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【名前】
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【名前、そしてーーー】 7人の力が流れ込み、自分の身体は、安定していた 同時に、心も、落ち着いていた 相変わらず、生きる意味は、分からないけど…… でも、少しだけ、生きようとは、思えていた 『さて、最後の仕上げの時間だ!』 『たった今、この場で、お前は生き直すことを決意した』 『悲劇と復讐譚の主人公であることを止め、生まれ変わることになった』 『なら、兄弟を代表して、名前を与えよう!』 道化……。“インモラル”は、そう言った 『名前……』 そこで、気がついた 自分は、今まで1度も名前を付けられたことが無いと それこそ、彼やあの子にさえも、特定の名前を付けられたことは無かった ……とはいえ、“インモラル”に名前を付けられるのは、少し、不安だったけども 『さてさて、そうだねー。名前、名前、名前は―――』 『“ペイン”』 『“ペイン・フィン”……なんてどうだい?』 ”ペイン・フィン” その名前の意味を、自分は知っている 『お前は、”指に与える痛み”にして―――騎士”フィン”の痛みから生まれし存在』 『初代の願いが叶えられなかった無念から』 『2代目の心身の痛みから』 『生まれてしまった、悲しき存在』 そう、自分は――― 『―――だから、その意味を変えよう!』 『……え?』 名前の、意味を……? 『今はまだ、うまく名乗れないだろうけどー』 『名前が、悲しい意味だけってのは、嫌だろうしねー』 『だから、改めて宣言しよう!』 『他者の苦痛を、無念を、怨念を、誰よりも感じ取り、喰らうものよ』 『ならばその権能を用いて、その痛みを、そこで終わらせよう』 『そして、そこから、誰かの日常が始められるように!』 『君の名は、”ペイン・フィン”―――”痛みを終わらせるもの”だ!!』 『痛みを、終わらせるもの……』 その言葉は、心に残り、輝き始めた ……いつか、普通に名乗ることができるだろうと そう、考えさせる、不思議な、輝きを―――
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