土御門泰花について、背後視点より補足説明のようなものを集めておきます。
※かなり長文で、恐れ入ります。
誕生の経緯
誕生当初の泰花は、「TW2 シルバーレイン」専用のキャラクターでした。
TW2の設定に基づき、世界結界によって保護されている現代地球の静岡県静岡市内某所にある、土御門家の本家に近しい分家の、第14代当主となる嫡女として、1998年6月2日に生を受けました。
「14代目」というのは、史実に基づけば土御門家が成立したのが恐らく室町時代中期〜戦国時代にかけての当主・安倍有宣からとの事なので、そこから概算して、本家と近しい分家であることも加味し、そのくらいの代の当主だろうと判断した事によります。
※何故、賀茂氏の分家にしなかったのかといえば理由は単純明快で、「TW2の頃には賀茂氏に関する史実を学べる資料が身近に無かった」ことと「TW6のサムライエンパイアの環境に近しい江戸時代では、時期によっては賀茂氏が既に断絶している可能性があるため」です。
※何故、本家の当主では無いのかというのも理由は単純明快で「ご存命の本物の土御門家の方に申し訳ない」からです。
※静岡県静岡市内(駿府藩内)に存在する分家とした理由は、「東海道が整備されたことと、駿府城が『江戸の西を守る要衝』とされていたことから、江戸時代の徳川幕府に対して協力するために生まれたから」です。
TW2はTW6と異なり、銀誓館学園に通学している間も卒業してからも「能力者」として自ら日本全国を駆け巡る必要があったことから、「能力者」と「高校生」と「結社(TW6で言うと旅団)長」と「陰陽道宗家の当主」との5足草鞋となる兼業は流石に大変過ぎるだろうとの配慮から、ずっと「次期当主」の立場でしたが、銀誓館学園の高等部卒業と同時に父から立場を譲り受け、正式に当主となりました。
※TW6 第六猟兵では、サムライエンパイアの設定上、土御門家が駿府藩内にあることまでは確定できても、泰花がその分家の何代目になるのか計算が困難な為、ふわっとさせてあります。土御門家の本家は、京にあるものとしています。
(参考:TW2 シルバーレインより→
http://t-walker.jp/sr/status/?chrid=b58524 )
駿府藩(静岡)の土御門家
土御門家といえば本来なら京都(京)や福井県南部(若狭国)に縁があるのですが、泰花が生まれた家は江戸時代に徳川家康の命令によって本家が京へ戻った折、「駿府藩は江戸の西を護る要衝」と捉えていた家康様のご要請に基づき、武力ではなく主に呪術法力による戦力となるため、誕生した……という歴史を持っています。
ただし、江戸で行われた「大江戸魔法陣」のような、駿府藩内の寺社を再配置して強大な守護を……という歴史はないようです。
※メタな話をしてしまえば、背後がTW2にてPBWデビューするに当たり、当時の住まいが静岡県静岡市だったことで、「RPする際に楽な設定を」と安易に考えたのが始まりです……。それを、TW6にコンバートするに当たって何とか理由付けしたのが、前述の通りです。
ただし、サムライエンパイアの時代が詳細不明な為、天海僧正が家光様のもとでご存命なのかどうかは不明です。ご存命であれば今後、天海僧正と家光様の命令によっては、泰花も幕府へ対して何らかの協力をすることになるでしょう。
「泰花」という名前の由来
土御門家の当主を追って調べていくと、だいたいの名前に「泰」の字が使われていることから、「泰」の字を用いる事は予め決定していました。
ですが、女の子ですので華やかさを持たせたいと考え、象徴物の「すみれの花」から、「花」を採用し、「泰花(やすか)」となりました。
泰花の象徴物・象徴色
泰花の象徴物は「すみれの花」、象徴色は「紫」です。
前述の通り本来は「TW2 シルバーレイン」専用のキャラクターとして作成した為、「能力者として、敵対するゴーストを【死(し)】へと誘う者」という世界観に沿った考えが根底にあり、音の読みと誕生日から、有名な誕生花である「紫陽花の【紫(し)】」と繋げ、先に象徴色が紫色と決まりました。
ですが、象徴物をそのまま「紫陽花」としてしまうと、土質によって色を変化させる特徴を持つ植物ですので、紫でない紫陽花も含んでしまいます。
そこで、他に紫が特徴的で身近な和の植物は……と探した結果、「すみれの花」になったのです。
ちょうど泰花の誕生日である初夏辺りに咲く花であることも決定打になりました。
TW6 第六猟兵にコンバートするに当たって、象徴色や象徴物の変更も検討しましたが、やることは「能力者」と大差ないと判断し、そのまま引き継ぐことになりました。
