PBWめも
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花世/f11024と 瞬き応じるように羽搏く子らは 触れたら壊れて、しまいそう 星繋ぐよな軌跡を辿って 視線の先にはあなたの灯 零れる呟きに優しい子だと微笑って そうね、春爛漫の天の下を游ぶ様は きっと一等、美しかろな 瞬き一つと吐息を零し花の嵐に酔いましょう 僕も硝皚より差し出す掌返して招きましょう さいごに視る夢ほど甘いもの 舞い散った光と星が歌うなら まるで地面さえ忘れたようで 残るのは柔らかな静寂にちいさな光 まだ醒めぬような心地で 攫われてしまわぬようあなたの手は離さずに 春の幻も通り過ぎ蟠る冬には靴音ふたつ ねえ、ほら、と指さす先には北天の標 願いの星に、届くかしら あなたの指に応じるように 囁く歌が、聴こえるようで
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