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珠沙・焦香
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珠沙・焦香 人狼の咎人殺し × 妖剣士 ●生まれ 呪われた血筋、珠沙家の当代長女。飼い狼をみだりに迫害した罪を重ね、生涯狼霊を背負う運命にある。一族のうち何人かはより強く狼に執着され、人狼病の一種のような症状が出る。ダークセイヴァーに幼い頃突然転移でやって来ており、ショックから本人は生まれを忘れている。以降は貧民街で、住み家を転々としながら過ごす。 ●姓名 本名。「焦香」は家に憑く犬霊・狼霊を避けるための忌み名である。生家の全てを忘れたが、名前だけは覚えている。 ●体質 珠沙家は特別な血を持ち、狼霊とその呪いを血に憑けている。焦香は一族の中でも特に色濃く呪いの形質が現れたため、狼だけでなくあらゆる呪詛を引き寄せ、また喰らって血に受け入れる才覚がある。そうして溜め込んだ呪詛は基本的に操作出来ず、本人が行えるのは呪いの塊と化した血を相手の体内に物理的に叩き込むぐらいである。例外として、釈似への想いによって呪詛を変質させ、単に纏ったり放射するといったごく単純な運用をすることは可能。苦怨煙捨は主と会えない「愁い」、忿怒熾伽羅は置いていかれた「怒り」、矜羯羅は剣術への「憧憬」である。人狼としての俊敏な身のこなし、持久力と瞬発力を合わせ持った健脚も体質の一種。 ●人格 呪いを溜め込む「器」として生まれたため、本来の気質は非常に無気力、無関心、従順である。ただ、求められればそれなりに弟妹の面倒も見ていた模様。現在の人格はほとんど釈似の役に立ち、円滑に会話するために書物からの学習を繰り返して整えられたもの。食事にも本来興味は薄く、釈似を喜ばせるために簡便な「自分の好きなもの」を設定したに過ぎない。だが、本人はそれに気付いていない。 薄加を拒むのは、家族へのトラウマと主以外の個人を特別に扱うことへの抵抗から。知り合いを友人とは考えておらず、性別も特に気にしない。知的生物との関係性は主、味方、敵、どうでもいい、のいずれかとしてしか認識できない。主以外の全ては信用できていない。 盲信的ではあるが、主を試したり疑問を呈すようなことを言ってもさして腹を立てることはない。主自身が他人からの評価を気にせず、隠遁気味に生きていた人間だったため。 ●戦闘 奇襲を仕掛けるか、相手が疲弊するまで追い続けて近接戦闘に持ち込むのが基本。力押しよりも速度で翻弄して連撃を叩き込み、防御は受けるよりも躱す、受け流すことを得意とする。呪詛も基本的には近接戦闘における自己強化としてしか使わないので、総じてタイマン上等の前衛と言える。弱点は集団戦と遠距離爆撃・狙撃。それぞれの対応UCとして居合・一衝と苦怨煙捨を所持するが、雑魚以外だと怯ませてから自分の脚で逃げに徹するのが主。
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