符術と薙刀術
泰花は陰陽道の宗家である「土御門家」の当主ですので、当然本業(メインジョブ)は陰陽道を基にしたもの(TW2なら「符術士」、TW6なら「陰陽師」)と決めていました。
そもそも何故、陰陽道を駆使するキャラクターになるようにキャラメイクしたのかと言えば、背後自身が高校時代から長く陰陽五行説を独学してきたからです。陰陽五行説と関連のある漢方の考え方や風水学も、嗜む程度にですが独学しているからというのもあります。
TW2では文字通り符術の技(アビリティ)のみでしたので、後は「ステータスを平均化して攻防一体の働きができるようになる」のか「どれかに特化して特定の役割において突出したスペシャリストになる」のかで、しばらく迷っていました。
結局、TW2では試行錯誤の末にバイト(サブジョブ)を魔剣士とすることで前者の役割を果たし、前線に立ちながらも回復支援によって戦線を支える要として、日頃の依頼(シナリオ)から戦争に至るまで、攻防一体の戦い方を続けていました。
迷いに迷ったのはTW6のサブジョブです。前世であるTW2をそのまま踏襲するなら「剣豪」や「妖剣士」を選ぶのが良かったのかも知れないのですが、TW2の他の自キャラの経験から「ステータスを序盤から平均化すると『器用貧乏』に陥りやすく、育成に苦労する」と学んだので、今回は「戦巫女」を選び、薙刀使いになりました。(ステータスとしてはWIZ重視〜WIZ特化の傾向です。)
ただしここで困ってしまったのが、「剣道や剣術なら多少なりとも知識があるが、薙刀なんて殆ど関知したことが無い!」という点でした。
刀を用いる技であれば、陰陽道とも縁のある武器でしたし、背後が「刀剣乱舞」の審神者であることもあって、ユーベルコードを自作するに当たってもそこそこ案が生まれてきたのですが、薙刀などこれまでまったく学ばなかった得物ですので、「刺突」「薙ぎ払い」「斬撃」「間合いの調整により主導権を握れる」といったことが可能だという程度しか知らず、新しいユーベルコードをひとつ作るにも全然案が生まれてこなかったのです。
そもそも剣術等と異なり、どんな流派が実在するのかさえ知らなかったため、元ネタにできる技も無く、しばらくは浮かぶ技は符術ばかり……という有様に。
やがて、TW6での依頼参加(シナリオ参加)経験を重ね、同時に先輩猟兵さん達のプレイングとリプレイをひたすら拝読し続けるうちに、泰花の薙刀は無理にユーベルコードという技として確立すること無く、揚羽蝶の式神と同様に「技能によって使用する補助的な武具」として用いていくという用い方に落ち着きました。もしも何か閃いたらユーベルコードにすればいい、という気軽な感覚です。
※TW2にて、泰花の幼なじみにして使用人であった「土御門香月」が薙刀使いだったじゃないか!と思われる方もいるかも知れませんが、彼は本業が「雪女」という来訪者の種族で、その装備可能な詠唱兵器(武器)がたまたま薙刀だったというだけで、用いていた技(アビリティ)はもっぱら氷雪操作のものだったため、意図して薙刀による攻撃をする事が殆ど無かったのです。
泰花の式神「白揚羽」と「黒揚羽」
泰花の使役する式神は、基本的には揚羽蝶です。
土御門家の家紋が揚羽蝶であることに由来します。
主な用途としては、「白揚羽」は目眩しや盾代わりなどの防御に、「黒揚羽」は呪詛や行動妨害などの攻撃に、と使い分けています。
※本来は「五獣(青龍、白虎、朱雀、玄武、黄龍)」や「十二神将(宮毘羅、跋折羅、迷企羅、安底羅、頞儞羅、珊底羅、因陀羅、波夷羅、摩虎羅、真達羅、招住羅、毘羯羅)」も式神として使役させようかと考えていましたが、五獣のうち黄龍を除いた他の存在が「封神武侠界」に「瑞獣」という種族として存在してしまうことが分かったため、今後「五獣」を式神として使役するかは未定です。
「十二神将」については、泰花の練度次第では式神として使役するかも知れません。
泰花の基本戦法
泰花の好む戦法は意外にも脳筋に近く、「圧倒的な力技でねじ伏せ叩き潰す」というものです。(その為もあり、★は経験値を得る行為に費やされることが多く、「鍛錬好き」なのです。)
戦略については、背後自身が知略に疎い(『孫子』を読んでもよく分かってない、ふんわりした理解をしている程度です)ので、あまり込み入った作戦立案はしません。共同プレイングを作成する際も、戦略的なものはそれを得手とする仲間にお任せしがちです。(勿論丸投げではなく提案はします。)
