R.I.P

作成日時: 2021/12/30 15:04:15
ディセラータ・ネイディアラ
dis-Renata nadira
名は生まれ変わる・再生するの意を待つRenataを否定するdis/姓は天底を意味するnadirより

占い師を自称する元軍人
自称とはいいながらもその占いの腕は確かなもので、虚ろな瞳で明日を見る
普段から愉しそうに微笑むが本性は血と悲鳴を好む残虐な悪魔そのもの
其れは悪魔と交じるよりも昔からであり、彼女の来歴故に仕方無いことではある
片目が見えないのは、悪魔のせいであり、呪物のせいであり、彼女自身の問題である
異様な生命力を誇り、心臓を破られても首を切られても顔色一つ変えずに微笑んだまま再生する
其れは彼女と悪魔が混じった故のモノであり、その気になれば姿形まで変えられるとか
詳細は下部
尚、本名は別にある

人間であった彼女と悪魔であった彼女が混じり合い、復讐者となった存在
人間も悪魔も元を辿れば一つの終極、底無しの悪意から生まれたナチュラルボーンキラー
然し、其々が別の局面を色濃く残しており、そうであるが故に混ざり合った今の彼女は何方にも成れぬ半端モノ、外見は人間に、中身は悪魔の其れに近い

人間≒超人=軍人
ヴェルンヒルト・カーディナル=クリアスティア・アイゼンホルン
或る異次元帝国の名門アイゼンホルン侯爵家の正妻より第二子、長女として其の生を受けた才媛
生まれた時より何かがズレ、ヒトとしてのナニカが欠落していた怪人であり、束縛されることを忌み嫌う自由人

▼経歴
アイゼンホルンは建国以来より続く軍閥の名門であり数々の元帥や将校を送り出してきた軍の要、其の一角
当然彼女も幼き頃より軍人と成るべく地獄のような修練を積み…その総てを鼻歌交じりに熟してきた類まれない天賦の才の持ち主であり、此れも生まれた時よりどうしようもなく破綻していた人格故か、家督を継ぐ相続権については早々に放棄しており、其れが故に互いを利用し合うという関係ではあったモノの兄との仲は其れなりに良好だった
士官学校に入ってよりもその才と性格は健在で家格も相まって誰も口出しできず天災児として腫物の如く扱われ、実際学生や教官と比べても尚並べることすら間違っていると言えるほどの能力を発揮し、彼女の場合入学したことすら将来のための箔付けと人脈の構築、人材の獲得と言った面が殆どであり後の側近たちも此の士官学校時代に集めたものが多い
順当に飛び級して士官学校卒業後は特殊遊撃部隊へと所属。其処でも才を遺憾無く発揮し数々の首級を挙げ続け此処でも家格も相まって少佐までストレートに昇進。其処でカモフラージュも兼ねて陸軍にて兄の下で一隊を率いて表でも活動を開始。
砦攻めや夜襲などに於いて名を馳せ…同時にこの頃、生来の人格の問題が露呈。邪魔な同僚の謀殺や気に入らない部下の始末など数々の問題行動を起こし幾度となく軍法会議に掛けられることとなるもその才を惜しんだ、或る意味では彼女と近しい気質を持つ上層部によりそれらの罪も揉み消され戦場を渡り歩くこととなる。
その後、若くして少将まで昇進、帝国第零特別戦略室(有体に言えば粛清部隊兼特殊工作部隊。もっと言ってしまえば、暗部)の長として最高作戦会議にまで顔を並べることとなる。更に兄の下で率いていた陸軍も規模を大きくして一個師団を率いていたが此方は主に裏の顔を知る側近たちが指揮することが多かった。
根本的な素行問題や軍規違反が災いし其れ以上の昇進こそなかったものの将の一角として数々の戦場で暴れ回り敵からは文字通り悪鬼羅刹の如く、味方からも英雄として、同時に超常の武威を誇る魔人として恐れられ…裏の人間からは其れこそ死神の如く忌み嫌われた
結局、最後まで死ぬこともなく退役し、暫し後、ベッドの上で醒めぬ眠りにつき……気が付けば悪魔と混じって復讐者となっていた

▼性格、特記事項など
戦闘スタイルは常軌を逸した身体能力と研ぎ澄まされた武技による物理的なものと、生来の、彼女ではなく彼女の魂の起源に由来する、現を塗り潰すほどの呪術による霊的なものを組み合わせた波状攻撃を得手としていた。
生まれついての超人故、他者を見下す傾向が強く、徹底的な能力主義者として側近たちや特戦室の部下たちは大切にしていたが、一方で表で率いていた者たちに関しては基本的に部下とすら思っておらず駒扱いし囮作戦や諸共に等と言った手も容赦なく打つ非道な将であった
悲鳴や命乞い、断末魔などに聞き惚れ、涙や鮮血に見惚れる真性の狂人であり、彼女の残虐行為の数々は其れが故。同時に其の生来の悪辣さから暗部の長としての適性は極めて高く、見せしめや拷問、脅迫なども駆使して国内の反乱分子を徹底的に根絶やしにし、暗闘においてもスパイや暗殺者などを闇へと葬り続けることとなった。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2021/12/30 15:04:15
最終更新日時:
2022/04/03 21:11:07
記述種類:
標準

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