・生前は人身売買を生業とする両親から生まれ、彼らの”奴隷”として扱われた存在。そのため、本来の名前はなく、記号としての”灰”と呼ばれていた（現在の名前は死んだあと、自分でつけた名前）。

・翁が死ぬ前日に、”商品”であった少女と気まぐれで話をし、”彼女を助けたい”という初めて人間らしい感情を抱き、彼女を逃がした。次の日、そのことが両親にばれ、その日、彼は”処分”された。

・死後は地獄に落ちたが、浄玻璃の鏡に映し出された翁が”道具”から”人間”となった経緯に興味を持った閻魔王によって、地獄の兵卒としてしばらくの間（地獄の時間の流れは不明なため、実質、無期懲役）仕事をすることとなった。

・翁が罪人を捕えることに執着している理由は、かつての少女のような存在を罪人によって踏みにじられないようにするためと彼の奥底に眠っていた両親への憎悪からきている。

・ダークセイヴァーの世界に生き返った後は、適性があった死霊術を学びながら、オブビリオンや罪人を捕えることを使命として旅をしている。

・なお、怠惰な性格は地獄で働きまくった反動。

・好物はココア、また、まともな食べ物を食べていないためか果物以外食べようとしない。

＜能力＞
”魔天牢”
・閻魔王から与えられた翁専用の監獄。普段は棺桶”魔天牢の門”に収納されている。収容人数は無限であり、幽閉された囚人の生命力と魂が徴収される（一部のユーベルコードによって消費される）。また、”魔天牢”が展開されている間、”大罪の縛鎖”、”秤の楔”、”運命の黒い枷”、”魔天の獄卒獣”を無限に召喚することができる。

”ウロボロス”
・通称”貪りし夢幻”。幻影を支配し、夢を喰らうことが至上の喜びとしていた漆黒の龍型のオブビリオン。ダークセイヴァーの世界に現れたところを翁が交戦し、討伐した。その後、その素材を使い、手袋型の偽神兵器を作成した。
・能力は幻影を作り出す能力。また、生命力を代償とすること（生命力は”魔天牢”や”魂喰らいのカンテラ”で徴収した生命力で代用可能）で、翁と魂の融合を行い、”ウロボロス”に姿を変え、力を奮うことができる。

”魔天の獄卒獣”
・魔天牢を根城としている怪物。狼、蝙蝠、大蛇、猛牛、蜘蛛、蠅の群れ、蠍の姿を状況に合わせて使い分けることができる。”魔天牢”の看守長である翁の命令のみ従う。

・裏話（メタ）
・元々はＴＲＰＧのシステムの一つであるダブルクロス3ｒｄで使用している持ちキャラのコンバートです。
・元々のサブクラスは死霊術士です。