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作成日時: 2020/06/14 15:28:21
イラスト: 封印体 https://cdn.tw6.jp/i/tw6/basic/1319/856361_f13193_bu.png 
神化: https://tw6.jp/gallery/combine/35175 
覚醒体: https://tw6.jp/gallery/?id=82843 

「足りない…足りない…
      何もかもが虚しくて…
          狂おしい程に寒いよ…
                だから………
                    お前の燈火(温もり)を…この私に寄越せぇえええ!」


憤怒、憎悪、悲哀、懊悩…ありとあらゆる負の感情
全存在に訪れ得る総ての滅びの要因
…それらの集合体。満たされぬ世界、虚ろの権化。
この世界の何処でも無い特異点に座す、”ありとあらゆる存在を喰らい尽くし絶対の滅びを与えるモノ”
或いは、最初から既に終わっていたモノ
寒々しい世界に佇み、明かりを、温もりを妬ましいと吼えながらも
総てが終わった虚無を望まない矛盾の権化
自らの愉悦の為、自身の欠片を分体として様々な世界にばら撒く。
総ての滅びの行き着く先にして総ての滅びの要因

・三次元に干渉するため産み出し活動している分け御霊は分体達を基に生み出されている。
核になっているのは帝国将軍クレアだが、精々名残が残っているかといったレベル


・(通じる人には通じる)解りやすい説明
要するに彼女は覇道神の類
神格:《彼岸染》  (通称は 宵闇)
渇望は『温もりを持つものを許さない』『満ち足りるまで他を喰らいたい』
流出【真の想いと魂魄は終わらぬ地獄の中に】
能力は「温もりの簒奪」

自らの求める総てを食らい尽くし奪い尽くす(=殺害した相手の力を奪う)
仮に、彼女が座を掌握した場合全ての命は自らが持たないモノを求めて終わらない争乱の坩堝に陥る
言い訳のしようもない程、邪神の理。
本質的に総てに滅びを与えんとする災害のような存在だが
心を持つが故に、享楽を愛するが故に終わった世界を望まない
矛盾を抱えて揺蕩う虚ろなる覇道
分体共は所謂触覚。本体が特異点から出ることが出来ないためにそうして無聊を慰める
誕生時からの絶対的強者。故に我慢を知らず自重を知らぬ…
心を育む過程が無かったため彼女として円熟した今でも心に稚気を秘める
普段の言動からは解らぬが深層心理で誰かに甘えたがっているとかいないとか

尚、『喰らいたい』渇望が要因で覇道に近づくほどの強者が現れても喰らい滅ぼしてしまうため
座の維持、を考えた場合はかなり優秀…彼女の願いには反するが…

ラテン語の格言
In spiritu et veritate :魂と真実に於いて と
Abyssus abyssum invocat :地獄は地獄を呼ぶ の二つ


【宵闇彼岸染/ファートゥム】
Calamitas virtutis occasio est
災難は勇気を試す機会である
Alea iacta est
賽は投げられた
Facta, non verba
言葉ではなく行為が大切

覇道神として覚醒。
其の身は宇宙そのものとなり、敵対者すべてを圧し潰す
彼女は渇望そのものがヒトのカタチを成した存在
故に、その力は強大無比にして無慈悲……そして、何よりも孤独

【闇色統軍/ソウグン】
Ad nocendum potentes sumus
我々は危害を加える力を持っている
Spemque metumque inter dubiis
希望と恐れの間をさまようべし

彼女の軍勢、他者を獲物としか見ず総てを喰らい尽くす魔神に心酔し
自ら望んで総てを捧げて喰われた狂信者たちを呼ぶ力
彼等彼女等は強力だが、心に歪みを抱えている
…尤も、彼女に心酔する様なモノがまともな筈も無いが…



性質
この世のありとあらゆるモノに呪詛を吐く、闇の化身
極めて攻撃的。その愛すらも昏く昏く
決して満ち足りることは無いと知りながらも、その渇望のままに他者から奪い続ける
総てを喰らう底無しの大穴

「喰らい尽くし壊し尽くし殺し尽くす…
 世界は私の食卓で遊技場だ…
 構わないだろう?脆弱なるモノ共よ…
 弱肉強食の理を基に、私を愉しませてくれよ?
 永遠に…そう、永遠に…」 

そして…あまりに長く生き過ぎた為、”あらゆる総て”に滅びを与えるその性質から
唯一、滅びを与えることの出来ない”自分自身”の滅びを望む
(※彼女は全ての滅びの集合体。故に自身の滅びすらも喰らい在り続ける)

「私は遍く総てに滅びを与えるのだろう?ならば、何故に私を例外とする?
 嗚呼、如何か、誰でも良い…私に滅びを与えてくれよ…」

事情を悟った分体たちは本体に対して呆れと憐れみを覚える
無駄と知りながらも止まることを知らない彼女に、誰よりも自由で不自由な彼女に



多分、玲愛√アフター


「希望と絶望、生と死、祝福と呪詛、現と夢…追い求め嫌う光と影
 君は何を見何を想う?善良に悪辣に、自由に生き、成すと良い…
 何時か君たちが私の下へ来るその日まで…
 私はそれを見ながら無聊を慰めるとしようか…」
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2019/11/23 18:07:46
最終更新日時:
2020/06/14 15:28:21
記述種類:
標準

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