前衛・中衛・後衛のいずれでも立ち回れますが、本人としては「戦線を支える要として回復支援と後方援護に回る」ことが好きなようです。
基本的な戦いの流れとしては……
- まず【早業】で自身と仲間に白揚羽の式神を飛ばして【結界術】と【オーラ防御】を施し、守りを固める。依頼の中で「戦力としては心許ないながら協力してくれる、猟兵では無い存在」が居れば、彼らにも【結界術】と【オーラ防御】を必要に応じて施し、敵から【かばう】ようにその前に立つことも。
- 敵の攻撃を【第六感】や【聞き耳】、時にはこれまでの【戦闘知識】やその世界に関する【世界知識】を活かして【情報収集】する事で【見切り】、【早業】と【軽業】、【地形の利用】も用いて回避。回避しきれなかった場合は薙刀にて【武器受け】して【受け流し】、そのまま【カウンター】攻撃。
- やられっぱなしですっこんでいる性分ではない為、回避と同時に式神の黒揚羽または薙刀により【カウンター】攻撃。場合により【呪詛】を黒揚羽に纏わせ、指定のユーベルコードを「黒揚羽の呪縛」のように装って敵に誤認させ、UC封じ系の敵UCを誘発したところで「七星七縛符」を【早業】で放ち、敵UCを封印。
- 敵の行動や戦いの趨勢を【情報収集】して把握し、隙を突いて指定のユーベルコードを【早業】にて敵の発動より先の発動を試みる。(回復支援や敵の行動妨害等のユーベルコードも基本的にはこのタイミングで放つが、作戦や戦況に応じて交戦前に放つことも。)「黒揚羽の猛追」使用時には【義侠心】からの義憤や憎しみを内心に秘め、柔和な笑みのままで放つ。味方の死角に敵を発見すれば、【忍び足】で敵の死角に入り、黒揚羽の式神による【暗殺】を試みることも。
……というものが得手のようです。
戦闘がひと区切りつくか、味方の窮地には、味方をユーベルコードや【医術】で癒します。
泰花の性格・感情の傾向
基本的にはいつも誰にも敬語で接し、柔和な態度で振る舞います。来る者拒まず去るもの追わずという人付き合いをします。
また、「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」ことを信念のひとつとしているため、身分の貴賤や種族、出身地をを問わず、誰からでも積極的に学びを得ようとします。
その上で、新人の猟兵さんや復帰してきたばかりの猟兵さんに対しての支援もまた積極的に行います。例えば余剰WPを用いてアイテムやユーベルコードを贈ることもあれば、目的に応じた技能の活用方法の紹介をすることもあります。
※但しグリモア猟兵であるため、【プレイングの書き方指導】はしません。禁止事項ですので。
強い義憤や憎しみは、それを感じてもすべて柔和な笑みの下に隠してしまうほど、滅多に怒りを表面に出しません。
但し、「怒りを表面に出さない」だけで、怒りを覚えることが無い訳ではなく、むしろ想い人(片想いであれ両想いであれ)や門下生等の弟子、猟兵でない陰陽師たち、親しい猟兵仲間たち等に対する理不尽な仕打ち等に関しては怒りの沸点が低く、内心ではあっという間に烈火のごとく怒ります。その仕打ちをした相手が敵であれば(または敵と認定した場合は)、情け容赦なく心身ともに追い詰め、完全撃破に挑みます。
義憤や憎しみといった「怒り」は柔和な笑みの下に隠してしまうものの、その他の感情は割と素直に顔や態度に出してしまいます。
例えば、悲しければ泣きますし、照れれば頬を染めますし、興味深い事には好奇心旺盛に食いついて行きます。恋をしていれば、想い人に思いを馳せてうっとりぼんやりしてしまうこともあります。
この点は、先代であった父から今もよくたしなめられているようです。
但し、どんな理由にせよ、苦悩する姿はごく親しい猟兵仲間か、信頼する猟兵にしか見せません。あるいはひとりきりの時だけです。
歳若いとはいえ嫡流の家の当主という「一族を護り導く」立場という自覚があるので、迷い悩む姿を門下生のいる実家、公の場でむやみに見せることは許されないと考えているためです。
泰花の「恋」の傾向
泰花は生まれながらに土御門家の当主という重責を負う立場を定められている身ですので、本来であれば一般人のような自由恋愛は、ほぼ不可能な立場です。
ですが、そうは言っても泰花も年頃の女の子ですので、恋愛に対しては強い憧れを抱いています。
※ただ、箱入り娘として禁欲的に育てられたので、恋人同士になったとしても「成人向けRP」に繋がるような事はありません。……お相手が婚約(土御門家の当主の婿になる事)を受け入れ、その上で強く望まない限りは、ですが。
