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作成日時: 2024/09/09 22:32:58
恵まれた人間は自分で運命を変えられる。では、恵まれない人はどうするのか?
人を神にするのは、信仰か、美徳か、それとも生まれ持ったものか?

ボロ宇宙船で神様だった。光る隕石から眠ったまま転がり出た。宝石の体は勝手に人々の信仰を集めた。まだ何の力も持たなかった少女には重荷だったが、いっしょうけんめいがんばった! でも、誰も彼女のために犠牲にはならない。彼女を本当に助けるものはいない。本物の神だったら、たとえ灰色の石ころの体でも人々の畏敬を集めただろうか? 偽物の神様は、人々を畏怖や力で消しとばすことはできない。彼女を/は誰も救えない。白いオパールだった体は、足先からどんどん、宇宙の色に冷えていった。それから時が経って、帝国の侵略から人を逃して、逃げて、自分一人になって、光線銃が放たれて、……今度こそ! 彼女の決意は夕暮れ色の光となって、胸の中で弾け、溢れ出し、熱線の軌道を捻じ曲げた……今もその時の決意が胸で燃えている。人間が人間のまま、神に見えるときとはどういうときなのか? 人間性の一瞬のひらめきを見せる、人造贋作の神。


長い「神様ぐらし」の中で本当の自分と理想の自分が近接しているため、本心は本人にもほとんど区別がつかなくなっている。物の好みや美味しいものへの好みは、人間に戻るためのわずかな縁。本来は理詰めだが、「女の子」の見た目や口調でかなり誤魔化している。おしゃべりなのは本当。何が本当で何が本当じゃないかは、あなたも探してみてね?
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2024/08/21 21:48:03
最終更新日時:
2024/09/09 23:25:28
記述種類:
標準

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