アレの攻略本

作成日時: 2022/03/16 00:22:35
簡単な自己紹介

こんばんは!朝だろうが昼だろうがこんばんは!こんばんはと言え。
トライガンだよ!
職業元旅人、今フリーター。
旅先で出会った良い人達を無かったことにしたクロノヴェーダぜってぇ許さねぇぞ!
ムカツクからぶっ殺、ってな感じで復讐者、やってます。
基本的に音楽スキルと創作スキルと魔術スキルを活かして、
路上で演奏したり手作りの工芸品・薬・化粧品を売ったり、楽団のバイトや工房のヘルプで日銭を稼いでるよ!
基本野宿だけどね、今はお世話になってる所で賃貸借りてるよ!外のテントで寝るけど!

技能紹介!
音楽スキル:大体弾けるし大体歌える。曲も作れるし歌詞も書ける。自称神達からお墨付きさ!…冗談だよ。
創作スキル:採掘・彫刻や研磨、鋳造から鍛造、一般工芸品から異常アーティファクト作成まで何でもござれ。
魔術スキル:理論派かつ、ガッチガチに事前準備や実験して術式を組むタイプ。実験費用もアルバイトで工面。音や声、リズムや振動を術式に組み込み、高難易度だが万能性と汎用性に優れたモノさ。
オーラ?念力?アレ魔術と別モノでしょ。アレ自体は"術"じゃ無いし、アレを操る事を"術"と呼ぶべきで、アレ自体は何方かというと魂や本質等から対象に作用する現象だけを抜き出した力の塊が発現しそれを操り様々な事象を起こすと考察出来ゴホンゴホン。

戦闘時紹介!!
戦闘力:お手製の銃と念動力(オーラ)の扱いは中々の物さ!魔術は戦闘目的の物は多くは無いよ!うん…多分。簡易詠唱と本詠唱と■■詠ゴホンゴホン
近接はそこまで得意じゃないねぇ…ナイフや大きい鉈みたいなシミターはあるけど…本来の用途は魔術行使の触媒だし。
受け身とか柔軟性や俊敏性は自信あるよ!細身だけど案外力もあるんだよ?創作活動や楽器とかで筋力いるしね。
銃でガーン、アーティファクトでダーン、念力でバーン、魔術でドーン、■■で■■■。

武装紹介!!!


技紹介(未実装あり)!!!

