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じーにょのライダー(キルギスのライダー/豪勇のライダー)
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真名:マナス キルギス最長の叙事詩"マナス"において、物語の始まりを担う大英雄。 幼少より数多くの戦争に名を連ね、勝利を重ねてきた。 成長した後は諸部族をまとめるハーンとなり、 守護霊たる四十チルテン、付き従う勇士らと共に多くの敵を屠った。 叙事詩においては少年・青年・壮年それぞれが描かれるが、 ライダーでは最も力強く荒々しかった青年~壮年期の中間にあたる姿で召喚されることが多い。 身長/体重:190cm/92kg 出典:マナス叙事詩 地域:キルギス 属性:混沌・善・地 性別:男性 感情表現が激しく、常に勝鬨のごとき声を上げる。 頭にマホメット(ムハンマド)、中に聖者(ヌーン)、最後に獅子(シーン)の名を連ね、マナスと名付けられる。 幼いころより死と敗北を恐れず、無数の敵に立ち向かう日々を送った。 敵は人に限らず、龍や悪魔を相手取ることさえあったが、それさえも屠り進んでいった。 あらゆる敵をものともせず、獅子に例えられるその姿を人々は崇めたが、 同時に恐れ、怪物と呼ぶこともあったとされる。 最も、マナスはそのすべてを打ち払ったのだが。 総じて、叙事詩において敗北は殆ど存在しない。無敗の英雄として語られる。 マナス叙事詩はマナス本人の物語に加え、息子、孫の三世代から成り立つ。 その一世代目にあたるマナスの最期はあっけないものであり、 敗北した将により祈りの時間を奇襲されてそのまま死亡している。 虚を突かれたが故に倒れたのか、 抵抗したうえで敗北したのか、 それとも抵抗しなかったのか。 マナスの心情は詳しく描かれてはいない。 〇豪勇のカリスマ A- 力と苛烈さによって軍勢を率いる天性の才能。 団体戦闘において、自軍の能力を向上させ、近接攻撃にボーナスを与える。 無敗にして無頼のハーンとしてのスキル。 あらゆる攻撃が必死の一撃になりうるが、 その性質ゆえに人の下に立つこと、足を並べることは不得手。 マスターに仕えるサーヴァントとしては致命的な弱点となるため、 若干ランクが下がる。 〇イリヤースの祝福 B 預言者イリヤースによる祝福を得た逸話に由来するスキル。 武勇に関連するあらゆる判定にボーナスを得るかわり、 小動物や一般人との交渉にマイナス補正がかかる。 〇マナス・バートゥル EX 勇猛の亜種スキル。 叙事詩「マナス」の伝説そのものが昇華されたもの。 知名度によるボーナスの振れ幅が上昇するほか、 大人数での戦闘であるほど筋力・耐久・敏捷にブーストが入る。 『赫灼巨刃・無頼剣』 ランク:B 種別:対軍宝具 アチャルバルス。 白熱する刃と巨大化する炎の刃を持つ魔剣。 マナスの基本武装であり宝具の一端。 敵の数と強大さに応じその刀身を拡張することが可能であり、 振るうと同時に巨大化することで敵軍勢を薙ぎ払う。 『死穿断命・白銃砲』 ランク:A 種別:対人宝具 アクケルテ。 歴史上珍しく叙事詩内に存在する、"魔銃"。 ダマスカスの銃口から放たれる弾丸は、 それと同時に『命中し、心臓を穿つ』という因果にたどり着き、 因果を達成する軌道を描き命中する。 原理としてはゲイ・ボルクのそれに近い。 銃という武器の性質上扱いやすく燃費がいい反面、 即死判定が発生せず、仕留めきれない可能性が存在する。 また、必中効果を発揮するには瞑想と集中が必要であり、 それを成すために必ず詠唱を要求する。 『鉄鋼縛裂・金環槍』 ランク:C 種別:対人宝具 スィルナイザ。 ダマスカス鋼より作られた槍。 穂先には軽度の毒が仕込まれ、敵の動きを鈍らせ連撃を撃ち込みやすくする。 他2種の形態に比べ、取り回しが良い分神秘や特性に欠ける。 だが、その無垢さ故に他の形態が持つ機能の一部を使用可能であるため、 馬上戦では槍型のアチャルバルスとして、 遠方の敵を狙うためロングライフル型のアクケルテとしてなど、 ライダーの奔放な戦い方に基づく応用に長ける。 本シートでは特別言及されず、RP上での使用がメインとなる。 『獅子に集うは四十の勇者』 ランク:A 種別:軍勢宝具 クルク・チルテン。 英雄マナスの出生から死ぬまでを共に歩む四十体の守護霊獣。 マナスにとってのかけがえない戦友であり、守護者。 固有結界として常にマナスの内側に発動しており、 不運・受難から身を守る。 真名解放した場合、四十のチルテンそのものを低級サーヴァントとして召喚可能。 全てが精霊種であり、魔術的な結界ともなり得る反面、 召喚したチルテンの維持には四十人の魔力を要求されるため、基本的に使用されない。 『軍神と白災の落胤』 ランク:EX 種別:対軍宝具/対神宝具(LOST) レムナント・アッティーラ。 英雄・マナスの所持する剣・銃・槍の三武装の総称であり、本来の姿。 キルギス人の祖先とされるアッティラ・ザ・フンの墓から掘り起こされた剣、 そしてその生誕の地とされる遺跡から出土した残骸――ある神の武装から剥がれた欠片、 その2つを用いた強大な魔力兵装として作られたオーパーツ。 強大な魔力を打ち出す弓のようなものとして設計されたが全く安定せず、 炭の確保に森を殺し、焼きを入れるために毒の泉を干上がらせ、 無数の職人の命と祈りを捧げ、当時最高傑作だったダマスカス鋼を用い、 ようやく「聖なる守護と膂力を持つ英雄なら扱えなくもない」程度に仕上げた逸品。 半無尽蔵に生み出される行き場のない魔力を制限するために出力方向を分割し、 白き災いの片鱗として必中必死の魔力弾を放つ、のちに銃と呼ばれる形に似た『アクケルテ』、 大いなる軍神が持つ剣の荷姿がごとく、拡大する炎の刃を発する『アチャルバルス』、 最も魔力を抑え、そのために最も多くのダマスカス鋼と毒の泉の水をつぎ込んだ『スィルナイザ』、 この三形態を要する複合兵装。 かつてマナスの父が戦利品とし、保管していたものを、 あっけなくマナスが使いこなした。 英霊・マナスは、その口伝の元となったある英雄にその名を着せることで生まれた存在である。 殆どは真実だと語るが、一部は尾ひれがついたものだとも語る。 マナスという存在は確かに誰かによって願われて初めて生誕したものだが、 彼自身はそれを背負う気は一切なく、自分が生まれ持った勝利に対する渇望に従って生きている。 だが同時に、己に太陽を見ることを許し、時には気まぐれにそれにこたえることもする。 身勝手に動くが、自分の前に立つ者には敵味方ともに常に真摯に対応することが彼の本質だ。
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