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第六猟兵「黄泉川・宿儺(f29475)」についての補足設定など
作成日時: 2023/11/23 21:52:46
■基本データ
名前:黄泉川・宿儺
種族:怪奇人間
性別:女性
身長:156.3cm
体重:乙女の秘密でござる
誕生日:6月6日(ふたご座♊)
※誕生花:アヤメ(花言葉:よい便り・メッセージ・希望)
※誕生石:ムーンストーン(石言葉:悪魔祓い)
血液型:不明
好きな物:鍛錬・人と話すこと・人助け
苦手な物:こんぴゅーたー
得意料理:カレー・豚汁(料理の腕自体は下の上)
好きな異性のタイプ:人間味のある人・真面目で誠実な人
嫌いな異性のタイプ:人間味のない人(過去の自分含む)
好きな色:青・黄色
嫌いな色:灰色
出身:サクラミラージュ
■概要
その身に666の怪異を宿したゴッドハンド×力持ちの猟兵。
影朧救済機関「帝都桜學府」に學徒兵として所属していた時期があり、
安らぎ亭の高天原・光明(f29734)とは先輩・後輩の関係にあたる。
現在は安らぎ亭に居候をしつつ、猟兵としての稼ぎを生活費として納めるなど
人間としての生活を謳歌している。
■人物
情に厚く、困っている人を見捨てられない質。良くも悪くも真っすぐで努力家。
意外と抜けているところがあり、わりかし人に騙されやすい。
実は異性にあまり興味がないため、他人の恋愛事情に疎い。自分の命の価値を軽く見ているふしがあり、
自分の犠牲で他人が救われるなら真っ先にその選択をする危うさがある。
たくさんの人を助け、誰かのために尽くすことで、充実感を覚えている。
この性格は牢獄内で出会ったある人物をエミュレートした結果形成されたものであり、
それ以前の黄泉川・宿儺はもっと無感情で、まるで人形のような人間であったらしい。
■外見
白の肌に黒髪のストレートヘアで紅の瞳。女性にしては筋肉質な身体つきをしている。
ボロボロの学ランを身に纏い、頭には古ぼけた学生帽を被っている。
顔や手足のいたるところに包帯を巻いており、その隙間からは黒い痣が幾つも見え隠れしている。
この痣は時折位置や形を変えているらしい。
身体に「666の怪異」を宿しており、10代のうちに死ぬとされている。
■能力
基本的に666の怪異により常人より強化された膂力を用いた徒手空拳がメイン。
666の怪異の浸食を強め、さらに肉体を強化したり、
長年の鍛錬により習得した武技を駆使することが多い。
666の怪異の浸食を強めることで、666の怪異と肉体を置換することができる。
それにより、666の怪異の持つ特異な能力が使えるようになる。
666の怪異由来の呪詛能力と、退魔師の母由来の破魔の力を用いて戦うことも。
将来的には陰陽術を応用した術なんかも使えるようになるかもしれない。
■出自
父によってその身に「666の怪異」を憑依させられ、
優秀な陰陽師の家系であった母(冤罪により投獄)の胎を突き破って生まれてくる。
幼少期、冷たい監獄内で父の手により繰り返された人体実験により、666の怪異の制御方法をある程度掴んだもの
その過酷さから人としての感情の大半を失い、死んだように生きるだけのモノと化していた。
そんな彼女に、よく声をかけてくる奇妙な隣人がいた。
「彼」の一人称は「小生」、二人称は「~殿」、語尾は「~でござる」と、一風変わった喋り方をする男であった。
彼が何故この監獄に収監されていたのかは不明だが、
見ず知らずの誰かを助けるために、命を懸けて必死に足掻く、お人好しの大馬鹿野郎であった。
彼とは顔を合わせるたびに毎回話していた。変な男だな、と宿儺は感じていた。
そんなある日、監獄内に複数のオブリビオンが侵入し、囚人を大量虐殺した(侵入経路や、発生要因は不明)。
当然、宿儺も複数のオブリビオンに襲撃されることになり、無抵抗にその命を散らそうとしていた
(このころの宿儺は自分から「生きようとする」気力が非常に薄く、自棄的であった)。
そんな宿儺を助けるため、このお人好しの大馬鹿野郎は、命を懸けてオブリビオンに立ち向かった。
