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キリカ設定
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イラストマスター様、MS様へ いつもありがとうございます! 自分がこの作品を楽しめるのも皆様のお力のおかげです! MSさんへ補足:リプレイ内でのキリカの衣装はJCやBUで描かれているものならばどれを描写していただいても大丈夫です。 こちらからは指定することもないので気に入っていただいたものがあれば自由に描写してください もちろん特に言及してくださらなくてもOKですよ! UDCアース出身で人間の女性 25歳 かつてはUDC組織に所属していたが、現在は辞退している 所属していた機関も現在は別の機関と統合されたために既に無い 最も彼女の仲間達は既に全員死亡しているが 戦闘傭兵であり人形遣い 組織を辞したために、現在はUDCエージェントではないが邪神の脅威や危険性を十分に認識している が、現状は人形遣いの要である「からくり人形」がほぼ機能していないために、戦闘傭兵としての能力のみで依頼に赴いている 元々はUDC絡みの事件で惨殺された一家の生き残りで、まだ小学生で身寄りがなかった彼女は、本来は記憶を消された後に施設へと連行される予定であったが キリカの強い意志を見た当時の隊長が猟兵をサポートする自身の組織へと彼女を引き取ることを決める 組織内で数々の学習を行いながら学校へ通い、16になってからはアルバイトの名目で組織に仮所属し、働き出す。 その時の所属部隊は「もう一つの家族」と呼べるほど、彼女にとっては安らぎの場所であった 彼女が18の頃に「セリュ・レグルス」と言う名前の猟兵でもある女性サイボーグと組織を通じて知り合う 何度か彼女の任務をサポートしていくに連れて二人は無二の親友と呼べるほど友情を深めていく 大学を卒業すると同時に組織へと正式に採用されたが、初任務の際にセリュと彼女をバックアップするため現場で活動していた部隊が召喚されたUDCに殺害されてしまう キリカもその部隊にいたために致命傷を負うはずだったが、セリュと部隊の面々が最後の力を振り絞りキリカを庇ったため、重傷となるもなんとか一命を取り留めた 彼女たちにとってもキリカは友であると同時に愛すべき娘であり、妹のような存在であったのだ UDCに二度も家族を奪われ、一人生き残ったことに一時期は絶望していたが、 やがて自分自身に親友と同じ力が芽生えたことを知る 力を得た彼女は、自分を庇って死んだ仲間達の意志を継ぐことを決意 所属していた組織が統合、解体されたため組織を辞し、一人異世界を渡り異形を狩る猟兵となった 自分に降りかかった悲劇を誰にも起こさせないために 絶望的な辛党。 程々に辛いソースをバカみたいにかけるのではなく、バカみたいに辛いソースを程々に掛ける感じ。 ジョロキア、ハバネロ、カイエンペッパーと言った唐辛子系統からホースラディッシュやマスタード、ワサビと言った痛みを伴う辛さまで何でも好き ホットドッグのケチャップとマスタードの比率がおかしい だけどどんなに辛いものを食べても内臓はダメージを受けない 翌日のトイレで呻かないレベル ちょいSっ気がある 相手をいたぶる戦い方とまでは行かないが、挑発した相手が激昂する様を楽しんだりはする たぶん憤死した相手を見たら吹き出すぐらいはする 無表情に思えるほどクールだが、感情の振れ幅がやや小さいだけで抜け落ちてるわけではない セリュには「私よりメカっぽーい」と言われてたりした 本来であれば組織を抜ける際は記憶消去措置を受けるはずだったが猟兵となったために免除された 使用武器は人形と銃器がメイン デゼス・ポア その名前に「絶望(désespoir)」を隠した、血を流す呪いの人形 無邪気な哄笑とも嘆き苦しむ嗚咽ともつかない声を上げる 笑い声はその都度ごとに違い「キャハハハハハハ」と言う少女のような可愛らしい物から「ヒヒヒヒヒャハハハハハ」と言う不気味なしわがれた老婆のようなものまで様々であり一定していない だが、その声はどれも同じ女性の者であると言う事だけはなぜか聞いた者には理解できるという 主な攻撃方法はその身から飛び出る無数の錆びついた刃による強い苦痛を伴う斬撃 かつてキリカの仇であるUDCを目の前で食い殺した主のいない操り人形であり キリカの力を認めているかのように彼女に付き従うが、目の前で仇を殺されたキリカの心はこの人形のせいで宙ぶらりんとなったため、キリカは意図的に避けていた だが、猟兵となって幾多の友と触れ合ううちに、自らの中に眠る力を認め、彼女の主となることを決意する 見た目は可愛らしい人形だが、底の見えない闇のような眼孔が穿かれた不気味なオペラマスクと、棘のように全身から生えた錆びた刃物がその異様さを物語っている キリカと同じく異形に対し非常に強い憎しみを抱いているために、その刃は全て敵対するオブリビオンにのみ向けられる また、彼女を受け入れたことによりキリカのUCは全て変異し、以降はデゼス・ポアを組み込んだ戦法を取ることになる (2020年11月29日追記) その正体は平行世界におけるもう一人の「キリカ・リクサール」 正確にはその魂が取り憑いた人形である 彼女はかつてダークセイヴァーで裕福な商家の娘として生まれたが、異端の神の手により家族ごと皆殺しにされた 死の間際に強い怨念が魂に込められ、天に召されぬまま彷徨い、彼女が持っていたお気に入りの人形に憑依し、特定オブリビオンを狙うオブリビオン―「同族殺し」となった 当初は非常に凶悪な力を持っていたが、邪神に対する底知れぬ憎悪に支配されていたため、当初はただ獲物を追いかける狂犬と変わらなかった そして狂気に支配されながらも自らと家族の仇である邪神を探すため世界を巡り邪神を見つけ出し、その力のほぼ全てと引き換えに打ち倒した 力の大部分を失い、オブリビオンではなくただの呪いの人形となってしまったが、力と同時に狂気も失い理性的な思考も取り戻した 邪神を殺した時にその場に居合わせたキリカをもう一人の自分であると本能的に理解 以降は、異形の全てをこの世から駆逐するべく、志を共にする「もう一人の自分」であるキリカと行動を共にする 死亡した年齢で外見が固定されており、その年齢は奇しくもキリカが両親を殺された時と同じであった。 