UDC組織のアドナ・セファルワイドの報告書

作成日時: 2021/07/29 17:08:48
UDC-f33942-jaeger
UDC-class jaeger

本名 アドナ・メレク・ベル・セファルワイド
UDC最重要機密部門異界部門十七課が確認したブルーアルカディア出身の猟兵です。
過去浮遊大陸の寿命により帝国から自治州へと支配体制を変えた『セファルワイド帝国』の創立者にして皇祖たる女性。
実年齢は■世紀に及びますが、外見年齢は非常に幼いものであり、大体して美しい容姿と称されています。

過去
元はセファルワイド帝国の母体となる神聖■■王国――UDC-f33942-jaegerの供述やブルーアルカディアの他の国家由来の複数の資料からも権力層が腐敗していた国家であるのは確実であり、福祉厚生において特に深刻な機能不全が起こってたと推測されています
UDC-f33942-jaegerはそんな王国において治外法権圏となっていた貧民街に捨てられた孤児であると供述しており、過去の資料から見てもその可能性はほぼ確実と言えるでしょう。
UDC-f33942-jaegerは自身の置かれた境遇に非常に強い不満を抱えてると同時に自らの強い自尊心から「自らにこのような仕打ちを行うこの国を誅罰しなければならない」という思想を確立。
僅か7歳にして自らの『勅命型ユーベルコード』と称する他者強化・召喚に特化したユーベルコードを用いて貧民街を平定。
次に身分を偽装して王国の少年兵へと自ら徴兵され、王国の軍部へと潜入します。
この少年兵時代にUDC-f33942-jaegerは幼い子供を前線に送り込み、自身は安全な基地で享楽に勤しむ軍の高官の姿をみて社会改革への意欲を高めると同時、そのような基地司令部を同じく唾棄して自ら前線に立つ少年兵教育官を始めとした『無条件に社会的弱者を守る大人』という概念に触れ、後の帝国の治世の大きな影響を与えたのは間違いないでしょう。
元々優れたユーベルコードを有しているUDC-f33942-jaegerは少年兵の中でリーダー格となっていき、13歳の頃には大尉の階級に任じられていました。
この頃からUDC-f33942-jaegerは軍事方面からの王国の掌握を貧民街や少年兵、腐敗していない軍の上官を介して実行して行きます。
また、14歳の頃に秘境偵察に訪れた際に兼ねてから計画していた秘儀の成功をおさめ、不老不死を獲得しています。
18歳になる頃には軍部の完全掌握を治めており、そこから更に王国の社会制度の改革に着手すると並列して腐敗した権力層の一掃を企みます。
20歳には王国の政財界に内部抗争を仕掛ける事による争いを平定する事で権力上層部を徐々に排除していき、簒奪した財力や権力を社会改革の基盤に回して王国の民衆への人心掌握を進めて行きます。
24歳の頃、UDC-f33942-jaegerの内部画策に気が付いた王太子と宰相、尚書数名による告発が行われるも、既に王国内部と民衆への人心掌握を完遂させていたUDC-f33942-jaegerにとっては何ら痛痒を齎す者でもなく、逆に告発し返す事で旧権力層を失墜に成功。
後に排斥された旧権力層の内乱が起こるも、これを民間と自らの勢力に何ら犠牲を出すことなく鎮圧。
それと同時に生き残った王族から帝位を簒奪。
自らの名乗っていた姓であるセファルワイドの名を冠した『セファルワイド帝国』を成立する。

能力
傲岸不遜ながら社会福祉に配慮した名君として知られ、自治州へと移行した今でも当時の帝国国民の子孫がその玉体を拝しに来るほどのカリスマ性を持つ。
戦闘能力は他者強化や支援に特化した勅命型ユーベルコードを使用し、敵を排撃する事を得意としている。
猟兵化する以前でも優れた戦闘能力を有していたが猟兵化した際にその勅命型ユーベルコードが強化され、召喚者・指揮官としての力に長けた猟兵となる。

性格
傲岸不遜で自尊心の高い性格。
また、性に奔放の様で帝国皇帝となる以前から男女問わず後宮を築き、時間と体力がある時は『交わっていた』との事。
一方貧民街の孤児であった反動か最高権力者として味わえる贅を尽くす事を厭わないものの、それは最高権力者として手に入る領分を決して超えないものであり、あくまで莫大な資産を社会福祉など社会的弱者の救済に捧げる等高潔な名君であることは間違いない。
前述の後宮も生活が貧窮している家庭から寵愛する者を排出する事によってその家庭への支援金を出すなどの意図が在っての模様。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2021/07/29 17:08:16
最終更新日時:
2021/07/29 17:08:48
記述種類:
標準

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2021/07/29 17:08:48
2021/07/29 17:08:16 差分