ばち、と赤黒い雷めいた魔力を迸らせて黒い甲冑を着たネメシスの姿になりつつネリリを想う
――たとえその手が小さくて。合わせた両手の指の隙間からこぼれるモノがあったとしても。それはとてもうつくしい、きれいなもので尊いものだと思う。あたしには眩しくて
せめてその手を傷つけるモノから守りたい、と思いつつ大剣を生成
「ぶん殴るわサルガタナス。そのツラで誰をどうするって？一遍死んで百回自身を嘆いて万回そのセリフを後悔なさい」

【飛翔】を使い上から落ちるようにパラドクスの一撃。シル達の攻撃で動きが止まる瞬間を狙う
相手のパラドクスは魔力障壁（装備品）と武器防具で凌ぐ
「Knock!」崩れた装甲や武器を散らし、髪を黒髪に変えて
「Face!」ばち、と強く魔力を迸らせる籠手の握り拳で
「Down!」全力で殴る
髪を白髪に変え自分も地面に叩きつけられつつも次へつなぐ仲間の名を叫ぶ

全てが終わったらぺしんと砕けてない手でネリリとハイタッチ
「はー。疲れたぁ」
いつも通りのノリでネリリの近くにぺしょっと座る