そのため、見た目はかなり幼いが実はキリカよりも大分年上である 狂気に侵されていた時から上げていた特徴的な哄笑は、その狂気から解放された後も治る事はなかった どうやらクセになっているようだ 真の姿 キリカがデゼス・ポアを心から受け入れて一つになる事で、真の姿「デゼスポア」になる事が可能 幼い少女の姿に変わるが、これはデゼス・ポアが人間だった頃の姿である 姿形こそ幼い少女だが凶悪さは変わらず、身体の各部から生やした刃で敵を切り刻む さらに鋭い鉤爪を持つ大型の無貌の人形達も従えており、その戦闘力は人形の頃よりも格段に上がっている この無貌の人形はデゼスポアの意のままに動き、自身の身長の3倍と言う極めて広い攻撃範囲を持つ キリカの肉体を借りて人間の姿に極めて近くなっているため、人形の時と違って普通に会話をする事が出来る 金色の豊かな髪を三つ編みにした、琥珀色の眼を持つ少女の姿 「私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」と言った、淑やかな少女のように話す また、UC「désespoir」を使用する事で強制的にこの姿へと変身する事も可能 VDz-C24神聖式自動小銃”シルコン・シジョン” シルコン・シジョンと言う名称はフランス語で割礼を意味するがこれは俗称であり 「VDz-C24神聖式自動小銃」あるいは単に「C24ライフル」と呼ばれる事が多い 銃自体に洗礼が行われており、そこから放たれる弾には聖書の箴言が込められている 戒めの言葉を持って敵を討つため、「割礼」の他に「聖歌隊」や「伝道師」の異名も持つ クリムゾンカラーのハンドガードに走る黄金のラインは尋常ならざる力に満ちている証である 強化型魔導機関拳銃"シガールQ1210" シガールと言う名称はフランス語で蝉を意味する 銃声がけたたましく響くことから付いた俗称だが、好んでこの名を使う者は多い 小型で軽く、携帯性が高いマシンピストル 由来がすでに失われた程に古い秘術で強化がされており 放たれた弾丸には物理以外にも魔術的な力学が作用しており、その威力はドラゴンの皮膚すら貫くと言われ、一般的な拳銃とは一線を画す 取り回しがよく、セレクターでセミオートとフルオートの切り替えが可能だが、フルオートで撃ち続けると暴れ回る銃身の制御が難しくなるため、銃弾を周囲にばらまく使い方でも無い限りキリカは指切り撃ちで対処している 銃身を彩る黄金のラインは魔術強化の副産物であり、トリガーを引くと朧気に輝き、秘術の力を撃ち出される弾丸に付与する さらに、超常の力であるユーベルコードを使用してさらに強化された秘術の力を付与された弾丸は、それ自体が様々な属性を帯びた魔法弾となる オーヴァル・レイ アームドフォートの一種だが、固定ではなく浮遊砲台という位置付けの兵器である 名前の通り卵形の形をしたそれは、使用者の念動力により意のままに空を飛び回り、各部に埋め込まれた宝石の様な特殊なレンズから非常に強力な粒子ビームを放つ 元はセリュ・レグルスが自身の技術力を用いて造り出した武器であり、この武器を使い彼女は幾多もの世界を渡り、数々の敵と戦ってきた 所有者の死と共に、この武器の役目も終わるはずであったが、死の間際に彼女が所有権をキリカに委譲した 自分の代わりに、大切な友人を災厄から守れるように、と 宙を自在に動くオーヴァル・レイで死角からの攻撃を防ぎつつ、砲撃で敵を追い詰めたらデゼス・ポアでUCを叩き込むといった戦法を得意とする ユーベルコードのオーヴァル・ミストラルは周囲にこれらを呼び出し、自動迎撃やオールレンジによる攻撃を行う技である 敵に向けて放たれた無数の粒子線は相手の身体を千々に引き裂き、骸の海へと葬り去る ナガクニ 鹿島神宮にて保管されていた龍の骨の粉末を混ぜ込んだ特殊鋼鉄で作られた短刀 その龍はかつて地震を引き起こし日本に壊滅的な被害をもたらしていたが、武甕槌と経津主の二柱の神が日本を大地に繋ぎ止める柱ごと龍を貫き抑えつけた その時に零れ落ちた骨の破片を特殊粉末鋼と混ぜ合わせ作られているため、大型オブリビオンの身体の一部を切り落とせるほどの異常な強度と切れ味を誇る 鞘と握りも同じく保管されていた龍の革を用いられており、まるで自分の体の一部分のように馴染み、掌に吸い付く 近接戦においてはかなりの使い勝手の良さと威力を誇る ※2020/6/20追記 新世界【カクリヨファンタズム】の発見により、この龍はかつて他の竜神達と袂を分かち、邪神と共に世界を滅ぼさんとしていた邪龍とも言うべき存在の一つだと言う事が新たに分かった エギーユ・アメティスト 名称はフランス語で「紫水晶の針」を意味する美しい紫水晶が填め込まれた純白の革鞭 硬く鋭い紫水晶は先端にもあしらわれており、「蠍の尾」と言う別名も持つ キリカの力で振るわれたその鞭先は光速を超えて変幻自在に動き、鋭い刃と化した紫水晶は一瞬で相手をズタズタにするだけでなく、オブリビオン達に対する強力な毒性を持つ これは語源がギリシア語のamethustos(酔わせない)に由来する通り、本来紫水晶(アメシスト)とは解毒の効能を持つ石であるが、逆に人ならざる存在であるオブリビオンに対しては猛毒を与える事を意味しているため 前述した「蠍の尾」と言う名称はこの効果から取られている 単に物理的な力だけではなく、破魔の効果も宿した強力な武器である