続きは君の目で確かめてくれ!



~~~完~~~







[SS風過去話:読まなくても良い]



1

トライガン・ラヴクラフテラとは、仮の名である。
本名などは無い。
ただ在り方を示す為の符号を纏め、名前の様に整えただけ、肉の器。

かんたんなけいい

・進まない邪神達の信者増やし。ある邪神Nは提案します。
・自分達の代わりに、親しみ易く信用させ易い個体を、人間界に潜伏させて内側から侵そう…と。
・同町した邪神達が協力して、ある邪神Nの人間態の化身を母体として、今じゃパワーをアカゴに!。
・結果、様々な力の一端を秘めた赤子の化身が産まれます。
・気紛れな邪神達、暇な神話生物達。育児生活の始まり。
・純真無垢なまま人間っぽい事全て経験させ、自身を人間と刷り込ませます。
・神話生物の話を広め浸食する為に、自分達の経験をいい話っぽく伝えます。
・絶望に抗い勝利する英雄だけを教え伝え……人間って凄い!
・ボクもそんな英雄に会いたい!魂の輝きが見たい!おk、旅に出て自分のヒーロー様を探すわ!ついでに鍛えて貰った演奏力と歌で皆の良い話も広めるわ!
・なんかキャラ違うのに育ったけど、まぁ良いか。
・ 計 画 通 り ! ?

燃える三つ眼の混沌より産まれ、
人から生まれ人を殺すある病、
人が人を多く殺している道具。
知らずとも、それら如き在り方を望まれた故に…トライ(3)ガン(病名+武器+眼の音読みの3要素)。

人はこうなって、人はこう有るべきで、人とはこういう生物で、人とは様々な輝きを持った存在である。
と、数多の化物達からイメージと経験から教えられた、価値観や在り方で染まったこの人モドキ。
成程、言われたままに染まるとは。確かにタダの器らしい。


2

自覚しない神話生物としての荒々しい性と、刷り込まれた人間としての穏やかな性。
行動の矛盾と感情の不安定さ、しかして変わらぬ貌…顔。母体の血は争えぬというべきか。

東で、孤独の辛さで泣く人が居れば、音楽と共に道化を演じ涙を拭い。
西で、愛に溢れ笑う子供が居れば、幸せを守る為に体を張って加害を防ぎ。
南で、貧乏な子が居れば、楽器と吹き方を教えば怪しい奴めと大人に石を投げられ。
北で、孤独に死ぬ誰かが居れば、最後に寄り添い奏でて安らかに見送る。

東で、苦痛に呻く人が居れば、苦痛とはこんな物では無いと叩き落し。
西で、愛される事を当然と嘯く人が居れば、愛する誰かを目の前で灰に変え。
南で、何かの再来かと謂われると、ソレに応じた絶望を引き起こし。
北で、家族に見送られ死ぬ誰かが居れば、残る家族を悲劇を合わせると囁く。

人々を煽動し、人々を救済し、人々を破滅させ、人々を笑顔に。
全国折々を廻り、出会えし書物や物語。すなわち世界各地の英雄譚。
見出した英雄の最頻値。
悪を討つ為に立ち、苦難の果てに巨悪すらも打ち倒す。
ならばボクは……。

様々な者が居た。至らぬ者もいたし、障害を乗り越えてボクと対峙した者もいる。
事実、ボクを倒しかけた者も幾人か居た。結果倒した事になってた時も幾度かあった。
ボクを倒した者も数えれる程度で居た。良い。素晴らしい。

皆、その戦いの負傷が原因で死んだ。死ぬ直前に視界に入ってみた。皆、十人十色で面白い顔をしていた。
嗤…じゃなくて笑ってあげた。皆怖い顔して死んだ。

背中を押したら、行き着く所まで行き着いた者。祖国を救う為、愛する人を救う為に立ち上がった者が居た。

でもボクを殺す者、撃ち滅ぼすに至る者は誰もいなかった。
家族の皆ではなくボクの信者、悪に転げ落ちた人間未満もいたけど。見せしめには丁度良かった。

長く、長く、旅をした。
"人間"と認識出来る人間は結構いた。小さいけれど、確かな素晴らしい輝きを持った生物だった。良い。
この調子でいけば、より素晴らしい輝きと出会える筈。
いつかボクを打ち滅ぼす、星の如き輝かしい魂の人間に…!!
輝きを求める為の旅をする中、もう家族の話を広めるなんて忘れちゃってた。
ただ楽器を弾いて歌うのが楽しいだけだった。お金にもなったし。
ただそんな事はもうどうでもよくて、ボクはただ…ボクが認める英雄に逢いたいだけなのに。
そこからもまた長かった……

けど。

3

結局、ボクを撃ち滅ぼす者はいなかった。
