神田・レイ

24歳
人間のデジタルサマナー

東京で予備校教師を務めていた青年。担当科目は国語(現代文)と物理という変わり種。教え子を何人も大学へと送り込んだ若手のホープである。
突如東京都墨田区に出現した2機の人型機動兵器との戦闘に巻き込まれた後に「刻逆」が発動、流れ弾を受けて瀕死となるが、その場に居合わせたアークデーモン「リリス・シュバルツ」と大天使「ガブリエラ・ヴィンセンティ」との二重契約により命をつなぐ。3人の関係は良好で、アークデーモンと大天使との戦いに第3勢力として参戦することを決意。たった3人のレジスタンスの戦いはここに始まった。冷静沈着な性格だが、時折天然ボケをかますほか、チャーハンの事になると暴走する。

裏設定

時間と空間を移りながら繰り広げられた機械仕掛けの熾天使と鋼の悪魔の最終決戦。2021年、「チェインパラドクス」の世界に転移した2人は、世界を賭けた私闘を続けていた。後にTOKYOエゼキエル戦争と呼ばれるディヴィジョンとなる運命の世界で、2機の人型機動兵器による戦闘に巻き込まれた予備校教師の青年、神田レイ。機械仕掛けの熾天使と鋼の悪魔が去ったその瞬間に「刻逆」が発動。負傷した彼を救出したのは一人の天使と一人の悪魔。命の危機の瀬戸際で2人との契約を交わしたレイは、はぐれ者の天使と悪魔の力を借りて、変わり果てた世界への叛逆と、その引き金を引いた天使と悪魔への報復を開始する。

リリス・シュバルツ

全ての始まりである「鋼の悪魔」の力の残滓を受けたアークデーモン。神田レイと契約後、アークデーモンとしての権能を封じることで通常の人類種から派生したデーモン種として活動が可能となる。享楽的な性格の姉御肌。バイクをこよなく愛する。赤いライダースーツがトレードマーク。

ガブリエラ・ヴィンセンティ

全ての始まりである「機械じかけの熾天使」の力の残滓を受けた大天使。神田レイと契約後、大天使としての権能を封じることで通常の人類種から派生した天使種として活動が可能となる。ゴスロリファッションを好む。気が強い絵に描いたようなツンデレ娘で苦労人気質。

宿敵

ACJME6-Ⅶ"ミヒャエル・マキナ"

刻逆が発生する直前に東京都墨田区押上でレイが遭遇した人型機動兵器・「機械仕掛けの熾天使」。出現と同時にその圧倒的な性能で戦場にいるもの全てに等しく死を齎す。漆黒の機体に純白の六枚羽根が生えており、人知を超えた機動力と既存の兵器の一切が通用しない装甲・火力を持つ。

イブリース・ヴァリアント

刻逆が発生する直前に東京都墨田区押上でレイが遭遇した人型機動兵器・「鋼の悪魔」に何らかの関連を持つアークデーモンの少女。精神を奪い意のままに操る「ナーブスナッチ」の使い手。