PBWめも
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*盾時代 *指潰し時代 ・主は拷問官の一族(ただし金儲け&趣味としていた) ・誕生後すぐに前の持ち主(少年騎士)の指を潰し、少年が死ぬまで外されなかった ・その後、少年の妹、父(先代)、母、祖母、祖父(先々代)と続く ・以降は、かなりぞんざいに扱われたり、逆に丁重に扱われて信仰の対象にされたりと、一貫していない ・酒樽の中に放り込まれて、一週間ほどそのままにされたことがある(アルコールで痛みを増大させるためだったらしい) ・極端に冷やされたり、逆に極端に熱せられたことがある(同じく痛みを増大させるため) ・塩に漬け込まれたり、電気を流されたり、毒を塗られたり……(略) ・信仰の対象にされたときは、ある程度丁重に扱われた以外、あまり変わらなかった ・なお、生まれてからしばらくしてから、他の拷問具の声が聞こえてきた。主に、諦めて受け入れるようにと言う、助言だった ・耐え続け100年目、指潰しとしての誕生日、ヤドリガミに覚醒した *ヤドリガミ時代 ・ヤドリガミに覚醒後、すぐに持ち主だった一族を皆殺しにした ・それに、意味が無いのは知っていた。ただの八つ当たりのようなものだと、知っていた ・一族は、他の拷問具を使って、迎撃しに来た ・でも、100年分の怨念を、苦痛を宿した自分が、最終的に競り勝った ・けど、100年分の怨念は、そこで使い切った。そして、そのまま消えるはずだった ・それを、敵として戦った、拷問具達が止めた、ヤドリガミになれるほどの力と、今まで溜めた怨念を、自分に注いだ ・彼らは、責任を取って欲しいと言った。壊すこと無く、しかし、主を失った自分たちの、新たな主になれと ・彼らを壊さなかったのは、一応、助言を受けたのと、あくまで彼らに怨みは無かったから ・でも、本当は、断るつもりだった。自分の在る意味は、もう無いからと ・そんな自分に、彼らは在る意味を与えた。宿題を出し、その答えが出るまで、兄と姉として、見守ろうと ・そして、自分は猟兵になり、今ここに居る ・宿題は、まだまだ残っているけど……。生きる意味も、しっかり出来た ・今の自分は、幸せだよ
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