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○真の姿 カナタが迷宮で見つけた正体不明の魔道具、『オルフェウスの永久歯車』と共鳴した状態。この状態のカナタの肉体は一種の魔法則を帯びており、致命傷を負ったとしても体内で増殖する歯車が生体を模倣し、駆動するようになっている。増殖する歯車は任意に操作することができ、一瞬にしてビルよりも大きな腕を組み上げたり、機械翼を生成して空を飛ぶことなどが可能。高い戦闘力と戦闘続行力を持つが、歯車の増殖上限は本人の魔力量に依存するため維持時間はそこまで長くない。解除後はある程度回復が施された上で元の肉体に戻る。 ○冒険の収集物 『ゾネ・ゲベトの翳りの魔剣』 古めかしい外観の手持ち式ランタンで、ガラスで覆われた内部には油のような液体が湛えられている。非常に強い光を放つため、カナタは洞窟の探索などの際に良く持ち出している。このランタンによって生み出された影から魔法の刃を放つことができる。ダークセイヴァーの吸血鬼の宝物庫に忍び込んで回収したものだが、そのときは一晩に及ぶ逃走劇が起こったらしい。 『機械蜂』 未知の技術で作製された微細観測機群。使用時は空間に拡散して種々の情報を取得し、指定された場所へとデータを転送する。カナタは転送先を自分のサイバーゴーグルに指定し、戦闘時に相手の行動を観察するために用いている。スペースシップワールドでの冒険中、突発的に発生したオブリビオンの襲撃を退けた際、住民からお礼として譲り受けた。 『ミタドレスの万化の変鞭』 生物的な外観を持つ、伸縮自在の触手のような鞭。一定以上の速度で接触した対象に合わせて構造や材質を変化させ、より対象を破壊するに適した状態となる。カナタ曰く、触り心地がいいらしい。依頼でUDCアースに向かい邪神教団を壊滅させた際、祭壇の上にあったのをこっそり持ち帰ってきたもの。 『オルフェウスの永久歯車』 小指の先ほどの大きさの赤褐色の歯車。その名称を除き、由来や効果のほとんどが不明。枕元に置いて眠ると蒸気の街の夢を見るらしい。アルダワ迷宮の未到達区画で発見したものだが、確認のためにもう一度向かったところ、区画そのものが消失していた。
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