アイテムに付いている渾名の殆どは、チェスカーがその場のノリで適当に考えたもの。
銃火器は全てチェーンガン(外部動力とチェーンによる結合で機関部を動作させる銃)であり、装填不良や排莢不良よるジャムは起こらない仕様。
『パジョンカ』
見た目は普通のバトルライフル。片手撃ち可能。
対応する口径、弾薬の種類が豊富で、UC【弾丸芸術】で作成した装弾を使用できる。
この銃だけは個別にバッテリーを積んでおり、ビッグタイガーがエンストしている時でも内部から遠隔操作で発射制御を行う事ができる。
ただし銃口を動かす事はできず、弾倉の交換も不可能。
BXS-PMG42『電動ノコギリ』
射程は短いが、集弾性は抜群。装弾数多めのサブマシンガン的に使用する。片手撃ち可能。
マイティ・エレクトロニクス社製品。
モデルはMG42。独裁者の電ノコとか呼ばれてる例のアレ。
EP/KE-303『ドーザー』
ACシリーズで言うところのKE盾。一応、榴弾に対する耐性もある。
タンクモード時は前面に常時展開した状態であり、装甲の一部に同化して見えている。
形状は横長。
スタンディングモード時は、折り畳まれて左脚部に収納されている。展開に数秒を要する。
形状は縦長。
展開した状態でも動けるが、ちょっと邪魔。機動力は落ちる。
渾名の由来は排土板(ドーザーブレード)。実際にブルドーザー的な使い方をした事がある。
工業用電動式CICT『ロックアンカー』
Controlled Impact Crushing Tool(制御された衝撃を伴う破砕器具)の略。
見た目はそのまんまパイルバンカー。
タンクモード時は杭が機体正面を向いて射出されるが、スタンディングモード時は変形の加減で下向きに射出される。
これを蹴りに応用するには、杭を撃ち出すタイミングを手動で合わせないとならないので、実際当てづらい。
名前の通り、元は工事用具だった物を無理やり取り付けている。
モデルはCIRT(Controlled Impact Rescue Tool)。火薬の力で杭を打ち出す、災害救出用のツール。とてもカッコいい。
高靭性軽鋼ワイヤー&路外走破用ウィンチ
タンクモード時は砲塔の下、スタンディングモード時は腰にあたる部位に装備された、ワイヤー射出装置。
合計4本のワイヤーを搭載。
前後左右、全方位に射出可能。
ワイヤーの先端はアンカー状になっている。射出された勢いで対象に突き刺したり、どこかに引っ掛けたりして使用する。
重量機用ブースター『ストームダンプ』
57tの質量を時速130kmでカッ飛ばす為の推進装置。流石に飛行は出来ない。
このブースターとワイヤーを悪用すれば、壁を伝っていける高所であれば無理矢理よじ登る事も可能。ただしスタンディングモード限定。
方法としては、
- 1ワイヤーを壁の高い位置に向かって射出する。
- 2ブースターを噴かしつつ壁を蹴って、ワイヤーを巻き取りながら少しずつ登る。
- 3更に高い位置にワイヤーを射出し、①を回収する。
これの繰り返し。
なお登攀速度はお察し。
内装型擲弾発射機『トレンチャー』
コクピット内部から手作業で弾を込めるタイプの擲弾機。
主に発煙弾を撃つ為の装備。
その仕様上、人間が片手で持てるサイズの擲弾を扱う為、対キャバリア用としては心許ない威力。
あくまで散弾は、銃火器の射程より内側に張り付かれた時の防御用。