結果は惨敗。ただの一匹のオブリビオンに傷を負わせることなく、彼は死んだ。
明らかに勝てるはずのない敵であった。それでも彼は立ち向かった。
そんな彼に、宿儺は初めて疑問を呈した。
「どうせ死ぬとわかっているのに、何でそんな無駄なことをしたの?」 と。
それに対し、彼はこう答えたのち、息絶えた。
「ビクビク震えて泣いてる子を放っておけなかったんでござるよ」
その言葉は、宿儺にとって意味不明で、理解し難いものであった。
だから生きようと思った。とりあえず、そこのオブリビオンを殲滅して、この監獄を出ようと思った。
最期の彼の言動を理解すべく、彼女は彼の言動・行動を真似てみた。
最初の頃はうまく表情を作れずに苦労した。数年後には、彼のように笑えるようになった。
そのうち、自分には感情がないのだと気づいた。だから、人の感情を理解しようと思った。
そうしないと、人間味豊かで、個性的な口調の彼の言ったことを、理解できないと思ったから。
さらに数年の時が経過した。
行く先々でオブリビオンを狩っていたら、自分はいつの間にか「猟兵」というものになっていたらしい。
その関係で「帝都桜學府」というところに籍を置いていたこともあった。あまり長くは保たなかったけど。
そして、前より人と接する機会も増えた。笑顔を顔に張り付けることなく、笑えるようになった。
人のために何かができることを「嬉しい」と感じるようになった。
人を無残に殺すオブリビオンに「怒り」を覚えるようになった。
自分の目の前で人を救えなかったことを「悔しく」て、「悲しい」と思うようになった。
他人と協力して、何かを成し遂げることが「楽しく」なった。
そのうち、彼が最後に言ったことが、なんとなく理解できるようになってきた頃、
彼女は自分の人生を「よいもの」にしたいと考えるようになった。
彼女は現在、自分の人生を「よいもの」にするべく、猟兵として、日々精進している。
■真の姿
手足が四本ずつの計八本の手足に頭の前後両面に顔を持つという「両面宿儺」の姿に変貌する。
包帯が全て解け、体中の痣が露出している他、白かった肌も紫色に変色している。
この姿だと666の怪異の浸食が強まっているのか、普段より興奮が高まり、やや好戦的になっている。
この時、額にある「第三の眼」が開眼し、全ての能力が飛躍的に向上する。
■666の怪異について
黄泉川・宿儺の身体に潜む正体不明のモノ。
彼女の身体を蝕む一方で、その副作用として、彼女に常人以上の膂力を与えている。
この膂力はある程度制御が可能だが、彼女が感情を強く昂らせた途端、制御が出来なくなる厄介な代物。
発火能力など、複数の特異能力を所持している模様だが、詳細は不明。
■家族関係について
・母:
代々退魔の血と技術を受け継ぐ陰陽師の家系だった人。一族随一の天才陰陽師であったが、冤罪により投獄。父の実験体にされる。故人。
・父:
おそらく幻朧戦線関係者。母に無実の罪を被せ、投獄した。黄泉川・宿儺に666の怪異を憑依させた張本人。生死不明。
・黄泉川・宿禰(f29564):
双子の兄。黄泉川・宿儺の兄として生まれる筈だった水子の魂が、幻朧戦線関係者の父の手によって「666の怪異」に取り込まれ、悪霊化した存在。宿儺と同じ顔をしている。
内なる自分との対話、黄泉川・宿禰との邂逅等の出来事を経て、現在は女型ミレナリィドールに御霊を封印されている。
妹の中に潜む「666の怪異」の力の一部を持っており、非常に強力な呪詛を扱うことができる 。自分を悪霊に変えた父に復讐すべく、各地を放浪している。
黄泉川・宿儺出生時に母から陰陽術と退魔の力を受け継ぎ、「妹を守る」ことを誓った。
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2023/11/23 21:52:46
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2023/11/23 21:52:46
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