傲慢故に嫉妬に駆られる者(撃破済み)
使う絡繰人形と、その元の持ち主である『旦那』と因縁があり、語当人には縁がない。
赤いワンピースの女も元は依り代であり、邪神の方は依り代にした相手の感情を増幅させる類のもの。
女はかつて、どこまでも自己中心的な言動で自分の旦那と子供に出ていかれた。
だが、悪いのは出てった方、自分は可哀想なのに何で周りのは、と考え近所の仲のいい親子を殺した。
そこから女は止まらず、邪神の依り代として相性がよかった。幸せそうな夫婦や親子、家族を殺して、最後が妊婦。
最後の妊婦は命こそ助かったが、お腹の子供は生まれることなく。
『旦那』の手によって一度は封印された。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー8✖ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
模倣と言われた噺家『桂馬亭・詠松』(
https://cdn.tw6.jp/i/tw6/basic/0355/955488_f03558_rival_illust.jpg)
こちらも、語とは縁がない。だが、その姿は語がセイさんと呼ぶ『川方亭・洛清』とよく似ている。
師匠を敬愛し、その芸に惚れ込み、噺をそのままなぞる様に語り、周囲からは師匠の模倣でしかないといわれていた。
自分の色を出そうにも師匠に習ったものを自分で変えることに多少なりとも躊躇があった為。
模倣と言われようとも、敬愛もあり表向きは飄々と流していたが、その裏で、何とかしなければいけないと悩み苦しんでいた。
それを解決できぬまま、自ら命を絶った。