【概要】
陸軍第一特殊連隊第二大隊第四中隊アマノ小隊所属、一等兵メリッサ・ファルマシー。
軍内ではファルマシー一等と呼ばれることが多いらしい。文面で書くと分かりづらいため文のみメリッサ表記も多い。
衛生兵ではあるが、所謂屯田兵に近い活動をしており、戦いのない日は専ら土いじりが仕事である。
【所属について】
第一特殊連隊とは、特殊な業務や動きを行う隊の寄せ集めの連隊であり、囮役や屯田兵もここに入る。
特殊連隊は第一とついているものの、一つしかないため略しても大丈夫。
第四中隊が屯田兵的役割の部隊であり、アマノ小隊は衛生兵の集まりである。
【性格】
感情の起伏が激しく、表情豊か。いつもは軽くオドオドしているが、割と度胸がある。あと挑発にはすぐ乗る。
ガチの猛獣や殺意に弱く、足が竦むことも。
あまり軍に忠誠心はなく、今他の国に行くよりマシだから所属しているだけなので割と愚痴多め。
【過去】
獣人戦線を彷徨い歩く遊牧民の群れの生まれ。
遊牧民といいしな、やってる事は焼畑農業に近い。
移動する農民の羊の群れであり、戦火をのがれ2〜3年ほど農村や山奥でひっそりと暮らしていた。
移動する理由は戦火に巻き込まれないため。
そこで作った作物を売ったり、自身の羊毛を売ったりして生計を立てていた。羊だし。
しかし、争いも熾烈になってきており、とうとうメリッサが15の時に群れは解散。現在の国に受け入れてもらう事になった。
その際、国土も狭く、余所者ということで仕事が見つからなかった為に仕方なく従軍を選択し、今に至る。
【好き嫌い】
好きな食べ物はマカロン、甘い物。
嫌いな食べ物は脂っこい物（揚げ物とか）
都会っぽいお洒落な物に憧れを持っている。
服関係にこだわり少なめ。
趣味は編み物。
【小ネタ】
シナリオに出てくる羊の村はほぼほぼメリッサさんの関係者がいる。
耳にタグをつけているが、アレには名前とか色々と書いてある。軍でできる精一杯のお洒落。
名字の通り前職は農民兼薬師。薬草などに詳しい。
その技術が買われ現在も衛生兵として活動している。
【同背後の関わり】
・孤繰宇迦（少佐）
別中隊の隊長のため、直接的な上司ではないが、第三階梯の体に合わせた訓練をするために教育係だった。（なんか近くの隊に第三階梯が一人もいなかった為）
容赦のない指導にビビりまくりだった為、怖い上司のイメージしかない。
教育からしばらく経ったが、色々あって近寄りにくい人のため、少佐の用事でメッセンジャーを押し付けられたりして、何かと交流がある。
・五十嵐ソフィア
少佐経由で知り合った。
マジで怖いやつだと思っている。
少佐が強いやつだぞ、こいつは。とソフィアにメリッサを紹介したためことあるごとに、戦えだと首狩り合戦だのいわれてい怖い。
怖い。

（此処から先はこだわりや、設定のメモになります）
【羊としての品種】
アイスランディックシープという、イギリスの羊。
ただし、メリッサの生まれはフランスあたり。
現実のアイスランディックシープは9世紀辺りでヴァイキングにより持ち込まれ、姿を変えていない現代でも稀な古代種であり、輸出や交配なんかはイギリスの法律で厳しく定められています。
因みに主に食用羊毛用を兼ねている品種、ですが主に食用として利用されています。
一対のアモン角を持っていますが、家畜化された影響で持っていない個体も存在します。
【メリッサの群れの歴史】
徹底管理されていたのは現実と変わらず。しかしそんな生活を嫌がったメリッサの祖先達数十人がイギリスから逃げ出し、色んな所を転々としていたのが始まりらしい。
昔は追手から逃げるためだったが、今はもう追手も居ないし、戦火から逃げる為に変わっていった。
今はもう血が混ざっている……と思いきや、実は混ざったのはほんの一部であり、基本群れの中で伴侶を見つけていた為にほぼ純血種としての体裁を保っている。
因みに多分今でもイギリス国内には上質なウールの為の羊が飼われている……かもしれない。
逃げ出せたヒツジはほんの僅かなのだ。
【その他こだわり】
誕生花はセンニチコウ、花言葉は「不朽」。
階梯三なのはただの趣味嗜好。
実は少佐と入隊年齢が同じな為、わりときに掛けられている