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作成日時: 2020/10/19 22:28:47
イラスト
封印体: https://cdn.tw6.jp/i/tw6/basic/1319/856361_f13193_bu.png 
通常体: https://tw6.jp/gallery/?id=99164
神化: https://tw6.jp/gallery/combine/35175 
覚醒体: https://tw6.jp/gallery/?id=82843 

「足りない…足りない…
      何もかもが虚しくて…
          狂おしい程に寒いよ…

                だから………

           お前の燈火(温もり)を…この私に寄越せぇえええ!」

死之宮・謡=宵闇彼岸染

憤怒、憎悪、悲哀、懊悩…ありとあらゆる負の感情
全存在に訪れ得る総ての滅びの要因
…それらの集合体。満たされぬ世界、虚ろの権化。
この世の何処でも無い生も死も時の流れも、彼女以外のありとあらゆる総てが存在しない
特異点に生まれ座す外れた存在
”例外なく喰らい尽くし絶対の滅びを与えるモノ”
或いは、最初から既に終わっていたモノ

滅びそのものであり、悪意そのものであるため文字通りの不滅。
自身に与えられるはずの滅びすらも自身の一部となるが故
世界がある限り滅びることは無い。滅び得ることなど無い
怨霊の様なモノで、普段は星の如く巨大な結晶体の姿(上記の通常体)
だが、何かあった際はその身を砕け散らせ、内部から堕天使のような姿の彼女が現れる
覚醒体となったのは過去二度だけ

寒々しい世界に佇み、明かりを、温もりを妬ましいと吼えながらも
総てが終わった虚無を望まない矛盾の権化
自らの愉悦の為、自身の欠片を分体として様々な世界にばら撒く。
総ての滅びの行き着く先にして総ての滅びの要因

ー・-
所謂、覇道神の類
渇望は「何もかも虚空に呑まれ消えろ」「私に無いものを持つことなど赦さない」「満ち足りるまで喰らいたい」

自らの求める総てを望むがままに喰らい尽くし奪い尽くす、思考するブラックホール
仮に彼女が座を掌握した場合、総ての存在が自身に無いものを求めて奪い殺し合う地獄と化す
本質的に何もかも総てを怨み呪い、滅びを与えんとするもの
殺意しか知らず、殺意以外要らず、然れど心持つが故に享楽を愛し総てが喪われた世界を望まない矛盾の権化
矛盾と絶望を抱えて揺蕩う虚ろ覇道

分体共は所謂触覚。本体が特異点から出ることが出来ないためにそうして無聊を慰める
誕生時からの絶対的強者。故に我慢を知らず自重を知らぬ…
心を育む過程が無かったため彼女として円熟した今でも心に稚気を秘める
普段の言動からは解らぬが深層心理で誰かに甘えたがっているとかいないとか

【宵闇彼岸染/ファートゥム】
Calamitas virtutis occasio est
災難は勇気を試す機会である
Alea iacta est
賽は投げられた
Facta, non verba
言葉ではなく行為が大切

覚醒
其の身は目覚め、宇宙そのものとなって敵対者すべてを圧し潰す
彼女は渇望そのものがヒトのカタチを成した存在
故に、その力は強大無比にして無慈悲……そして、何よりも孤独


簡易解説

普段うろちょろしているのは分体としての彼女であり、厳密には「彼女」ではなく彼女
それ故に「彼女」そのものよりも享楽的で殺意以外も知っている
分体達はヒトとして世を生きたのだから

この世のありとあらゆるモノに呪詛を吐く、闇の化身
極めて攻撃的。その愛すらも昏く惨く
決して満ち足りることは無いと知りながらも、その渇望のままに他者から奪い続ける
総てを喰らう底無しの大穴

刹那すらも生きることなく、何よりも、世界すらよりも永い時を生きる
彼女が滅びを与える存在は彼女本人すらも例外でなく
故に彼女は他の何よりも己の終わりを望む。
……それが不可能であると知りながらも、諦め切れずに彼女は今日も終わりを探す

事情を悟った分体たちは本体に対して呆れと憐れみを覚える
無駄と知りながらも止まることを知らない彼女に、誰よりも自由で不自由な彼女に

多分、玲愛√アフター
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2020/10/19 22:10:46
最終更新日時:
2020/10/19 22:28:47
記述種類:
標準

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更新履歴
2020/10/19 22:28:47
2020/10/19 22:10:46 差分