メリー・ブラックマンデー(f27975)

作成日時: 2021/05/29 20:42:05

メリー・ブラックマンデーについて

嘗て地球…UDCアースにて、尾を噛む蛇として崇められた、時を司る竜。
しかし時代は流れ現代。文明の発達と共に、人にとって限られたものであるはずの時間を無為に過ごす人間が増えた。
朝も昼も夜も人々は忙しなく動いているが、一瞬一秒の意義や大切さを殊更に意識する人間は減っていった。
即ち、神の力の源である、時間に対する信仰は喪われてしまったのだった。
神力は殆ど失われ、地球からカクリヨへと追いやられたが、世界と人々に迫る脅威を見過ごす訳にはいかない。
そこで時の竜神は、現代社会でも問題なく信仰を集め活動可能な分霊を作りだした。
毎週必ずやって来ては、人に時間と現実を半ば強制的に意識させる時間…
"月曜日"の概念を引っ提げた竜神、メリー・ブラックマンデーの誕生である。

神らしく態度がでかい。体は小さい。
正義感が強くお節介焼きだが、物の捉え方がマクロというか大雑把なため個の都合に関しては無視しがち。
恐れられることで時間の存在が意識され信仰になる仕組みだが、精神的にはまだまだ半熟。
奔放高飛車と見せかけて根っこの部分は生真面目委員長気質。
うんざりしたり嫌そうな顔をする人の顔を見ていじけたり強がったりしながら、今日も彼女は時と人々を守っている。

月曜日は暗く憂鬱な終わりの時かもしれないが、いつか訪れる未来でもある。
今週も、来週も。世界に生きるヒトの元に訪れられることを、彼女は願っている。
基本情報
更新履歴
情報
作成日時:
2020/11/08 14:57:30
最終更新日時:
2021/05/29 20:42:05
記述種類:
標準

更新履歴
2021/05/29 20:42:05
2020/11/08 14:57:30 差分