マッキナ・シトロン シトロン…と言ってもレモンではない 「機械市民」と言う名称のマシン”ブレス”ベルト ハッキングや無線通信を行える高性能ウェアラブルギアで、空中に直接直感的な操作を行えるタッチスクリーンパネルを投射できる 更に本体には物理キーボードも搭載されており、これらを組み合わせることでより複雑な作業が行える 補足:マッキナはイタリア語で「機械」だが女性名詞でもある フランス語で正式に言うならば「マキナ・シトロイヤン」だが、語感から「マッキナ・シトロン」とした スクレットコート 対UDC戦において邪神から着用者を守るために開発された漆黒のレザーコート 皮革そのものに極めて高度な魔術秘儀を施されており、非常に高い強靭さと、羽根のように軽いしなやかさを併せ持つ 微かに植物のような香りが漂い、邪神の狂気と呪詛を防ぐことができる強力な魔術を乗せれられるこの皮革は金羊の革であり、錬金技術においての最高峰にして秘中の秘とも言われる呪物である 腕部には名称のスクレット(骸骨)の元となった白いアームギアが備え付けられている このアームギアには高性能CPUが内蔵されており照準調整や反動抑制と言った銃器類のサポートを行える また、本体自体も放射線、熱線、原子状酸素、極低温下などあらゆる状況下でも安定した耐性を持つ特殊鋼にマイクロメートル程度の厚さでライフル弾を跳ね返すことができる特殊被膜を吹き付けた物を使用しており 白兵戦でも高い性能を発揮する もっとも、これくらいの硬さが無いとキリカの怪力には耐えれないが ヴェートマ・ノクテルト フランス語で「闇夜の衣服」を意味するバトルスーツ インナーとして着込む場合もある 身体にフィットして動きやすいが、防刃と防弾に優れた性能を発揮し、各部に仕込まれたアシストプロテクターは作業のストレスと消耗を防ぎ キリカの超人的な身体能力も合わせ、ほんの僅かな水分さえあれば一か月は無補給で作戦行動を続けられるほどの高い継戦能力を発揮し 脳からの伝達信号を察知する事であらゆる動作を補助できるため、敵攻撃への超反応や射撃時の反動を無くす事で正確な狙撃をも可能とする また、このバトルスーツに搭載されたリミッターを解除することでUC【デュランダル】を発動することができる パーソナルディフレクター 個人携行用のエネルギーシールド 大きさは拳一つ分程度で、腰部や腕部に取りつけることができる 作動すると特殊な不可視の力場が発生し、装着者の身体に沿って形成される これは装着者の動作を一切邪魔しないが、外部からのあらゆる物理的、魔法的な攻撃に斥力を働かせて無効化させる さらにこの力場を瞬間的に高出力で発生させて、自分以外の周囲を吹き飛ばす事や、体表を覆う力場が可視光を歪め、自身を透明化させる光学迷彩を発動する事も可能である 携帯時の負荷も少ないため、常にキリカはこれを携帯している アンファントリア・ブーツ 黒いレザーブーツ 名称の「アンファントリア」は「異端児」あるいは「非常に攻撃的、または反抗的」を意味する「アンファン・テリブル」から 元は著名なファッションブランドが販売していたブーツであったが、最新の現代科学と魔法工学で改造されており、名称の通り「異端児」と呼ぶに相応しいブーツ どんな地形にも順応する素晴らしい悪路走破性能を持ち、さらにその非常に強靭な造りは、異能との戦いで発揮されるキリカの超人的な動きにおいても充分に耐えうるほど それだけではなく、ブーツ内に刻まれた魔法文様が着用者の運動能力と身体能力を極限まで高める事が可能であり、その効果はUC【サバット】を発動する際に存分に発揮される ユーベルコード シアン・ド・シャッス レベル×1体の、機体に数字が刻印された戦闘用にカスタムされた水陸両用ドローンを召喚する 召喚されたドローンはバルカン砲や光線銃を一門ないしは二門備えた軍事用ドローンであり 用途に応じて空中だけでなく、水面や水中への行動に適した装備に換装した機体を召喚することも可能 水中の場合は小型の対潜迫撃砲や魚雷、機械水雷等を使用して攻撃する 特筆すべきは合体融合によってドローンから戦闘ヘリや飛行艇、水上においては哨戒艇、あるいは潜水艇へと変形する能力であり これによってあらゆる条件下における戦闘行動をサポートする事が出来る 操作はマッキナ・シトロン経由で行うため、遠隔から細かな操作を行う事も可能 名前の意味はフランス語で「猟犬」 プワゾン 即座に自分の体の全て、または一部分を薄い紫色の毒霧へと変化させるユーベルコード 毒性は糜爛、腐蝕、窒息、麻痺と言った強力なものから昏睡、嘔吐、酩酊、幻覚等の様々なバリエーションがある 名前の由来はフランス語で「毒」を意味し、また、過去にフランスの天才的な調香師が手掛けたパフューム(香水)の名前からとっている 近代に入るにつれ「プワゾン」はシリーズを重ねていったが、このユーベルコードの香りはすでに再現が不可能なため伝説ともなっている初代の物と同じであり ブルーベリーの甘いトップノートから月下香への多面的なノートをワイルドベリー・コリアンダー・シナモンが引き締め、全体を蜂蜜の甘美な香りで調和させている この誘惑を掻き立てる官能的な香りは、世界中の美を求める女性の羨望の的となった アダムとイブのリンゴを模した形の深い紫色のボトルが、高級織物を思わせる鮮やかな緑色のモアレ模様の箱に納められている初代の「プワゾン」はキリカもプライベートで愛用している 香りもそうだが、ボトルが自分のイメージカラーの紫である所が気に入っているとのこと ル・デルニエ・ベーゼ 魂を削るほどの極限まで精神を研ぎ澄まし、自らの気配すらも殺し、一発で相手を死に至らしめる弾丸を放つ 放たれた弾は距離に関係無く、そしてどんな装甲すらも貫いて敵の命に食らい付き終わらせる オーヴァル・レイによるビーム粒子線やシルコン・シジョンやシガールQ1210の鉛玉などその場面において様々な銃器が対象となる 