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澪君を我が家に呼んでみた
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澪くんの家族が一日お留守なので、今日だけ澪くんを家にお招きすることになりました。 ピンポーン 満恵 「はいはーい。 あら、もしかして澪くん?」 澪 「あ……えと、どうも」 満恵 「いらっしゃい、待ってたのよー。 さ、どうぞ入って入って」 澪 「お、お邪魔します」 満恵 「尚子、隆志さん、澪くんが来たわよー」 尚子 「つーゆりきゅううぅぅんっ!(抱」 澪 「ゔっ」 尚子 「うへへへ、相変わらず可愛いのう、小さいのう、いいケツしとるのう~」 澪 「やっ、やめろこのセクハラ魔!///」 隆志 「こら尚子、いきなり抱き着いたりしたら迷惑だろう。 まずはちゃんと確認を取らないと」 尚子 「えぇー、だって絶対断られるもん」 澪 「当たり前です」 満恵 「今飲み物入れてきてあげるわね。 オレンジジュースかなにかでいいかしら」 澪 「あ、いえ、お構い無く」 隆志 「そうだ満恵、なんならアレを出してやったらどうだ」 澪 「アレ?」 満恵 「ああ、貴方が競馬の帰りに買ってきたやつ?」 澪 「競馬」 隆志 「世界に一箱しか無いというプレミアもののお菓子だぞ。 せっかく優しいおばあさんが10万なんて格安で売ってくれたんだ、食べなきゃ勿体ないだろう」 澪 「それ騙されてません?」 満恵 「ごめんなさい、あれならうっかり近所のワンちゃんにあげちゃったわ」 澪 「それ僕の家の前でやりませんでしたかねこの前から犬が7匹くらい玄関先グルグルしてるんですが」 尚子 「私それ一個食べたよ! なんかね、鶏肉の味がした!」 澪 「お菓子だよねそれ!?」 満恵 「ごめんなさい、澪くんの家にまでご迷惑かけちゃったかしら。 でも大丈夫、お詫びに私がそのワンちゃん達追い払ってあげるわ! これ見て、凄いのよ。 この間バザーで売ってたのら犬バリアっていう道具でね、これを玄関先に置いてこのボタンを押すと、人間には見えない不思議なドームがね」 澪 「それもどう考えても騙されてますよね」 満恵 「うふふ、やっぱり七千円も出して買って正解だったわね。 使い道あったでしょう?」 隆志 「そうだな、今回もインテリアかと不安に思ってたけど、流石は満恵だよ」 満恵 「やだわ隆志さんったら、流石だなんて!」 澪 「この親あってのコレか……」 尚子 「え?」 ―――――----- 尚子 「でさー、その時先輩がね」 満恵 「あらぁ、それ格好いいじゃない。 今時そんな人居るのね」 尚子 「でしょー!? 格好いいよね!」 隆志 「なんだなんだ、俺だってそれくらいできるぞ」 満恵 「なぁに隆志さん、もしかして嫉妬?」 尚子 「やだお父さんってば子供っぽーい」 隆志 「それは俺が可愛いって事かな?」 満恵 「そういうポジティブなとこ好きよ私」 隆志 「ポジティブが俺のチャームポイントだからな!」 尚子 「ポジティブだけねー」 隆志 「ははははっ」 澪 「………」 尚子 「ん、どしたの澪くん」 澪 「……」 尚子 「おーい、澪くーん」 澪 「え!? あ、ごめん……なに?」 尚子 「大丈夫? 具合でも悪い?」 澪 「…ううん、大丈夫。 なんか、楽しそうでいいなって思っただけ」 全 「………」 澪 「……え、なに?」 満恵 「……ねぇ隆志さん、今から公園に行かない?」 澪 「え?」 隆志 「お、いいな行こう! 皆でキャッチボールだ!」 澪 「きゃ、キャッチボール?」 満恵 「隆志さん、息子が産まれたら一緒にキャッチボールしたいって言ってたものね」 尚子 「お父さんってば、キャッチボールはいいけど澪は体弱いんだから気をつけてよ?」 澪 「待って待って、なに急に呼び捨てうわっ!?」 隆志 「ほーら澪、たかいたかーいからの、肩車ーっ!」 澪 「えっ、えぇっ!?」 満恵 「ズルいわ肩車なんて、折角息子が出来たんだもの、私も抱っこしてみたいのに」 澪 「息子?」 尚子 「ふつつかものですが」 澪 「お断りします」 尚子 「酷いっ!」 隆志 「ははは、いいじゃないか澪。 家族はいいものだぞー」 澪 「……」 満恵 「今日一日は私達が澪の家族よ。 遠慮しなくていいんだからね」 澪 「……う……うん」 隆志 「よーし、そうと決まれば! 公園まで走るぞ!」 澪 「こっ、このまま!? 一旦降ろしてくださ、わあぁっ!? 怖い怖い怖い走らないでえぇっ!!;」 尚子 「あーあ、行っちゃった」 満恵 「うふふ、澪くんは大人びててもやっぱり子供ね。 尚子、私ボール探して行くから。 先に二人の事お願いね?」 尚子 「あーいあーいさー」 ―――――――――― 澪くん、尚子さんの家で一日息子になるの巻。 佐藤家は世話焼きなので、澪くんが本当の家族を羨ましがってると知ったら喜んで親代わりすると思います。 ちなみにオマケの帰り道。 隆志・満恵 「カーラースー、なぜ鳴くのー、カラスはやーまーにー♪」 澪 「……///」 隆志 「んー、どうした澪。 もっとぶら下がってもいいんだぞー?」 澪 「や、イイデス……重いデスシ…」 満恵 「なに言ってるの軽いわよ。 もっとちゃんと食べさせてあげたいくらい」 隆志 「そうだぞー。 ほーらぶらんぶらーん」 満恵 「ぶらんぶらーん♪」 澪 「ふわっ!? やっ、やめ…うぅ……///」 尚子 「澪くん、お父さんとお母さんに挟まれてお手手ブランコするの図」 澪 「言わないでっ///」 満恵 「そんなに恥ずかしがらなくても、子供なら誰でもやってることよ?」 澪 「僕もう子供じゃな……ていうか、なんで七つの子?」 隆志 「あれ、普通はそうじゃなかったか?」 満恵 「そうよねぇ?」 澪 「……わかんないけど」 尚子 「澪くん明日は私とお人形さんごっこしようね!」 澪 「僕が人形役とかはナシね」 尚子 「何故わかった」 隆志 「そうそう、人形遊びなんて女の子じゃないんだから澪くんはやれないだろう。 てことで、明日は俺と動物園に」 澪 「競馬もナシでお願いします」 隆志 「何故わかった」 満恵 「そうよねー、この二人に付き合ったら澪くんが疲れちゃうわ。 だから私と買い物行きましょうね」 澪 「インテリアは買いませんよ」 満恵 「インテリアじゃないわよー、ちゃんと使い道あるもの!」 澪 「僕は、明日は、帰ります」 全 「ぶーぶー!」 澪 『……コイツら…((』 おわれ。
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