あと一歩で…はいたけど、死ねばもう無意味だ。
ある程度は満足したけど、幾ら試行回数を増すも、もう一歩に行き着かないモヤモヤ。
いつの間にかイライラに変わり、胸の辺りを燃やしていた。

そろそろ一旦地元に帰ろうか、不貞腐れながらも路銀集めとして、賊からお小遣いを貰ってる最中。
3つ目の賊のアジトを潰した帰り道。
風の噂、とある場所にとある集団がいると聞く。
それは超人の如き力を持った者達の集団で、全国を点々と移動しているそう。
行く先々で悪を討ち、世直しの旅をする。正しく…正義の一行、心優しき聖女率いる勇者英雄の集いであると。
第一回、"人間"探しの旅の終着点を見つけた瞬間である。

……紆余曲折あり、件の一行に相対したボク。
その4人組は、異質な1人の少女を除き、戦えそうなのは3人の男達だけだった。

血塗れで倒れ伏すボク。息も絶え絶えな3人。
勇者相手にいい勝負出来て、最期にとても清々しく、気持ち良い瞬間だった。
十分愛せたしもう満足、さぁ止めを…と笑うボク。


オリ歌や自家製アーティファクトで戦う姿を見て、
物を作り出す事が出来る仲間が欲しかったと、
はみ出しモノ同士一緒に行こうと、
仲間の印である…一同に共通した桃色のアクセサリーを差し出す少女。
他の3人はお馴染みな光景らしく苦笑いしていた。
綺麗な髪だからと渡された、桃色の星と髪紐を身に付けた時。
ボクは死んで、僕が生まれた。

通例として、仲間には新しい名前を加えるそうで、4人が話し合っている中。
回復と時間潰しの為、演奏しつつ小声で歌っていた。
それを聞いた4人が、新しく出した要素を混ぜ合わせた名前。
ラブ(愛)をクラフト(創作)するテラー(語り手)/テラー(恐怖)
名だけだった僕に、苗字が付き…
トライガン・ラヴクラフテラになった。
初めて何かが満ち足りた瞬間だった。


[ERROR ERROR ERROR]

夢に見た英雄達に仲間と迎えられ、共に歩んだ日々。
山を越え海を渡り地に眠り空を駆けた。
人を救い、人知れず巨悪を打ち倒す義賊生活。
必要以上の悪い事はしなくなっていたし、それでも楽しかった。

皆、過去に悪の道に居たが少女に救われて正道を歩み始めたそう。
だけど、皆は噂に違えず素晴らしい勇者英雄だった。

偉ぶっているが善人が隠し切れて無い、誓いに生きる、銀色の龍血伯爵。
善人ぶっているが性格がクソの嘘つき、生きる意味を探す、金色の混獣神父。
全てに価値ありと嘯く無価値な破壊者、二度目の主を守ると掲げる、聖なる要塞機人。
終わらせる事しか出来ず、疎まれしモノ達と生きて歩む、桃色纏う傷だらけの死の聖女。

力ある数字を冠した13人の存在達(ナンバーズ)や、其々の因縁の宿敵達。
伯爵は「7」で神父は「6」で機人は「2」。
僕には空席の「3」の数字をくれるそうだ。
魔術行使中に三本の指を立てている事や、服の裾の本数とかで閃いたそう。
敵対者達にも数字持ちは居るそう。
様々な身の上話を聞いて、僕もこれまでを打ち明けていた。
笑っていた。馬鹿にした様で無く、同族意識からの様だった。

皆との冒険は永遠に続く、それを僕は歌に、彫刻に、絵に、詩にしていった。



ある時、僕は地元に残してきた道具の回収と、家族への近況報告の為に一度帰郷する。
機人もアップデートの為、地元に帰郷するそうだ。
見送る3人。
少し離れた所で、一気に移動速度を加速させる為、最後に手を振ろうと振り返る。
3人が周囲ごと謎の光に吞まれかけていた。

その光は僕の本能を刺激し、無慈悲で非情な何某の行いと理解…来た道を高速で駆け戻る、が。
伸ばした手は空を切る。
光は周囲ごと全てを消し去っていた。
……遠く離れていても、感じていた家族の繋がりすら断ち切られ…否、消失した。
記憶からも、今までの旅路で感じてきた、芸術の如き輝き達が薄れていくのを感じた。
そして、素晴らしき仲間達の事も薄れ……。

そして僕すらも吞み込んだ光の中。
消える意識の中、怒りに塗り潰された魂と狂気の叫び声が共鳴した時。
僕は[新宿島]と呼ばれる海岸で目覚め、復讐の力が目醒めていた。
僕とボクの思いは一つ。

…仲間達だけではなく、これまで歩んだ全てを取り戻す事。




鋭意作成中