アイン・セラフィナイト設定

作成日時: 2019/06/19 22:05:08

【人物設定・来歴】

出身はアックス&ウィザーズ。気付いた時にはとある街の路地裏に縮こまっていた。
記憶もない、自分が何者かも分からない。そんな錯乱状態の彼に差し伸べられたのは、それを見かけた老夫婦の手だった。
老夫婦は名前のない少年にアイン(彼らの初めての子供、『一番目』)と名付け、その成長を見守ることにした。
その恩に報いるために、老夫婦が喜びそうなことを率先して行い、平和を日常を送っていたある日。
オブリビオンが街を襲撃、アインをかばった老夫婦は命を落とした。
そんな時、一人の猟兵(レイ)がオブリビオンを打倒、間一髪でアインを救った。
自分はまた何もない存在になってしまった、そう呟いたアインを哀れんだのか、レイは彼に『セラフィナイト』の苗字を与える。
自分のあり方は自分で決める。そう告げたレイの姿に憧れを抱き、自分が自分としてあるために、『自分が出来ること』を見出す旅をしている。

【正体】

その正体は、精霊たちが『世界の観測者』として創り出した生命体。
父は時を司る精霊王クロノス、母は『万物』を司る精霊王オリジン。四大精霊の力と大精霊の力を合わせて創られたのがアインである。
精霊に創られた生命体のため、通常の人間、ドラゴニアンとして存在しているが、体内に宿る魔力は無尽蔵と言ってもいい程。
子供の姿は仮初の姿で、精霊たちによって魔力操作の制限をかけられている。
もし制限が解かれれば、アインの内の宿る魔力は周囲に存在するあらゆるモノを魔力に変換する『魂魄喰らい』となってしまう。

【現在と交友関係】

やがて自分が精霊によって生み出された存在だと気付くのにそう時間はかからなかった。
旅の途中、自身の魔力によって開かれた境界の門から飛び出してきたのは、八咫烏の『森羅』と銀の星『万象』、純黒の鴉と純白の鴉である。
境界に住む鴉たち、彼らはアインを主と認め、あらゆる害悪から彼の身を護っている。
現在はアックス&ウィザーズの根も葉もない噂を聞いて、禁足地や霊峰と呼ばれる場所へ赴き、封印された魔書の捜索と回収を行っている。