名前の意はフランス語で「最後のキス」 その名の通りこの世への別れを告げる一撃を表す adieuとはフランスにおいて長い別れの時に告げる言葉であり、その語源は「a Dieu(神のみもとへ)」 Au revoirと違い、もう二度と会えないであろう相手に告げる最後の挨拶であり、敵に対する死の宣告である ラ・ミラージュ フランス語で「幻影」を意味する名を冠するUC 自らの身体部位の一つを近距離・遠距離を問わない様々な武器や銃器に変異させ、その特性を生かした行動を行う事が出来る 己の五体を武器とする、戦場傭兵の真骨頂ともいえる技であり、徒手空拳での拳や蹴り、さらにはタックルや頭突きと言ったラフな攻撃すら一撃必殺の威力を持たせる事ができる 武器も原始的な石斧からレーザー砲、さらにはグレネードやロケット砲まで多岐に渡り、瞬間ごとに部位の一つをあらゆる凶器に変えて次々と攻撃を撃ち込む様はまさに変幻自在の「幻影」と言える 変異した武器は常に最良の状態で現れ、弾薬なども無限に供給されるが、その入手経路は不明である 咎人の錆(エクスピアシオン・デ・ルイユ) 泣き叫ぶデゼス・ポアから放たれる錆びた刃が敵を攻撃するUC その泣き声は深い恨みを持った老女が上げる断末魔のようでもあり、聞く者に強い不快感を与える 錆びた刃はデゼス・ポアの全身の何処からでも現れ、酷く腐蝕しているが恐ろしい程の切れ味を持つ その正体はオブリビオンに対する憎しみが凝り固まった呪詛である デゼス・ポアは世界に満ちる「絶望」を喰らい、その「呪詛」を刃が纏う錆へと変えている ボロボロの刃は切り裂いた敵に苦痛を与えると同時に、その体内に呪詛を塗り込み、同時にそのオブリビオンが犯してきた罪の味を覚え、 再度デゼス・ポアが刃を放つ時には罪に相応しい更なる苦痛と死を与えるために敵を追い回し、その血肉を喰らうかの如く襲い掛かる オブリビオンによって絶望の内に理不尽な死を迎えた者の涙で刃に浮かんだ錆は世界に暗躍するオブリビオンへの報いであり、それはつまり彼らが行ってきた非道が彼らに返ってきただけの事なのである 元々は自身の動作速度を極限まで跳ね上げ、作り出した分身体と一斉に銃撃を行うUCであったが、デゼス・ポアを受け入れたことによって上記の効果へと"変質"した バール・マネージュ デゼス・ポアから放たれる刃が執拗に敵を切り刻むUC 刃は身体だけではなく、戦場の何処からでも出現し、切り付けた相手の命を奪うまで執拗に狙い、攻撃する 「咎人の錆」はこのUCから発展したが、かといってこれが下位互換と言う訳ではない 無数の刃による攻撃回数の増加、それらを一つの刃に纏める事による攻撃力の強化、さらには執拗なまでに敵を付け回し斬撃を浴びせる命中力の高さ とそれぞれの特色を生かす事で、状況に応じて効果的かつより強力な一撃を相手に浴びせることができる このUCを使う時、デゼス・ポアは無邪気で残酷な笑い声を上げて刃を走らせる それはまるで切り刻まれ死んでいくオブリビオンの苦痛と怨嗟の呻き声で楽し気に踊っているようにも見えるという 名前は日本語で「弾丸の回転木馬」であり、そこから転じて「殺意の回転木馬」を意味する その名の通り、踊り回って撒き散らされた殺意は、憎悪と死のメリーゴーラウンドとなって敵に終わらない「絶望」を与える 元々はキリカの周囲に様々な銃器を召喚・展開させることで状況に応じた射撃を繰り広げるUCであったが、デゼス・ポアを受け入れたことによって上記の効果へと"変質"した 苦痛の嵐(ドゥルール・デ・オラージュ) デゼス・ポアから次元を切り裂く錆びた刃を放つことで、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃するUC 無数の錆びた刃は場所を選ばずに、どこからでも現れることが可能 次元すら切り裂いて現れるために、何もない空間から突如として出現させることができる さらに刃は任意で操作可能であり、指定した対象だけを切り裂くことも可能 このUCが発動する時はデゼス・ポアは実に楽しげに笑い、その無邪気でしわがれた不気味な笑い声は対峙した者に不安を与え、 錆びだらけの刃は敵の身体に鋭利な傷口ではなく、抉って引き千切ったような無残な傷口を残し、それを受けた者は名が示す通り「苦痛の嵐」に苛まれ苦悶する事になる 元々はキリカの超人的な射撃技巧で弾丸同士の跳弾等を駆使し、あらゆる死角から狙った対象のみを狙撃するUCであったが、デゼス・ポアを受け入れたことによって上記の効果へと"変質"した 美味礼讃(グルメ・アドラッション) デゼス・ポアがユーベルコードを含むあらゆる攻撃を文字通り全身で「食らう」事で発動するUC 喰らえば喰らうほどに、そしてその攻撃が凶悪で強力であるほどにデゼス・ポアは強化され 強化されたデゼス・ポアは狂ったような笑い声をあげ、恐ろしい程の速度で飛び回り移動する 攻撃能力も速度、威力共に底上げされ、通り過ぎた後は大量の敵が細切れになっている…と言った事も可能になるほど 戦いが終わるまでは、どれだけの敵を切り刻んでも笑い声は止まらず、オブリビオンを切り刻む時にはその狂笑は言葉にすらならない呪詛の声にも聞こえるという 元々はキリカ自身が特殊なコンバット・レーションを摂取することで自身を強化するためのUCであったが、デゼス・ポアを受け入れたことによって上記の効果へと"変質"した 名前の元ネタはフランスの政治家で、美食家でもあったジャン・アンテルム・ブリア=サヴァランの1825年の著作であるPhysiologie du Goût(味覚の生理学)の邦題から ディアレ・アリュシオン いわゆるカウンターUC 完全な脱力状態でユーベルコードを受けることにより、懐に潜むデゼス・ポアがそれを喰らい無効化し 耳障りな金切り声と共に威力を増加させ排出させる 