カフィル・エデラウトについて

作成日時: 2022/06/12 15:15:15
■名前
カフィル・エデラウト
(由来:君子蘭のKaffir、ドイツ語で高貴のedelより)
■種族
貴種ヴァンパイア
■ジョブ
ナイトメア適合者×魔弾術士
■19歳 女の子(実年齢は190歳。まだまだ若い方だとか)
■性格とか
普段は強気。一見すると、貴種ヴァンパイアであること以外ごく一般的。執事には信頼しつつ、一緒にいると安心感があったりする。

本当はとても臆病。でも臆病だと、周りから非難され一族の恥だと言われる。でもいつも死の恐怖が付きまとって離れない。

精神的に不安定になってくると、想像の中の"オトモダチ"と会話をし始めるとか。

■UDCアース出身であり、貴種ヴァンパイアと言えど、一族の遠い遠い遠ーーーい血縁。

■種族特有の美貌以外の取り柄は、一族より並外れた魔力。その血を飲めばあらゆる力を高めることがある。
それ故に、幼い頃から死ぬ間際まで同族に吸血されたり、血を抜かれ、一族の繁栄道具として虐げられていた事がある。
不老不死になる、という噂もあったが、これはほぼ眉唾物。他種族が飲めば、適合すれば従属種となり半永久的に生きられるし、同族は力を得るだけなのだから。

なお、適合しなければ。待つのは死、のみ。


■好き:ティータイム、執事
■嫌い:血縁の一族

■過去
幼い頃に、両親は自らの魔力の暴走に巻き込まれて死亡する。その後後ろ盾もなく、ある人物と出会えるまで、道具として扱われる日々を耐えながら生きていた。



貴種ヴァンパイアは、自らの血を分け与え、『吸血儀式』を行うことで従属種ヴァンパイアを生み出すことが出来る。
死の淵から脱することができるし、人より遥かに長命になる。その代わり……主には逆らえなくなる。一生、気が遠くなるほどの時間を共に過ごすことになるのだ。

UDC。簡単に言えば化け物。弱肉強食なのだから、わたしは自分の身を守るだけと、そう思っていたけれど。

右手を失い、もうすぐ死にゆく命。
だんだんと身体が冷たくなっていく1人の男性。
……あぁ、この感覚はよく知っている。覚えていないけれど。

「……選びなさい。貴種ヴァンパイアの元、従属種として生き永らえ、生涯をわたしに捧げるか」
「それとも、このまま生を終えるか」

選んだ男は、わたしの血を飲み、吸血儀式を行った。


「ふん。こんな雑魚、あなたがいれば十分ね」
「わたしはもう子供じゃないの。その所、分かりなさい」
「ちょっと!? どういうこと!? 死ぬ気なの!?!?」
(杖でごんごんごんごん←)

「わたしの血を、あなたに分けてあげる。あなたは生きられるけれど、血を欲することになる。生きる代わり、わたしを守って。わたしを助けて。あなたがわたしの執事になるのよ」
「心ゆくまで、飲みなさい。そうすれば、生きられるから」

🩸
「あはっ☆ みーんなやっつけちゃうよー♪」
「だいじょーぶ! あたしが全部引き受けちゃう♪」
「あたし? あたしはカフィルだよ? にこーっ☆」

‪💧‬
「ぐすっ……怖いよ……ねぇ……」
「ねぇ……どうしよ……」


■屋敷について
UDCアース 日本、人里から程よく離れた地域に、使われていない屋敷があった。
所有者になったカフィルは、執事と共にここで現在5年ほど暮らしている。

また、この屋敷には、幽霊と化した元使用人達がわんさか湧いていた。曰く、主を待ち続けて数百年あまり。地縛霊になってしまってから、人を待ち続けるも一向に人気はないし、人が来ても逃げられるしで奉公したくても出来ない。
最初こそ驚き半分恐怖半分だったものの、数時間結界に閉じ込めて話し合った結果、カフィルを主として再び仕えることに。

庭や屋敷の掃除等の出来る事はやらせておき、身の回りの世話等は執事に任せている。