黒影とせんせーの詳細設定

作成日時: 2020/02/08 14:29:30
【喋り方】
●兵庫
『○○さんは□□と仰ってましたねー。せんせー』
『強襲兵の皆さん!』
『アンタなんかに負けるかよ!』

●せんせー
『アタシは○○と思うけど黒影はどう思う?』

【せんせーについて】
●元は蜂皇族の女性外交官。名前は「スクイリア」
●何よりも黒影を大切に思っており、体を捨てたのも自己犠牲からではなく黒影と一つになりたいと望んだため

【黒影の故郷について】
●UDCアースの大海に浮かぶ小さな島国。潮流と気流の関係で近年まで外部との交流がなかった。
●島には知能を持った3mほどの巨大な人型の虫の種族、蜂皇族と普通の人間が共存している。
●技術、知識は蜂皇族が世界中に散らせた虫たちから集め、人間たちに授けてきた。
●結果、蜂皇族は人間たちから統治者として崇められ現在も国の政治は蜂皇族がすべて行っている。
●UDC組織とグリモアとは猟兵の育成、派遣など積極的にサポートすることで友好関係を築いている。
●UDC組織を介しての貿易により経済は先進国の主要都市と同レベルまで発展している。

【教導虫について】
●元は蜂皇族。人間を猟兵に覚醒させるため、体を捨て脳に寄生した。
●蜂皇族は誰一人として猟兵として覚醒できなかった。
●覚醒の手段として薬物など挙がったが、人間への負担が大きく危険なため、一番負担の少ない方法である脳への寄生を採用した。
●宿主である人間が死ねば蜂皇族も死ぬ。
●蜂皇族は寿命は人間の数倍あり、鋼鉄より硬い強靭な肉体を持っているので蜂皇族にとっても大変なリスクがある。

【黒影について】
●生みの親はUDC職員。今も健在
●生後間もなく、両親によって蜂皇族に捧げられた
●この行為について黒影はしょうがないと思っている(故郷の人間たちの間では蜂皇族に全てを捧げるのは義務と考えているため)
●その後、猟兵の素質を見抜かれ、教育係として、せんせーが割り当てられた
●せんせーは黒影に蜂皇族のためではなく自分の幸せのために生きることが大切だと教育を続けてきた
●その結果、蜂皇族にも尽くすが、それ以上に自分も含めて周りの人たちが幸せになることのほうが重要である、と考えるようになった
●好物は常温のクリームコロッケ。せんせーの得意料理。黒影を褒めた日の翌日は必ず出てくるようになったので自然と好きになった

【昔のせんせーについて】
●外交官時代の当初、人間を下位の存在とみていた。我々が教導し保護しなければならない、と
●そのせいでUDC職員を嫌悪していた。人間が対等な立場で接してくるのが受け入れられなかった
●そのことを露見しないよう努めていたが、接見したUDC職員たちも嫌われている雰囲気を感じ取り、距離を置いていた
●だが、その壁を突き破り頻繁にスクイリアに絡もうとするUDC職員がいた。名前は「黒影 兵庫」
●スクイリアは最初、黒影を疎ましく思い、離れるよう仕向けたが黒影は離れず、ずっと絡み続けた
●ついにスクイリアは根負けし、スクイリアは黒影という存在を受け入れるようになった
●やがてスクイリアと黒影は公私ともに深い付き合いをするようになった
●スクイリアはUDC職員の黒影をサポートする傍ら多くの人間たちと接し自分の人間に対する認識を改めるようになった
●黒影がUDC職員を引退し病床に臥せってから亡くなるまでスクイリアが介護し続けた。黒影に家族はいなかった。
●黒影が亡くなる直前スクイリアに何も遺してやれないことを謝るとスクイリアは、それならば「黒影 兵庫」の名前が欲しいと言い、黒影は承諾した
●それから数十年後、島の一組の夫婦から赤ん坊が献上され、スクイリアが教育係となった
●教育係の最初の仕事として命名することになりスクイリアは赤ん坊に「黒影 兵庫」と名付けた

【黒影の故郷の地形・財政について】
●面積:1000平方キロメートル
●人口:30万人(うち蜂皇族は1万匹)
●島は南北に細長い楕円形で東西が山で分断されている。山の標高は1500mほど
●東が軍隊虫の研究・飼育区と森林地帯
●西が居住区と農業区
●南が商業区と大型貨物船も入港できる湾になっている。
●北が行政区と遠浅の砂浜
●男女とも16歳で成人となり、ほとんどがUDC組織の職員に就職する。
●地下資源は無く、加工貿易も島の存在を秘匿する必要があるため行えず、結果、UDC職員として就職した島民や、黒影など猟兵たちの収入によって島の財政が支えられている。

【強襲兵について】
蜂皇族の細胞をベースに生み出された、すべての軍隊虫の基礎となる虫。
雌雄同体で、鋼の卵を産み、卵を食い破って出る。
雑食で好物はオブリビオン。命令されることが至上の喜びであり、命を捨てる行為であっても喜んで従う。
ただし、正確な指示をしないといけないので、扱うには難しい。
命令できるのは蜂皇族か、蜂皇族から指揮権を賜った人間のみ。
黒影が使う強襲兵および全ての軍隊虫は、せんせーの細胞をベースにしたもの。
だから何も指示をしなくても黒影にとって最適なことを自発的に行う。
このことをせんせーは黒影に伝えていない。知ると使うことができなくなるから。

【せんせーの最終目的】
せんせーは兵庫くんが死ぬことを極端に恐れている。
残されるのはもう嫌だと。
だから一つになった。

まだ足りない。

この時間を永遠のものにしたい...。

蜂皇族は命が危険にさらされるたび克服しようと進化し続ける細胞を大量に持っている。
初めは指先程度の大きさしかなかった虫が食物連鎖の最上位に君臨する生物になったのも、その細胞のおかげ。
せんせーは、この細胞を兵庫くんの中で作り続けている。
猟兵は命が危険にさらされることが多い、比例して細胞も進化を続けている。
上手くいけば、自分と黒影は永遠に生き続ける存在になれるのではないか、いやなってみせる。
そう思いながら今日も細胞を増やし続けている。
もはや兵庫くんは純粋な人間ではなくなった。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2019/06/29 20:07:19
最終更新日時:
2020/02/08 14:29:30
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標準

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