名前の意味は「幻想の排泄」であり、それを表すように弾丸や斬撃と言った物理的な攻撃だけでなく、幻覚や呪詛と言ったこの世非ざる技すら飲み込み、排出する 耳障りな金切り声は絶望した老婆の嘆きの声のような、あるいはあどけない少女が上げる狂った笑い声のような不穏な叫び声であり 己の技を返され、喰らった敵はまるで自身に対する手向けの言葉のようにも聞こえるという キリカがデゼス・ポアを受け入れた時に発現した数少ない人形遣いとしてのUCである ヴィヴァンディエール 支援系UC マッキナシトロンから【ヴィヴァンディエール】に要請をする事で、陸海空のあらゆる兵器を受け取ることができる 配達方法は様々で、上空から投下することもあれば、自動運転でキリカの前まで運ばれることもある 【ヴィヨレット】はキリカのコードネームであり、フランス語で「紫」を表す UC名にもなっている【ヴィヴァンディエール】はフランス軍連隊に従軍した女性酒保商人、従軍商隊女性の通称だが、これはあくまでキリカが支援してくれる相手をそう呼んでいるだけである その正体は高次元における生命群であり、送り出される兵器は彼らがキリカの知識から再現して構成したもの そのため、戦闘が終わればすぐに消え去ってしまうが、動作や威力は元の兵器と遜色はなく、キリカのいる場所であればどんな世界のどんな場所でも送ることができる とある任務中に混線した通信が高次元生命群の思念と繋がった事で発動したUCであり、キリカと専属契約を結んだのも気まぐれとの事だが、キリカ自身は特に気にすることなく彼らを使っている ちなみに兵器を生み出しキリカの元へ運ぶ事は彼らからすれば「ペンで紙に落書きする」程度の労力であるため、どのような兵器であろうと即座に送り出す事が可能である ヴィヨレ・ドゥ・エクレール 分裂させた夥しい数のナガクニを空中に展開させ敵を攻撃するUC その刀身には紫電が纏っており、刺突によるダメージだけでなく、敵の体内深くを雷の放射による爆破で念入りに破壊し 周囲に放射された雷はオブリビオンの力と生命を蝕む紫電の鎖となってキリカと敵を繋ぎ、対象が生き残った場合でも確実な死を与える 研ぎ澄まされた刃の光にも例えられる紫電はナガクニに練り込まれた龍の骨が持つ莫大なエネルギーの残滓である UC名はフランス語で「紫の稲妻」を意味する デュランダル ヴェートマ・ノクテルトに搭載されたリミッターを解除することで発動するUC リミッター解除により動作を補助するアシストプロテクターはあらゆる生物を越えた超高速移動を行うための強靭な人工筋肉へ、 脳の伝達を察知する各部センサーは逆に小脳の受容体を刺激して非常に強力な念動力の使用を可能とする増幅器(ブースター)へと変わる その効力はどれも凄まじく、特に大幅に強化された念動力は超高層ビル程度なら数瞬で全て圧壊する程の範囲と凄まじい威力を持つ だが、代償も相応に高く、常人であれば数歩動くと3秒も持たずに肉体が骨ごと液状化するほどの高熱と重力加速度を受け また、念動力だけを使う場合でも電気信号の増幅に耐え切れず一瞬で脳の全神経が死滅すると言った反動がある 猟兵であるキリカですら、この能力を使うと「寿命が縮む」ほどの苦痛を伴うので長期の使用は推奨されていない 本人にとってそんな忠告はどこ吹く風だが UC名の「デュランダル」はフランスに伝わる天使から授けられたと言われる聖剣の名前であり、その活躍を書いた叙事詩「ロランの歌」はそのままこのUCを使用する際のコード名となっている 使用者を破滅の危険に晒すUCに「不滅の刃」を意味する聖剣の名を付けられたのは皮肉な話であるが、キリカとしては割とその皮肉も含めて気に入ってるらしい 罪過の棘 エギーユ・アメティストの先端に輝く紫水晶に対象の心を強く揺さぶる魔力を込め、その魔力ごと鞭先を敵に叩き込むUC 鋭い鞭先は対象を傷付ける事は一切無いが、その心を強く揺さぶり「罪悪感」と言う感情を増幅させる 自分が今まで犯してきた罪、それらに対する罪悪感は強い悔恨となって対象の心を容易く砕き、戦場では決して持ってはいけない人としての心を兵士に思い出させ、この技を受けた物はそこに居ない筈の肉親や恩人、恋人に許しを請い、泣き崩れる キリカ曰く「非常にタチの悪い技」であり、主に非殺傷の対象に使う鎮圧用のUCである 熱狂を表す「赤」と冷静を表す「青」が混ざり合った紫はそのどちらでもない「平穏」を表し、ヨーロッパの古い口伝では紫水晶は行き過ぎた熱狂を覚まし平穏を迎えるための石として重宝されたという 戦場への熱狂も、自らの罪を俯瞰する冷静さも奪われた兵士はただの人間となり、戦場に渦巻く恐怖と己の犯した罪への悔恨で心を折られるのだろう ク・デ・トキシック 海洋生物である芋貝の能力である毒銛を更に強化して使うUC アンボイナガイを代表とするイモガイ類は歯舌を発達させた矢舌とも呼ばれる毒の銛を撃つ事が可能であり、撃ち込まれた獲物はその体内に神経毒を注入され麻痺する また、外敵に対してこの毒銛を撃つ場合があり、特に前述したアンボイナガイ等の魚食性や一部の貝食性のイモガイは、毒性の強さがインドコブラの数十倍と言われるうえに血清も存在しないという非常に凶悪な毒を持つ。 このUCは小型生物のみならず人間すら容易く死に至らしめるイモガイの能力を更に強化したものである プロセスとしてはまず体内の鉄分やカルシウムで銛を生成、同じように体内で作られた様々な毒を銛に充填した後に、指や口、さらには目など体の各部位から敵に向かって射出する この時に充填された毒はキリカの持つUC「プワゾン」と同じ物である。 