基本設定
とある地方の貴族の箱入り娘だったが、ある日庭に迷い込んだ狼を助けたことで自分の目で外の世界を見たいと思うようになる。 しかし、過保護な親の元ではその機会は訪れなかった。グリモアの力に目覚めたこととマリアとの運命的な再会を経て、広い世界を自らの目で見ることがより良い為政者になることにつながると考えるようになり猟兵として戦いに身を投じる。好奇心旺盛で貴族としての教育の甲斐もあり様々な知識を持っているが、実際に触れたことのない物や間違った知識も多い。現在は小さな家を買ってマリアと二人で暮らしている。
実家で暮らしていた頃にはメイドたちから料理や剣術、帝王学など様々なことを教わっていた。メイドたちはアリシアの父の養子であり、法律上はアリシアと姉妹でもある。
イメージソング
君と飛び出す世界なら
https://soundcloud.com/bjgnypogzvsc/elurj8dqtkrt装備
A・キー
鍵を模ったアリシアのグリモア。様々な可能性の扉を開く鍵。
凰剣『ルシファー』（おうけん-）
アリシアの愛用していたレイピアを二刀流向けに護拳を大きく改造したもの。
鳳刀『暁』（ほうとう あかつき）
梶本村で技法を学び、永海の里にて永海・頑鉄に師事してアリシア自身が打った刀。二尺五寸の打刀。
セイバーギア
セイバークロスを格納した、いわゆる「変身ベルト」。もともとは流通品であったが、A・キーの覚醒により専用のものへと変質している。普段はバックルの状態で持ち歩いており、腰に当てて上面左右どちらかのボタンを押すことでベルトが伸長して固定される。固定された状態で上面右のボタンを押すとベルトの右側面が展開しキーを差し込むスロットが現れる。斜め上からキーを差し込み水平の状態までおろすと「Change Saviour」の音声が鳴り、続けて上面左のボタンを押すと「Gate open！」の音声とともに前方に光でできた扉が出現する。その光の扉をくぐることでセイバークロスが装着される。
また、A・キーにキーヘッドカバー(チャーム)をつけて差し込むことで「Change (フォーム名)」の音声が鳴り、セイバークロス装着時と同様のプロセスを経て扉が出現、そこから現れた強化アーマーがセイバークロスに装着されることでフォームチェンジを行う(ティターニアアーマーのみ扉自体が動くことでアーマーが出現・それにアリシアが乗り込むという形でフォームチェンジを行う)
セイバーエッジ
セイバークロス装備時に使う両刃の大剣。フォームチェンジに伴って様々な形態に変化する。
フェンリルクロー
セイバーエッジから変形する爪状の剣。フェンリルアーマーと一体化している
シャドウサーベル
セイバーエッジから変形する特殊な形状のグリップを持つ剣。先端にエネルギーを集中させることでスカディアーマーの攻撃力不足を補っている。普段あまり使うことはないが、集中させたエネルギーを撃ちだすことで銃のようにも扱える
セイレーンスピア
セイバーエッジから変形する三又槍。
強化装甲
セイバークロス
身体能力を強化し、装着者を守る汎用強化装甲。普及品に申し訳程度のカスタマイズをしたもので性能は高くない。右肩に描かれている狼(マリア)のマーキングはアリシアが自ら描いたもの。アリシアはグリモアの力と組み合わせることで可能性を引き出し、追加装甲を呼び出して様々なフォームにチェンジする。
セイバーエッジ
セイバークロス装備時に使う両刃の大剣。フォームチェンジに伴って様々な形態に変化する。
フェンリルアーマー
フェンリルチャームを用いて呼び出す狼をモチーフにした追加アーマー。
近接・高速戦闘用のに適しており鋭い爪と獣のような身のこなしで敵を翻弄する。
スカディアーマー
スカディチャームを用いて呼び出す黒い追加アーマー。
防御に特化した重装甲タイプ。重量を大きく増加させながらもセイバークロスと同程度の機動性を確保しているが、代わりに基本的な攻撃性能ではやや劣る。
