リィズ設定集

作成日時: 2020/05/14 00:05:43
リィズ・レミリアドール

表情が乏しい機械人形。元はとある研究室にあり、そこにあったほか三機とともに活動を開始。ほか三機は感情や自律に関するシステムの搭載は無く、リィズにのみ搭載されていた。それ故にリィズがメインとなり、相互リンクによって活動する。
見た目は少女、お嬢様といった風貌。
細身で身長もそれほど高くはない。長く綺麗な赤髪が特徴で、澄んだ青の瞳が対照的。
服はいわゆるゴスロリを着用。全体的に落ち着いた形で、名家の出を思わせる。そんな事実は無いが。ちなみにこれは彼女を造ったマスターによる趣味。
リィズ自身の性能は控えめ。他の猟兵に比べると物足りなさがあるくらい。ほか三機で補うのでちょうどいい……かもしれない。
性格や表情は非常に乏しい。システムは搭載されているものの、あまり変化などが無い。そのため、彼女のために開発された「ni-co」という会話デバイスを持っている。

・無口用自律会話デバイス「ni-co」
彼女の心などを読み取ってそれを言葉にして発するタブレット型端末。画面には顔文字が表示され、感情までもが見て取れる。
一見便利だが非常にテンションが高く、たまにこのデバイス自体にも感情があるのではと思うくらいに余計なこともたまに言う。
しかしながら、多少変だとしてもリィズは常にこれを携帯している。
これの影響を受けたのか、最近の口調はちょっと流暢。少し棘が入る。

戦闘は彼女と共にいた三機と行う。
彼女は名前呼びだが、武器としては傀儡と呼称する。

傀儡
・一人目 リーシャ
リィズと見た目はもちろん体型から何から何まで瓜二つな人形。ただし、瞳だけ色が違っており、なんとか判別は可能。
機能は各所から魔法陣を展開しての近接武器の召喚。サイズや種類を問わずいくらでも召喚ができる。三機の中で最も近づいて戦闘する。

・二人目 ルネット
姿は高身長なマント紳士。シルクハットを被っており、杖も持っている。
リーシャと同じく一見すると普通の人間。しかし顔は仮面になっており、ニヤッとした笑顔の柄が特徴。
紳士な外見とは裏腹に、武装や動作はトリッキーなピエロや怪盗を思わせる。
マントをばさっと広げれば、空中に多数の魔法陣が展開。そこからあらゆる種類の光線が撃ち放たれる。
貫通、追尾、爆発、と属性は多岐に渡り、各機体の相互リンクによって同士討ちの危険性は非常に少ない。
他、杖は魔力で強化された近接武器にもなり、近寄られても対応可能。

・3機目 レリウス
鷲の形をした飛行傀儡。
普段は普通の鷲だが、強化魔法により魔法陣を通過するとリィズが乗れるほど大きくなる。また、主に移動用として使用するほど速い。
しかし、この機体の一番の強みは落ちた羽根が変化する魔導兵+魔導兵器。剣を持った小型騎士を始め、盾を持ってバリアも張れる小型盾兵、自律飛行が可能なマジックドローン、味方を鼓舞する音楽隊などまである。

これらを利用した一人戦争がリィズの持ち味。




























・彼女の本来の目的、生まれた経緯

元々はただの家族。
彼女を造ったマスターが、一人ぼっちの自分の娘のために造った家族であり娘の友達であり娘の保護者。
ほか三機も同様で、さらには会話デバイスの「ni-co」ですら同様。
彼女とリーシャは娘の姉妹、友達の役目、ルネットは兄、レリウスはペット、「ni-co」は口下手な娘の為のプレゼントだった。
しかし途中で感情のシステムに苦戦、さらにマスターの娘は重い病気になってしまい、熱心な看病も虚しくそのまま天国へ。
その結果、リィズにのみ試作型の感情システムが組み込まれて封印された。

マスターも亡くなってからの後日、とある集団が研究室を発見、戦闘に利用するため各機に改造を施した(マスターの製作段階では魔力や魔法陣の利用は一切搭載されていなかった)。
特にレリウスが大きく改修され、元はインコ型だったのがここで鷲型に。
リィズのみあまり手をつけられず、その集団がリィズ達を持ち出そうとした時に研究室に異変が。爆発こそしなかったものの集団は避難、逃走し、そのまま戻ってくることもなかった。

そこからさらに後日、リィズが目覚め今日に至る。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2019/12/05 01:47:02
最終更新日時:
2020/05/14 00:05:43
記述種類:
標準

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