射出の際は各部位の筋収縮を使い、主に身体の末端部(指先や足先等)から強力な勢いで発射する その威力と速度は自在に変える事が可能であり、速度と威力を増せば水中でも難なく超硬合金の板を貫く程 射出の威力もそうだが、銛自体も特筆すべき硬さと鋭さを持つ(実際にイモガイの毒銛はダイバーのウェットスーツすら貫く) 生成する銛の大きさも自由に変える事ができ、指先から発射する極細の注射針のような銛から、手首から腕と同じ太さと長さを持つ銛を発射する事も可能で、状況や相手によって使い分けることができる さらに、銛自体にも鋭い無数の返しが付いており、一度刺さると容易には抜けず、敵に毒液を注入し続ける 名前は「Coup de Toxique」 フランス語で「有毒な一撃」を意味する プワゾンと似て異なるという意味でトキシック=毒素の名前を付けられており、これは言うまでもなく銛に充填された「毒素」である メルトゥ・ド・シレンス 密やかに速やかに対象を葬り去るUC 虚空より現れるデゼス・ポアの刃によるサイレント・キリングであり、このUCを発動する際にはデゼス・ポアも口を噤み鳴りを潜める 範囲内に存在し、自分に気づいてない敵であれば何人でも同時に相手取る事ができ、一瞬で現れる刃は速やかに敵の急所を貫き、沈黙させる 名前は「Meurtre du silence」 フランス語で「沈黙の殺人」を意味する ラム・クレアボヤンス キリカの視界に映る敵全てを切り裂くUC デゼス・ポアの刃が鈍く煌めく事で、空間から多数の刃が現れて敵を切り刻む 範囲内の視界に映る敵であれば距離は関係なく、キリカのレベルが上がり身体能力が向上すればその範囲はさらに遠く広くなる 名前は「lame clairvoyance」 「クレアボヤンス」は透視を表す言葉だが、フランス語においては「千里眼」と言う意味もある そのために、フランス語で「千里眼の刃」を意味するこのUCは、名称の通りにキリカの千里眼に捕えられた敵を無慈悲に切り刻む刃である サバット フランス発祥の格闘技の名前を持つUC 名前のSavateはフランス語で「靴」を表す ブルボン朝時代にミッシェル・カスーによって体系化され、弟子のシャルルモン・ルクールによってフランスにおいて紳士の護身術として広まり、 その後、フランス革命時には革命家たちにも広まったサバットは、本来は投げ技や武器の使用をも含む様々なスタイルの技を内包する総合格闘術である が、キリカがUCとして使うサバットは己の靴と足のみを武器とするスタイルになっている 猟兵としての素の力だけでなく、装着したアンファントリア・ブーツによって極限まで自身の身体と運動能力を向上させ敵に叩き付けるその威力と衝撃波は並のシューズでは到底耐えきれるものではないが、 最新の魔法工学で強化されたアンファントリア・ブーツであれば振るうことが可能であり、それどころか威力を更に上乗せして相手に叩き付けることも可能である そうして強化されたその蹴り技は超巨大戦艦すらも一撃で破壊、轟沈せしめ、地面に当たればその土地周辺を変形させるほどに強力な威力を誇る 【ラ・ミラージュ】が己の身を武器に変えて戦場を撹乱する技ならば、脚だけでなく名の通りに「靴」すらも武器とする【サバット】は、単純であるがゆえに非常に凶悪な"力"技である 呪詛の獣 人形である【デゼス・ポア】が喰らったオブリビオンの残滓を纏わせることで自己を超強化するUC デゼス・ポアとほぼ一体化しており、衣装は袖や胸元にデゼス・ポアのドレスのようなフリルが付いている また、顔にもデゼス・ポアのオペラマスクを装着しており、袖から覗く巨大で鋭い鉤爪は、素手でオブリビオンを引き裂く程の力を付けたキリカの攻撃力を更に高めている 自己の超強化と言うシンプルでありながら、だからこそ様々な場所で威力を発揮する汎用性を持つ 有用な技だが相応に代償は高く、詠唱文の『貴様の喰らった苦痛と憤怒、呪詛の言葉を全て私に宿せ』が表すように、呪縛・流血・毒のいずれかの代償が無ければこの技は行使できない これは死してもなお世界を呪い続け破壊しようとするオブリビオンの力を利用するが故の代償だが、逆を言えば代償を支払う価値のある強力な技だとも言える 最も、オブリビオンの呪詛と狂気による強力な精神汚染と浸食を防ぐ鋼の精神力を持つキリカ以外にはまず使用不能な技ではあるが 読みの「ベット・ムディ」はフランス語で「Bête maudite」と書き、意味は「呪われた獣」を意味する 袖から覗く鋭い鉤爪やオペラマスクから光る眼光は豹や虎のような獰猛な肉食獣のようであり、戦闘する姿は「オブリビオン引き裂き捕食する凶悪で呪われた獣」と言っても過言ではないだろう コンケラント バトルスーツであるヴェートマ・ノクテルトの追加装甲を召喚・装着するUC その装着プロセスは一瞬である 追加装甲によって強化されたパワードスーツ「Conquérant」と化したヴェートマ・ノクテルトは、背部に搭載した高速移動用のブースターと、各部センサーの性能強化により、 地上での活動だけでなく、極地や宇宙空間における戦闘能力、生存能力を飛躍的に向上させる事に成功した さらに、強力な専用の重火器も搭載し火力の底上げを可能としている 背部にあるレーザーガトリング砲「Étonnement(驚愕)」は無数の死の光を戦場にばらまき、 手に持つグレネードランチャー付きビームライフル「Colère(憤怒)」の強力なビーム線と、下部に装着されたグレネードランチャーはまさに怒り狂った獣のように敵を粉々に破壊し、 腰部に取り付けられたレーザーブレード「黄泉返太刀(ヨミガエシノタチ)」は巨大な宇宙船の切断も可能であり、近接戦闘において高い威力を発揮する パワードスーツ名にもなってる「コンケラント(Conquérant)」は「征服者」を意味し、強大な火力で敵を蹂躙する姿に相応しい名前と言える 余談ではあるが、詠唱文の「Viens!」は、日本語で「来い!」