ハルア・ガーラント(宵啼鳥・f23517)の設定あれこれ

作成日時: 2020/08/23 01:41:28
猟兵「ハルア・ガーラント」について、ステータスシートに記載している以外に設定したかったものや補足を置いています。
※あくまで自己満足のために作ったものであり、MS様や他の猟兵様にこちらの設定等の反映を強制するものではありません。

■ハルアの簡単な説明
ガーラントは母方の姓。
深緑の瞳は父譲り、淡い灰桜色の髪と色白の肌は母譲り。天使、有翼人という言葉がぴったりな白い大翼。他のオラトリオのように頭の花や背の翼は出し入れはできない。形状は猛禽類の翼に酷似しており、精霊等の補助なしに翼のみの力で空を駆ることができる。体格のいい成人男性ひとり迄なら抱えてある程度の距離は滑空を交え飛翔可能。
また、自らの歌について本人は「ただ好きなだけ」と謙遜しているが、オラトリオとなったことで歌に様々な祝福や祈りを込められるようになり人の心を揺るがす力は確実に向上した。

■性格
心優しいが気弱で涙もろい。厳しい決断を下すことに躊躇し、それが長所でもあり短所でもある。
また、新しいもの、初めてのことに対する好奇心と同程度に恐怖心が存在する。表情はころころ変わるが、満面の笑みだけはうまくできない。

■出身地
ダークセイヴァー。多くの住民が貧しいながらも清らかな生活を送る海沿いの街が出身地。
ハルアは羊やヤギ、鶏等の牧畜と小麦をはじめとした穀物を生産する母を手伝う日々を送っていた。
少しのお供である家畜を連れて、海が見える小高い丘でのびのび歌うのが彼女にとっていちばん心穏やかな時間だった。

■家族構成
母親との二人暮らし。父親は既に家庭を持つ青年で、母親が彼を一途に慕い続けた結果、同情にも似たほんの僅かな愛情と一夜限りの慰めでハルアを身籠った。
母親は元はその類まれなる歌の才能と可憐な容姿から「聖なる祝福の歌うたい」として教会に所属し、生涯を神に捧げる聖女を歌で祝福する役目を持っていた。
しかしある出来事を境に歌えなくなり、歌うたいとしての立場も辞してひっそりと暮らすことになる。
それまで恋愛も一切禁止され俗的な事もできず、その結果歌さえ口ずさむことさえ出来なくなったことで緩やかに彼女は狂っていった。その矛先はハルアにほぼ向かっていたようだ。
加えて母親は天涯孤独の身で、父方の親族からはハルア共々拒絶されていた。狂える彼女はハルアに父親の配偶者について「お父さんとはあの女のせいで逢えない、あの女が全部悪いの」と語りかけていた。
唯一父方の祖父であるジェラルドだけはハルアの事を常に気にかけ可愛がっていたが、彼が他界した際ハルアは葬儀に参列することが許されなかった。

■猟兵になった出来事
彼女は自らが不義の子であるという事実について全く気付いていなかった。
周囲の蔑む視線や態度の理由が分からないまま、悪意に晒され時には好奇の目で見られ。それでも母親を心配させまいと彼女なりに気丈に振る舞い気付かないふりをしていた。だが事実を知った時「自分はいらない子だ」と深く絶望し家を飛び出してしまう。
いつも歌っていた丘の更に先、せり出した崖と一体化するように廃墟となった小さな神殿があるのをハルアは知っていた。誰にも会いたくない一心でそこまで逃げるように駆けただただ慟哭していたところ、人が立ち寄らず老朽化していた神殿がハルアという僅かな存在を呼び水に入り口付近が崩壊を始める。空中に投げ出されたハルアは絶望による諦めの中強い恐怖心を抱く。ゆっくりと墜ちる視界の中、視界いっぱいに映っていた満月を黒い翼が一瞬覆うように見えた後に現れたのは真っ白で仄かに輝く白鷲。ほぼ同じくしてハルアの背からも白い大翼が広がり、オラトリオへと覚醒した。

■信条

■戦闘時の立ち回り

■アイテムの説明

■ユーベルコードの説明

■「天獄」とは

■鬼桐・相馬との出会いと関係
背に隠しようのない大翼が生え故郷の街に戻ることもできず、他にオラトリオや猟兵を目にしたことのないハルアは数日を治安の悪い街で潜伏するように過ごす。そこへ偶然にも依頼を受けていた相馬が立ち寄り、柄の悪い男たちに絡まれていたハルアを助けたことが最初の出会い。
雛鳥の刷り込みのように相馬に惹かれるハルアだったが、相馬は当初「翼がうっすら鳥臭いしなんか面倒そうな女だな」としか思っていなかった。


■宿敵「護衛兵ライブレッド」との関係