誰かを好きになってしまうことは本能的な側面もあるため、泰花は恋をする度に、「相手を自分が幸せにしたい。共に土御門家を守って欲しい。」と願う気持ちと、「土御門家を守るという重責を負わせたくない。相手が結果的に幸せになるなら自分のことなど構われなくていい。」という想いとの間で、まずは激しく葛藤する事が殆どです。
そしてそれでも想いがあふれて抑えきれなくなったら、その時ようやく、初めて行動に出ます。
その結果、例え恋が叶わなくとも、しばらく意気消沈した後は「かつて恋したお相手。いつか誰かの傍で幸せになってくれたらそれで良い。」という想い出にして、また前を向くことができる程度には強い女の子ではあります。しかも懲りずに次の恋愛をすることも。
※泰花の背後は既婚のクリスチャンであるため、泰花の恋愛に関しては【ほぼ完全にRP】です。背後の恋愛感情が挟まっていることはまず有り得無い(仮に背後の感情があったとして、せいぜいキャラクター様のイラストや設定が背後の好みと重なった程度です)ので、告白を受けるも否むもご自由にどうぞ。
※むしろ、キャラクター様として、または背後様として、ご迷惑なようであればご遠慮なくお知らせ下さい。以後、そのキャラクター様への恋愛RPは致しません。
泰花のイメージ曲
TW6ではキャラボイスを発注できるようになったため、イメージボイスについては割愛します。
(泰花の声はVTuber「電脳塵イチカ」様にご担当いただいております。)
イメージ曲については、場面ごとや心情ごとに何通りも思い浮かぶものがあります。
「花の影」by Lily's Blow
(アニメ「信長の忍び」より)
試聴→
https://youtu.be/TyWLO_OwQYA歌詞→
https://www.uta-net.com/song/234125/「雨ときどき晴れのち虹」By 風男塾
(アニメ「銀河へキックオフ!!」より)
試聴→
https://youtu.be/tTIYitDI254歌詞→
https://www.uta-net.com/song/130043/「Another colony」By True
(アニメ「転生したらスライムだった件」より)
試聴→
https://youtu.be/MzIbfQY41HQ歌詞→
https://www.uta-net.com/song/258409/「Million of Bravery」by ChouCho
(アプリ「拡散性ミリオンアーサー」より)
試聴→
https://youtu.be/QWfonK47qo8歌詞→
https://www.uta-net.com/song/127202/「蒼空に舞え、墨染の桜」by Silver Forest
(ゲーム「東方妖々夢」より)
試聴→
https://youtu.be/pR8AhWuBtkU歌詞→
https://w.atwiki.jp/sagararyou/pages/47.html「Good Night」by 佐々木李子
(アニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」より)
試聴→
https://youtu.be/92SIWFL7WBo歌詞→
https://www.uta-net.com/song/281868/「陰陽師」By 陰陽座
(アルバム「陰陽珠玉」より)
歌詞→
https://www.uta-net.com/song/34734/「徒桜」By 蓮花
(アニメ「信長の忍び」より)
試聴→
https://youtu.be/GvAIgr4ZFvg歌詞→
https://www.uta-net.com/movie/218462/「花のあとさき」By Mao
(アニメ「薄桜鬼-黎明録-」より)
試聴→
https://youtu.be/wdZh20NLwnY歌詞→
https://www.uta-net.com/song/133593/「茜空に願ふ」By Mao
(アニメ「薄桜鬼」より)
歌詞→
https://www.uta-net.com/song/102484/「Sorriso」By 志方あきこ
(ゲーム「花帰葬」より)
歌詞→
https://www.uta-net.com/song/75271/ 「everlasting」By fripSide
(アルバム「infinite synthesis」より)
試聴→
https://youtu.be/2UGlC85cQgo歌詞→
https://www.uta-net.com/song/105555/