を意味する さらに、背部ブースターユニットを使い、パワードスーツのまま空中を高速で移動する「ヴォル・コンケラント」と呼ばれるUCも発動が可能となった UC名の「ヴォル」とは仏語で飛行や飛翔を表す アーム・マジーク 強化型魔導機関拳銃"シガールQ1210"に刻まれた秘術の力を開放し、魔力を乗せた属性弾を撃ち出すUC 状況に応じて様々な属性を切り替えることができる上に、撃ち出す弾丸に魔力を乗せる事でマガジンの切り替え無しで様々な属性を撃ち分ける事ができる 通常弾丸でもある曳光弾のように着弾と同時に発火する火炎弾から、相手を氷漬けにする氷結弾や水浸しにする水冷弾、さらには広範囲に電気を撒き散らす電撃弾などその属性は多岐に渡る UCを使用したキリカの魔力と反応するためか、撃ち出される際にはシガールQ1210に刻まれた魔術のラインが激しく発光する 正式には「Arme magique」、意味はそのまま「魔法武器」 銃身にこの秘術を施したのはキリカの知り合いでもあるフランスのとある古魔女だが、彼女が言うには、この秘術は本来は剣や斧や槍と言った近接武器に施す付与魔法の一種であったらしい 血の呪い 不気味な哄笑をあげるデゼス・ポアが作り出した魔法陣から至る所に血の文字が浮かび上がった髑髏を召喚し、過去と答えを探り出すUC 暗く深い眼孔に睨め付けられた対象は、キリカの質問に対し、虚偽や拒否、沈黙で返した場合、質問の答えが血や傷の文字となって表れる呪いにかかる この呪いは、生物・非生物を問わずに有効であり、例えば何かしらの事件があった場所の壁や地面、無機物すらもその答えを持つ目撃者として扱われ、表面に血文字が浮かび上がったり、傷の文字が刻まれて、質問の答えを返す キリカがその答えに満足をしたら、傷や血は跡形もなく消え去って回復する 髑髏が示すその「答え」は骸の海にアクセスして知覚したものであり、その確実性は言うまでもないだろう あらゆる世界が排出した過去の集積体である骸の海にあるのは、純然たる経緯と結果である 一度刻まれた過去を変えることは、何人にも不可能なのだ 「過去を探るウィジャボード」と呼ばれるこの髑髏はアメリカのセイラムと呼ばれる都市で作られた玩具であったが、その元となった頭蓋骨はセイラム魔女裁判で最も残酷な方法で処刑された者の頭蓋骨を使用したものであった 当初は「本物の魔女の頭蓋骨から作られたウィジャボード!」と言う触れ込みで販売され、一つしか存在しないと言う事も相まってかなりの高値が付けられたが、当然の如く強い呪いを纏っており、製作者や購入者だけでなく、周囲の人間にも次々と不幸と死をまき散らした その後、心霊術が盛んに行われていた近代フランスへと渡るが、そこでも様々な所有者に怪死や不審死をもたらし、最終的には地下墓地にて厳重に封印されていたが、キリカがとある依頼でUDCアースのフランスに渡った際、デゼス・ポアが反応し、発見 謂れなき罪で死んだ者達の怨念とも言えるほどに強い想いが込められており、その情念が過去から蘇りオブリビオン化しかけたがキリカとデゼス・ポアによって無害化 虚偽と沈黙を許さずに、骸の海の膨大な過去から事実だけを取り出し、真実を白日に晒すという能力のみを残し、デゼス・ポアに取り込まれた 髑髏の額には二列に分かれたAからZのアルファベットと0から9の数字 頬骨の左右にはそれぞれYESとNOの文字 顎骨の左右にはそれぞれHELLOとGOOD-BYEの文字 がそれぞれ血の文字で刻まれている 秘薬・大蝦蟇之油 虚空よりデフォルメ化された大蝦蟇の姿が描かれた黄金のメダルを召喚し、使用するUC 舌を伸ばし獲物を飲み込むその姿は、虫だけでなく世界に満ちる生気すらも飲み込むものと思われており、古くから年を経た蝦蟇は妖怪になると信じられていた さらに、吸い取った大量の生気を溜め込むとも思われていたため、古来よりその身体は洋の東西を問わず優れた薬の材料としても用いられていたという このメダルはそんな蝦蟇の薬効を強く反映したものであり、傷付いたり病魔に侵された部位に当てることで立ちどころにその傷が癒え、病魔が消え去るほど強力な治癒の力を持つ 皮膚の上から当てれば、例え深い内臓の疾患でも立ちどころに治り、欠損部位であっても当て続ければ失った部位が再生するという強力な癒しの力を持つ 虚空から召喚されキリカの意志に従っていくらでも取り出す事が可能であり、キリカの意志一つで全てを消し去ることも可能 黄金に輝くメダルは心なしか、少しだけしっとりとしているという 元ネタはもちろん、茨城県に存在する霊山である筑波山を発祥とするガマの油売りである 影打・國喰 ナガクニに施された封印を解く事で恐るべき邪龍の力を使用可能にするUC 前述の通り、ナガクニの素材には龍の骨片が混ぜ込まれており、そこに秘められた邪龍の力は武甕槌と経津主と言う二柱の古き偉大な神が施した封印で以て抑え込まれている このUCはその封印を意図的に緩める技である UCが発動し、その封印が緩めば抑えつけられていた邪龍の力が刀身より溢れ出し、不気味な鳴動と共に短刀からさらに凶悪な力を纏った一振りの太刀へと姿を変える 國を喰らうという名の通り、非常に強力だが呪われた力であり、さらに封印を解くごとにその力はどんどんと増していくが、長時間の使用はキリカの魂を蝕んでいくため推奨されてはいない fleur de lys シルコン・シジョンの弾丸に聖なる祈りを込めて撃ち出すUC 命中した弾丸はオブリビオンに対し強力なストッピングパワーを有し、一時的にその動きを封じる事が出来る さらに弾丸は形を変え、仏語で「フルール・ド・リス」と呼ばれる百合の紋章へと変形する この百合の紋章は神の祝福であり、聖母マリアの受胎告知においては大天使ガブリエルが百合の花を持って現れた事から、この世に生を受け未来を歩んでいく者達への希望も表している それ故に、この紋章は過去から現れ世界を破滅へと導くオブリビオンの力を著しく弱体化させる力を持つ そして、めり込んだ紋章は決して取り出せる事はなく、彼らが骸の海に還るその瞬間まで、罪の証のように彼らを苛んでいく 