ティターニアアーマー
ティターニアチャームを用いて呼び出す約6mの巨人のような大型の追加アーマー。
他の追加アーマーとは違って全身を包み込むパワー重視の追加アーマー。「着る重機」にも例えられる。本来は作業用の装備であり、機動力や装甲では他のアーマーに劣るが、その巨体とパワーを攻撃に活かせば十分な威力を発揮できる。
セイレーンアーマー
民話形態
セイレーンチャームを用いて呼び出す人魚のような姿の水中戦用アーマー。各部のアーマーが透明に変化し、軽装に見えるが実際には十分な装甲を持つ。足を持たない形状であるため、地上では活動できない。歌うことでさらなる性能を発揮できる。
神話形態
セイレーンアーマーの脚部を展開し、翼へと変形させた空中戦用追加アーマー。神話に語られるセイレーン本来の姿を取り戻したもの。
ヘパイストスアーマー
ヘパイストスチャームを用いて呼び出す上半身を覆う赤い追加アーマー。炎と鍛冶の神の名の通り、あらゆる武器を錬成できる。
ジェネシスハンマー
片面にスパイクの付いた巨大な鍛冶槌。文字通り「叩き直す」ことで武器を錬成したり、重量を活かして敵を粉砕したりする。
魔法少女マジカル・マリア
セイバーギアによって展開された光の扉をマリアと同時にくぐった際、何らかの理由によりエラーが起きてマリアの方が変身した姿。魔法少女のような衣装に身を包み、グレーに白のメッシュの髪が特徴的な女性の姿をしている。基本的に言葉を話すことができず『ワン』と狼のときと同じような声を出す。(人が話すのを真似て抑揚をつけて鳴き声をあげることもある)
マリアが変身している間アリシアは羽を持った小さな妖精のような姿になっている。肉球杖マジカルハンマーを武器に主に風の魔法と棒術で戦う。
初めての変身は事故であったが、新たなキーを手に入れることで任意に変身することができるようになった。
マクリントック家のメイド達
マクリントック家に仕えるメイド達。全員が元孤児でマクリントック家の養子となっているが基本的に姓を名乗ることはない。それぞれが各分野のエキスパートであり公私ともに一族の支えとなっている。アリシアが家を出てからは会っていないがアイリスはこっそりと同行しており、日々の様子を当主へと報告している。
アンジェラ
大人びた落ち着きのある女性。料理が得意でアリシアに料理を教えたのも彼女。
ベアトリクス
アリシアと同じくらいの年齢の活発な少女。特技は掃除。しかし自分のものを片付けるのが苦手で彼女の部屋は散らかっている。本人曰く「プライベートでまで掃除をするのが面倒」
セシリア
アリシアの親と同じくらいの年のメイド。先代の時からマクリントック家に仕えている。特技は洗濯。洗濯物を運ぶのに他のメイドの手伝いを必要としないほどの力持ちで、そのためにたまに買い物に連れ出されることも。先代の養子なのでアリシアから見ると叔母にあたる。
ドロシー
フェンシングの達人でアリシアの剣の師匠。当主の護衛も務める。
エミリア
マクリントック家の家計を管理しているメイド。大雑把に見えるが無駄遣いは許さない。アリシアに日常的な金銭感覚を教える機会が無かったことを今になって悔やんでいる。
フィオナ
裁縫が得意なメイド。メイドの衣服は彼女が仕立てており、個々人でそれぞれデザインが異なっている。
グレーテル
語学堪能なメイド。英語・中国語・日本語・ロシア語・アラビア語の読み書きと会話ができる。当主に付いて出かけることが多い。
ヘレン
法律を中心に様々な学問に通じているメイド。マクリントック家の知恵袋。アリシアの教育係でもある。
アイリス
アリシアの身の回りの世話をするメイドであり友人役。一通りのことをそれなりにこなすが、どこか抜けており物をよく壊す。
……というのは仮の姿で、実はアリシアの護衛役(アリシアはその事に気づいていない)。元少年兵で隠密活動とCQCの達人。