまったようだ。 自分に戦闘は向かないのだろう。そう思うと外に出ることができなくなってしまった。 もう駄目かもしれない。 *** そんなことを思い続けて約2年の月日が経った。時間というものは長いようで早い。 突然外へ出てみようと思ったのだ。あのパラドクストレインに乗って、自分のように助けを求めている人の元へ行こうと。 吸血ロマノフ王朝に降るあの雪の寒さが、今も私が生き続けなくてはいけないと伝えてくれているような気がした。
目標値:
なし
50文字
100文字
150文字
200文字
250文字
300文字
350文字
400文字
450文字
500文字
550文字
600文字
650文字
700文字
750文字
800文字
850文字
900文字
950文字
1000文字
1050文字
1100文字
1150文字
1200文字
1250文字
1300文字
1350文字
1400文字
1450文字
1500文字
1550文字
1600文字
1650文字
1700文字
1750文字
1800文字
1850文字
1900文字
1950文字
2000文字
文字数(全体):
0
文字
文字数(改行を無視):
0
文字
文字数(改行&空白を無視):
0
文字
編集用パスワード
※