一般的な形状は広義に知られているものと同じで、諸説では百合ではなくアヤメの花とも言われているが、ここでは百合の花と言う事で統一をしている 詠唱文はキリスト教で日曜礼拝の際によく使われる「主への祈り」から抜粋 祈りの言葉を乗せた弾丸を撃ち出す時、ハンドガードに走る黄金のラインから眩いばかりに光が迸る それは神々しい歌声にも似ているという パスティーユ・ド・ヴィッシー ボリードポーチからミント味のタブレットを取り出し、舐めている時間に応じて成功率を上げるUC ミントタブレットは青いギンガムチェックの缶に入っており、タブレットの色は白 爽やかな甘さと柔らかいミントの香りの他に、ほんの少しのしょっぱさがアクセントになっている これは温泉から抽出された塩分も入っているからで、一般的なミントタブレットよりもメントールの刺激がかなり少ない事も特徴 このタブレット自体はUDCアースで一般的に売っているものであり、特別なものではない だが、上品なミントの香はキリカの気分を落ち着かせ、集中させるのには十分であり、たとえ弾丸が飛び交う戦闘の最中でも自宅にいるようなリラックス感を得て、何事にも動じずに集中する事が出来る そして集中して研ぎ澄まされた感覚はあらゆる行動の成功率を上げる手助けをしてくれることだろう UC名はフランスで実際に存在するキャンディーの名前から 正式には「PASTILLES DE VICHY」、意味は「ヴィシーのキャンディー」 フランスのオーベルニュ地方に位置するVICHY(ヴィシー)の温泉水で作られた事から名づけられた désespoir デゼス・ポアとキリカの魂を一つに融合させ、真の姿へと変身するUC 変貌したキリカはデゼス・ポアと同じく全身から刃物を生成させてあらゆる敵を切り刻む その威力もすさまじいが、特筆すべきはキリカが従えた貌の無い人形達である マネキンにも見えるその不気味な操り人形達は両手に備えた長く鋭い鉤爪で敵を切り裂き 攻撃範囲はキリカ自身の身長の三倍である約5m(163.4㎝×3=490.2㎝)にも及ぶ 人形故に痛みを知らず、キリカの命令のままに敵対者を蹂躙していく様は、その名の通り相手に絶望を与える この人形達は、真の姿を発現したキリカと共に現れ彼女に付き従い、真の姿を解除したらただの土塊へと戻る その正体は真の姿になる事で、より洗練された念動力によって作り出されたゴーレムである La marionnette キリカの指先から放たれる無数の操り糸で敵を操るUC 呪詛を纏った操り糸は不可視になるほどに細いため、容易く敵の内部へと侵入できる 入り込んだ糸はそのまま敵の神経や回路に絡みつき、纏った呪詛で敵の神経を乗っ取り操る事が出来る 単純な行動しか出来ない物ならそのまま操る事も出来るし、そうでない相手ならこの糸に逆らった動きを行えば耐え難い苦痛や内部ショートを起こすため、並の敵では容易に逆らう事は出来ない さらに、より強力な呪詛を糸から送る事で敵を内部から爆破する事も可能 敵を操り、役目を終えたらそのまま爆破させて周囲にもダメージ…と言う極めて凶悪な技となっている désespoir・larme 真の姿へと変身して、デゼス・ポア能力である全身から刃を出現させる力を更に強化させて使う技 振るう刃も非常に鋭いだけではなく硬軟を自在に変える事が可能であり、頑強な刃で相手を骨ごと真っ二つにする事も出来れば、しなやかなで柔らかい刃を敵の装甲の隙間に潜り込ませて内部を切断する事も出来る 爆発的に増大するスピードと反応速度に比例して振るわれる刃の威力も増加し、その速度は並の敵では視認すらできない程のレベルにまで上がる 超々高速で放たれる斬撃は、相手が斬られた事に気付かないほど非常に鋭く、またその速度で振るう斬撃波は複数の敵を一気に薙ぎ倒す事も出来る 強力な技だが相応の代償もあり、使い続ければ身体にかかる絶大な負担が己の命を縮めていく 逆に言えば、それほどまでの恐るべき速度を出せると言う事である larmeとはフランス語で「涙」を意味し、それは不幸な敵対者が流す悔恨の涙であり、振るわれたキリカの刃から零れ落ちる血と命を意味する Méduse 近代兵器で武装した骸骨(スケルトン)の軍人達を大量に乗せた超大型の幽霊戦艦を召喚する技 技名はナポレオン戦争後期にフランス海軍が建造しモーリシャス侵攻などにも参加したが、後の輸送任務にて就任した艦長が未熟だったために、400人もの搭乗員の内15人しか生き残れなかったという最悪の海難事故を引き起こした悲劇のフリゲート艦「メデューズ号」から 召喚される船自体はフリゲート艦ではなく近代的な超大型の戦艦であり、高い攻撃力を持つ また、搭乗している骸骨の軍人達も機関銃やロケット砲と言った様々な近代兵器で武装しており、熟達した練度で無駄口を叩かずに忠実にキリカから与えられた任務をこなす 武装や軍服は召喚するたびに変わるため、一定ではない それは、あらゆるキリカのオーダーに対応するため常に最善の武装を選択しているためである ラ・グラン・イリュージョン パーソナルディフレクターが照射した残像(3Dホログラム)で敵を欺き、生じた隙を付いたカウンター攻撃で敵を撃ち倒す技 瞬間的な照射が可能であり、更に残像が照射するのと同時に本体へ光学迷彩を施す事で敵の死角から攻撃を行う事も出来る この残像の正体は、パーソナルディフレクターがキリカの身に纏わせているエネルギーシールド 体表を覆っているのでプロポーションはキリカの物とほぼ同じであり、一見しただけでは判別する事はかなり難しい 更に、瞬間的に出力を上げて形成したエネルギーで形成しているためホログラムでありながら、まるでその場にいるような存在感も感じさせる
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