PBWめも
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レンsettei置き場
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zero/サムライ世界、とある国に忍術、特に降魔化身法について実験・研磨する隠れ里があった。 様々な試みが行われるある日、一人の女の子が誕生した。 幽鬼…霊・魂さえも操る化身忍者にはすぐその子の特異性に気づいた。 その娘には魂が複数、生まれながらにして宿っていたのだ。 それから月日が流れ、一つの術が完成した。己の魂を使う化身法…成長した少女のために改良された術である。 異物を取り込むものでないそれは従来の化身法よりはるかにデメリットを抑える事できるものであった。 少女…レンも忍びとしての才能があり、この子の未来は、影の道ながら明るいものである…そう、思われていた。 術をレンに授けたその日、里は何かによって襲撃された。 老若男女、手練れの忍者でさえ尽く殺しつくされる中、 一人逃げることをよしとしなかったレンは敵の前へと飛び出す …結果は無残なものだった。 剣豪の魂・錬の刃は砕かれ、術者の魂・れんは消耗しつくし、 主人格・蓮も精神と身体に致命に近い傷を負ってしまう。 もはやこれまでという時に影が二つ、敵とレンの間に割って入った。 意識を失う最後にみたのは影の横に浮かぶ光る立方体であった。 錬が次に目覚めた時、そこは高い石の塔と鉄の箱が走る光輝く異界であった。 痛む体、折れた刃、霞む記憶、起動しない術、呼びかけても答えない相方、 自分を「誰?」と言ってくる主人格…全てを失ったのだとそう思った。 プロフにつづく 性格設定: 蓮…温厚で内向的な主人格、なのでしっかりしようと思ってるが三人の中で精神的に一番幼い。 そのためリアクション担当。ボケるしツッコミもする。割とむっつりちゃん。 錬…男性口調の荒事担当。だけど三人の中では一番冷静。なのでツッコミ担当。 服装に無頓着なのでラフい恰好で平然とうろうろする。 れん…口数の少ない術担当。ぼんやりしてるが好奇心旺盛で子供っぽい。 そのため割とほいほいついていってしまう。 だが三人で一番キレやすい。れんがなんだぁ…てめぇしまくったせいで錬が口以外大人しくなった。 蓮の記憶喪失は、 村の皆が惨殺された事、 自分達の技がまったく通用しなくて折れた事、 正気度の減少等による精神的な衝撃から等 心を護るために自分から蓋をしている(しているという自覚はない) さらに頭を何度も強く打ってるため他二人も昔の記憶が思い出せなくなっている。 またそのためか三人が起きていると疲労が激しくなっており(昔はそんなことなかった) 普段の生活では二人若しくは一人が眠る事にしている (起きたら寝ている間の記憶はフィードバックされる) 普段は蓮が起きていて、錬は週に3・4回2時間ほどはメインとなって剣を振るっている。 れんは一週間に一度メインで動く日がある。 好奇心のままに一日遠出をするのだが飴で誘拐されたり とある宇宙船に乗り込んだリするため 蓮か錬のどちらかはかならず起きていることにしている。 玉誘拐事件// その日は――まだれんに単独行動を許していた時の出来事であった。 知り合いに違和感を持たれないように少し遠出をしていたれんを追う怪しい影…。 それはレン達を拾ってくれたランフォード家のおじさんに恨みをもった人物たちだった。 狂信者…防衛組織のメンバーであるおじさんに尽く儀式を妨害された彼らは その報復のためにおじさんの養子となったレンの誘拐を企んだのだ。 なにやらぽけぽけした娘一人、誘拐は容易いとその時彼らは思っただろう… しかし、好奇心のまま道なき道を進み、動きに規則性のまったくないれん。 ハイエースでさえ彼女を捕まえることはできず、よくあるコメディアニメのような展開が続いた。 ボロボロになった彼らが普通に話しかけ、 苦し紛れに飴で釣り、成功したのは、決行から5時間程経った時だった。 さて場面は飛んでとある廃ビルの地下。 そこで狂信者のリーダー格の男が、仲間の到着を待っていた。 防衛組織に連絡を入れ、ちょうどつく頃に娘を生贄にし邪神を呼ぶ、それが彼らの考えた報復だった。 ランフォードのあの男の顔が見物だと暗い笑みを浮かべるリーダー…だが仲間が妙に遅い。 先にあの男きちゃうんじゃね?と心配してた所に儀式場の扉が開く。 遅いぞと言おうとした所で固まる…なんか大の男引きずってキレた雰囲気してる少女がそこにいた。 …ビルについて車から降りる時、ちょっと乱暴にしちゃったのが悪かったね? 襲ってきたリーダーをボコってようやくれんは一息つき周囲を見渡し祭壇を見つける。 アレに似た嫌な雰囲気と、男たちとは別の血の臭い…もうちょっとボコろうと思いながらそれを破壊した。 ――瘴気が噴出した。 一息に逃げたれんと違い転がってた男はそうはいかない。 瘴気に飲まれ、断末魔を上げ、次に見た時には一つの異形が産まれていた。 苦無を構え警戒しつつ、それを始末するために錬を起こそうとして…失敗した。 錬と同時に、蓮…まだ不安定で、何の力もないと思い込んでいる自分も目を覚ましてしまったのだ。 苦無を取り落とす。 目の前の異形…いや、その後ろに、もっと怖いなにかがいる。 悲鳴と共に逃げ出す蓮、れんは主導権を奪われていた。 廃ビルの地下二階から駆け上がり、無駄に広い一階をがむしゃらに走る。 れんがキレた理由はここにもあったが今はそれ所ではない。 アレが断末魔の悲鳴とともに追ってきている。 トラウマ…知らない過去に追い立てられ蓮は泣きじゃくりながら走り、地上に上がる階段で捕まった。 おじさんだった。 防衛組織の人達…脅迫電話で急行してきた彼らが到着していたのだ。 もう大丈夫だというおじさん達…違う、大丈夫じゃない、アイツがやってくる。 逃げてという一言がでないでいた時、アイツ…異形が追いついた。 応戦する知っている人たちが一人、また一人と倒れ、その姿が知らない記憶と重なる。 限界…だが自分が、私達が倒れる事を許さなかった。 またアレに膝を折るのは嫌だ、 また倒れて何もできないのは嫌だ、 嫌だ嫌だという叫び。 私だって嫌だ。もうアレと戦うのは。…でも 「「「知っている人を理不尽に亡くすのは、もっと嫌だ」」」 行くよ、私達…!―――ここにまた一人、猟兵が生まれた。
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